あつしが行く!!

日本共産党前福島県議会議員・長谷部あつしが日々の活動を綴ります。

マンサク/出前講座/まちづくりの本質/ドクトル30

2008年03月21日 | 日々の活動



通所リハビリの職員が、マンサクの花を生け花にしていました。

墓参りに行った際に、近くに咲いていたそうです。私は自覚的には初めて見る花です。



医療生協としては、今年度最後の市役所出前講座をしました。

きょうのテーマは「福祉のまちづくり」。高齢者や障がい者に配慮したやさしいまちづくりの話でたいへんよかったのですが、80歳を超えたかたが「いまはまだ自分で自転車をこいであちこち行けるけども、足腰が弱って移動手段がなくなったらどうしたらいいの?」というご意見がこれからのまちづくりの本質を突いているように思います。

夜は高校同期の医師の集まり(ドクトル30)があり、いろいろいきさつがあって私も参加させていただいています。
日本の国は医療をないがしろにしているんじゃないか、とみなさんが言います。
こうした現場医師のナマの声に為政者は真剣に耳をかたむけるべきだとホントに思います。

雨降りの一日の雨上がり/医師芸術/写真家/古典

2008年03月20日 | 日々の活動
春分の日の休日ということもあって、少し気が緩んでしまい、4時起きしていた「しんぶん赤旗」日刊紙配達を4時50分に起きてからして、6時10分に家にもどりました。

その時間だけは雨があがっていて、目がさませなかったそれ以前も、そして配達し終わった以後も、ずっと雨降りだったのです。なんだか不思議な1日の始まりでした

妻はきょうは仕事。娘が隣県の茨城県でサッカーの試合がある、ということで、10時半に高速道のインターまで送り、そこから私は父の墓参り。車が混んで、お寺にたどり着くまでたいへんでした。



いわき市医師会の第27回芸術展がいわき市暮らしの伝承郷で開催中です(きょうから24日まで)。
作品を見て回っていると、出品している薗田巌(そのだ・いわお)医師とばったり。
取材に見えた新聞記者にお願いして、薗田医師の作品をバックにツーショット写真を撮ってもらいました。



出展品ではありませんが、会場内を飾る自由奔放な「活花」も彼の作品です。身近にあった植物を活けてみた、とおっしゃるのですが、抽象画よりもこちらに私は魅かれました。

私の隣組の医師の写真作品も出品されています。散歩する姿はしばしばお見かけしてごあいさつしていましたが、「写真家」とは初めて知りました。



不破哲三さんの『古典への招待』(新日本出版社)の「上巻」(3月15日初版)を読み始めました。「中巻」「下巻」と続くようですが、はなはだ刺激的で面白いです。ここでいう「古典」というのは、科学的社会主義の創始者であるマルクス、エンゲルスの著作をさしています。私は古典をまっとうに読んだことがありません。



社保学校終了・懇談/「壊れゆく医師」「歴史偽造」

2008年03月19日 | 日々の活動
4週にわたった医療生協の今年度後期社保・平和学校の「終了式、懇談」がありました。

4月から始まる「特定健診」は、「内臓脂肪」をなくさない個人が何かペナルティを課せられるかのようなテレビを見たがどうなのか、高齢になってから入れる施設は市内にどんなものがあるのか知りたい、原発については客観的にみてどんな危険があるかを知る機会がほとんどないのではないか、政府側がいろんな問題がある提案をしてきたときに、反対するばかりでいいのか、などなど、有意義で面白い懇談ができました。



『壊れゆく医師たち』(岩波ブックレット)、『<つくる会>分裂と歴史偽造の深層』(俵義文著、花伝社)を読みました。

「医師たち」は、昨年11月に行なわれたシンポジウム「なくそう! 医師の過労死」の内容を再構成したものです。医師・医療従事者の命と健康を守ることが「医療崩壊」を食い止める大前提だということに、国民レベルで気づかないと、私もたいへんなことになる、と思います。

「偽造の深層」は、端的に言って、政界と民間の右翼勢力が、安倍前首相の政権投げ出し後の危機感から、歴史歪曲ではますます狂気じみたものになる、と警鐘を鳴らしています。

