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平和記念式典・少年少女の言葉に涙 8月6日

解散か否か、朝・昼・夜と今日1日でも予想が動く。8時15分黙祷のとき、小泉総理は、心から不戦を誓い、真っ白な気持ちで原爆の犠牲になった方々へ、哀悼の祈りを捧げることができたのだろうか。このまま、周囲を顧みず解散してしまう小泉さんなら、黙祷も単なるポーズに違いない。小泉総理が、他への思いやりや配慮に満ちた人格であるか否か、明後日には判明する。

昨年の印象も冷めやらぬ今日、平和記念式典では、小学生の男女二人が、平和への誓いを堂々と世界に向かって発信した。澄みきった、若い力に満ちあふれた少年少女の声が、多くの人々の琴線に触れたとき、「この世も、まだまだ捨てたもんじゃないなあ」と、私もつくづく思う者の1人だった。少年少女の「誓いの言葉」には、いつも涙が止まらない。本当に素晴らしい。広島や長崎の子どもたちは、後世に原爆の悲惨さを伝えるという大きな使命をしょって、雑念に惑わされることなく、強くたくましく生きていくのだ。

「相手を知り、違いを理解し、人の心を膨らませよう」、11歳と12歳の少年少女が、まっすぐに前を向いて堂々と発したこの言葉に、様々に絡み歪んだ社会の糸をほぐす、唯一無二の答えがあるのだと私は思う。小泉総理は、2人の生の声を、間近で聴いていたはずだ。一年に一度、焼け焦がれる太陽のもと、必ずやって来る「8月6日」は、迷える人々の心を、まっさらにほぐしてくれる、重いけれどとても優しい1日なのだ。

権力を振りかざし周囲を無視する小泉総理の究極の姿が、明後日の「解散」だ。そんな暴挙を、子どもたちにさらしても良いのか?権力を握る人間が、権力をかさに着て、裾野に広がる人々を自由気ままに操っても良いのか?総理大臣たる者は、次世代を担う子どもたちにとって、誰よりも優れた見本となるべき人物でなければならないはずだと、あらためて思う今日「8月6日」だった。


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解散間近 8月5日

明日は8月6日。原爆記念日です。8時15分、すべての皆様がどこに居らっしゃろうとも、是非とも、黙祷を捧げて下さい。人類史上唯一の被爆者「広島・長崎」の犠牲になった方々へ、戦争を知らない私たちも含めてすべての人が哀悼の念をあらわすことで、世界は平和への一歩を前進させることができるのだと思います。自分自身が、「被爆」という想像を絶する苦しみを味わうことがなくて良かったと、すなおに感謝することも必要です。無防備にいたいけない笑顔を浮かべる小さな子どもたちの未来を保障するためにも、私たち1人1人が、人格を持った人間としての責任を果たすことを自身に誓う日だと、私は8月6日をとらえています。

さて、永田町・・・

自民党の自爆というよりも、小泉総理の単独テロ。いよいよ、「解散の勢い」の小泉総理。ここまで来ると、史上最悪、日本国民として、心底、恥ずべき総理大臣が「小泉純一郎」ということになる。完全に、裸の王様だ。何がなんでも解散を強行しようとする小泉さんに、ついていく人は皆無。 中曽根弘文参議院議員が、今日、自身の談話を発表し、郵政民営化法案への「反対」を表明した。人として、また国会議員として、非常に尊敬できる内容だ。短い文章なのでここに記す。是非、一読を。

 『中曽根弘文参議院亀井派会長の談話』

私は現下の参議院の状況を見て、我が国の議会制民主主義は危機に直面していると考える。解散・総選挙をちらつかせ、真の議論を封殺することは、「再考の府」とも言われる参議院の自由な審議権や独自性を無視し、侵害するものであり、二院制を形骸化(けいがいか)させ、議会制民主主義を崩壊に導くものである。郵政法案の中身の良し悪しから離れた理由をもって結論を出させられるようでは、立法府は行政府の単なる追認機関となってしまう。 こうした議会制民主主義の危機的状況に臨んで、今こそ参議院議員一人ひとりが良識と自らの信念に従って判断し行動すべきであると考える。

私たち国民にも、実は責任があると思うが、とても残念なことに、小泉総理はこうした良識者の意見に、まったくもって耳を傾けない。傾けないどころか、意見されればされるほど、「天邪鬼」根性丸出しだ。最悪・・・。でも、就任当初、蝶よ花よで、さんざん小泉さんをもてはやしたのは、私たち国民なのだ。坊ちゃん政治家のめがねを益々曇らせた責任は、私たちにもある。

翻って、民主党にとっては、小泉総理の策略通り解散すれば、棚からぼた餅状態。時代が一歩前に進むと思えば、国民にとっても「利」とすべき?所詮は、自民党なんて、こんなもんだったという結論??でも、それもなんだか寂しい気がする・・・。だって、政策よりも政局を重要視する永田町なんて、あり???

中曽根弘文氏の言うとおりで、このまま小泉総理が独りで突っ走れば、それは金正日以上の独裁者ということだ。犯罪・・・。こんな人が、数十年も、国民の税金で一族の生計を立ててきたのかと思うと、ぞっとしない?小泉総理の首だけ取る方法はないのだろうか。小泉氏は、息子で俳優の小泉孝太郎氏を後継として考えているいようだが、孝太郎氏の可否にかかわらず、ここまで横暴な小泉氏のDNAを、今更、誰も望まないはずだ。

解散は、民主党にとっては有難い話。でも、こんな状況での解散となると、自力というより他力本願。真っ正直に考えると、実は、民主党にとっても恥ずかしい話なのだ。結局、誰も「徳」を上げないこのドタバタ劇は、国民の恥以外の何ものでもない。

 

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