民主党政権樹立・間近 8月8日

最後の最後、私には意外だったが、小泉総理は思いつめていた。当然、反対派の急先鋒、亀井氏の顔も、それ以上に真剣そのものだ。ここまできて、初めて感じたことだが、小泉氏は、本当に真剣に、郵政民営化が改革の本丸だと思い込んでいるのだ。

まさか、下野することが高い確率でありながら、「解散」を宣言できる余裕が小泉氏にあるなんて、私は正直思っていなかった。しかし、小泉総理の眼差しは、よくよく見ると真剣そのもの。いかにそれが的外れであっても、確信者には、それなりの迫力がある。

公認も投げ打って、自民党でありながら反対した亀井派をはじめ反対派の議員を、私は評価する。法案そのものは、どう考えても賛成すべき内容ではなかったからだ。亀井氏の人間味を、よく理解できたし、政策にとことん固執して、公認を投げ打ってまで反対を押し通した亀井氏の政治家魂にも感服した。しかし、今の世の中に政権交代は必要であって、私は当然、民主党候補者を支持する。

それにしても、突然の解散は、多くの庶民を翻弄する。様々な私情を二の次に、選挙に没頭しなければならない人間は大勢いる。小泉総理のわがまま解散は、本当に罪だ。でも、小泉総理の思いつめた眼差しを思い返すと、実は、なかなか際どい選挙になる。民主党もそう簡単には、「棚からぼた餅」というわけにはいかない可能性がある。多くの犠牲を払う選挙なのだから、国民にとって最善の結果を生むべきであることに違いはない。

それはやっぱり、民主党の「完勝」だ。いける!やれる!!目指せ、単独過半数!!!ガンバレ民主党!!!!


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