「平和とくらしを守るいわき革新懇話会」(いわき革新懇)の第27回(2010年度)総会がありました。
昨年度の活動経過・会計報告、今年度方針・予算、役員、「普天間基地の無条件撤去を求める決議」を承認しました。
役員のうち世話人は6人の個人と11団体代表で、私は引き続き個人世話人です。
総会後は、『異評 司馬遼太郎』の著書がある岩倉博さんによる記念講演。
テーマは「『坂の上の雲』の“落とし物”―その歴史観を問う」。
司馬さんは、小説を書かなくなってからは紀行文や随筆を書き綴っていたようですが、その晩年まで、日本が隣国を植民地としていた時代の実績を評価し、歴史科学への憎悪を継続させていた事実など、文学的素養のない私も興味深く聞くことができました。
「歴史認識は政治意識の基礎になる」というのは真理だと思うので、とりわけ日本の近現代史を客観的に学ぶことは、日本の将来のあり方におおいにかかわります。
わが家の桜はまもなく開花を迎える模様。
ガサガサッ、と音がしたので何かと思ったら、カナチョロが枯葉の上で隠れたつもり(?)のよう。