目標突破!/医大1年生/「後期高齢者」中止・撤回

2008年03月18日 | 日々の活動



浜通り医療生協の組合員ふやしは「今週中に目標達成か」ときのう書いたばかりですが、きょうの午前中に突破しました。

医療生協が元気な姿を証明した思いです。



きょうはいわき出身の医大1年生が病院見学に来ました。
医師による胃カメラの現場や、腹部エコー、CT撮影、病棟など、興味深く見て回ったようです。
患者さんの立場で医療現場にたずさわる医師になってほしいと思います。



午後は「後期高齢者医療制度は中止・撤回しかない」と題し、住宅団地内の集会所で学習会がありました。

「こんな制度が、何も変わらないかの説明で始まってしまったら、たいへんなことになる」「年をとったら医者にかかるな、ということじゃないか」「高齢者と若い人たちの分断を露骨にすすめる制度だ」「やめさせるためにみんなに知らせたい」

私は「制度解説」をしているつもりですが、みなさんのおっしゃるとおりです。

認知症サポーター/今週中に目標達成か?

2008年03月17日 | 日々の活動




市役所の長寿介護課を介護福祉部職員2人とたずねました。

「認知症サポーター養成」の相談です。

厚労省が2005年度から「認知症を知り 地域をつくる」キャンペーンを始めています。
県が、認知症サポーターを養成するための講師=キャラバンメイトを養成し、キャラバンメイトと連携して市が講座を開催して認知症サポーターを養成する、というパターンのようです。

キャラバンメイトは市からの要請だけで講師をするわけではなく、自分の都合でどんどんサポーターを養成することができます。

浜通り医療生協としても、キャラバンメイト・認知症サポーター養成を位置づけてとりくもうと思います。

相談後は、保健福祉部をひとまわりし、医療生協への出資をお願いしました。ご協力をいただいた職員のみなさんには感謝です。

組合員ふやしの年度目標に、いよいよ今週中には届きそうです。

「かけはし」/方針づくり/後期高齢者医療のねらい

2008年03月16日 | 日々の活動


午前中はペロの散歩をかね、宮川さんといっしょになった「かけはし」第2号をご近所220軒あまりに配布しました。

その後は、来年度へ向けた私の職場で責任をもつ医療生協組合員活動方針づくり。休日に家でこうするのもあまりよろしくないと自覚してますが、しょうがないときもたまにはあるでしょう。



ところで14日の参院予算委員会で小池晃議員が後期高齢者医療制度の撤回を求めて質問しました。福田首相も「よりよい制度に直していくのも必要」「工夫して対応していくことが必要」と答えざるを得ませんでしたが、小池さんが最後に強調したように、「75歳まで生きておめでとうございます。きょうから医療費は心配ありません、最高の医療が受けられます」という制度をつくることこそ、政治の責任です。

また小池さんは質問のなかで、「この制度は、医療費が際限なく上がっていく痛みを、後期高齢者がみずから自分の感覚で感じとっていただくもの」と説明した厚労省担当者の言葉を紹介しています。

委員会室では、「それはひどい」「だれだ、そんなことを言ったのは」の声があがったようです。ネットで調べるとすぐにわかりますが、今年の1月18日、石川県後期高齢者医療広域連合主催の会合で、厚労省国民健康保険課課長補佐の土佐和男氏が言った言葉です。

問題はしかし、土佐氏にあるというよりも、この言葉が後期高齢者医療制度のねらいを端的に表している、ということです。

首相や厚労相がどうとりつくろおうと、この制度のねらいが国会の場でも明らかにされました。中止させるほかにないのです。



朝はつぼみだった玄関前のプランターのクロッカスが開花。去年からずっと置きっぱなしのプランター。去年の開花日は3月28日だったことをこのブログで確認しました。

ついでにちょうど1年前のきょうを見たら、今年度予算議会の閉会日で、知事が変わった最初の予算に対しても、県議会では日本共産党を除く「オール与党」が賛成する様子を伝えていました。


緑が楽しみ/憲法街宣/生協法/梅林

2008年03月15日 | 日々の活動



ずいぶん春めいた陽気になってきました。
病院3階の患者さん食堂からながめた「存置林」ですが、緑に映える日が楽しみです。

午前中は日本国憲法を守るいわき市共同センターの市内5か所での街宣。
小名浜ではいつものスーパー前で実施。
民主党幹部を役員に据えた「新憲法制定議員同盟」が、九条をターゲットに改憲しようとするたくらみをやめさせること、世界に例のない高齢者差別医療制度の中止、憲法を活かした日本社会づくりを訴えました。

午後は改正生協法を受けた浜通り医療生協の定款・諸規定案の理事・監事学習会がありました。



病院敷地の梅林へ足を運んでみると、5分咲きでしょうか。


ニュース各種/病院訪問

2008年03月14日 | 日々の活動



職務上、ほぼ連日、「ニュース」を書き、医療生協の理事さんへはファクシミリで「送りつけ」、各職場へも届けています。

ニュースのひとつは「地域まるごと、健康で安全で安心な暮らしをしたい!」ニュースといって、医療や介護にとどまらず、暮らしにかかわる国・県・市の行政や国会の動きなどを伝えるもの、もうひとつは「組織部ニュース」といって、おもには私の職場からの連絡を伝えるもので、最新のニュースでは来週の市役所出前講座企画のお知らせ。

そしていまメインにしているのが「仲間は宝!」と題した「年度末月間推進ニュース」。組合員ふやしに絞り込んだ日々の状況を伝えています。

毎日毎日、伝えることがいろいろ出てくるので、書くことを絞り込むだけでたいへんな作業ではあります。



きょうからまた、病院の国井事務長とともに、市内病院訪問を開始しました。「医師を増やそう。」のポスター張り出しのお願いを兼ね、あらためて4月からの医療や健診にかかわる問題の懇談をします。

重税反対全国統一行動/逆さま政治の転換

2008年03月13日 | 日々の活動



「重税反対全国統一行動いわき市集会」がありました。

全国的にはこの集会は重税反対の一点で一致して1970年から始まり、「納税者の権利を守れ」「生活費に課税するな」「消費税増税は許さない」などの要求をかかげ、39回を迎えました。私は初参加です。

きょうは浜通り医療生協を代表しての「決意表明」をしました。

社会保障にかかる費用が、高齢化に伴ってふえる分(自然増分)を今後5年間にわたって毎年2,200億円縮減しようとする「構造改革」のもと、医療従事者の生活費の源泉となる「診療報酬」は4回連続、8年にわたってマイナスとなります。



その一方で、ソ連のバックファイア迎撃を想定していたはずの一隻1,400億円のイージス艦を、ソ連崩壊後、6隻も買い込み、日本の義務でもない米軍への「思いやり」に2,000億円も支出し、史上最高のもうけを上げる大企業・大資産家には減税を続け、中小企業対策には1,700億円しか使おうとしない、逆さまもきわまった政治の転換を訴えました。

人工島のムダ使い/加速される大型事業/庭の梅

2008年03月12日 | 日々の活動


全国区のムダ使い道路として注目されている「あぶくま高原道路」もさることながら、小名浜の沖合いに造ろうとする「人工島」(小名浜港東港)もまた税金のムダ使いです。

佐藤栄佐久前知事のもと、94年度に着手した人工島造りは、当時は240haをめざしていました。93年の取扱貨物量が約1,500万トンで、08年頃(つまり来年度)には約2倍を見込んでのことでした。

このところは、04年1,472万トン、05年1,603万トン、06年1,479万トンと推移しています。93年当時とほとんど変わりません。

03年には人工島の面積を5分の1に縮小しました。02年の取扱貨物量が1,100万トンを少し上回るぐらいに減ってしまい、およそ3,000万トンはありえないからです。
それでも2018年ぐらい以降には2,100万トンを見込んでいます。

ちなみに、1980年ぐらいには2,260万トンを見込んでいた1976年には人工島計画はありませんでした。そのときよりも取扱貨物量は下方修正されていますが、人工島造りだけは残したのです。

今年度まで使ったお金は約230億円、うち県負担は約162億円(70%)。52haの総事業費予定は730億円です。

3月11日に県議会の土木常任委員会で示されたところによると、来年度の「人工島」事業費は34億2,000万円で94年度以降最高額。うち県負担は約53%の18億円強。国直轄事業として新規着工される整備事業だそうです。佐藤雄平知事が国に直談判した「成果」なのでしょう。

前知事のときよりも加速される大型事業。しかも税金のムダ使いと指摘され続けている事業です。いわき市に住む民主党現職国会議員の後押し質問も国会ではありました。県民は雄平知事にこんなことを期待したのでしょうか。



わが家の庭の梅が開花です。