あつしが行く!!

日本共産党前福島県議会議員・長谷部あつしが日々の活動を綴ります。

常任委/原発行政

2006年12月11日 | 日々の活動


生活環境部審査の企画環境常任委員会がありました。

「県民等保護計画」の運用マニュアルは、自衛隊の作戦・兵站とリンクされているのか聞くと、リンクはないが「自衛隊は、侵害排除だけでなく、国民の保護の分野でも働いてくれる、と言っている」との話。
私には非現実的な話に聞こえますが、ともかく、砂上の楼閣にお金を使わず、自然災害防災にしっかりとお金をまわすべきです。

原発行政について、「広く県民の声を聞きながら慎重に対応する」前提に、知事が言う「客観性と信頼性を高めた安全規制体制の確立」があるのか、98年のプルサーマル事前了解は白紙撤回されているが、その際の要請事項は「安全規制体制の確立」されたもとで再検証が必要ではないか、今回の温排水温度データ改ざんで事業者の信頼回復をどう評価しているのか、などをただしました。
「安全・安心の確保が大前提」、「慎重な対応」の言葉が繰り返されるものの、私の詰めかたが甘く、うまくかみ合わなかった印象のままでした。

党会議/地道な支部活動/こども署名

2006年12月10日 | 日々の活動
党のいわき・双葉地区内の各支部から選出された代議員100余人が出席し、地区党会議が開かれました。

来年のいっせい地方選・参院補選・参院選勝利へ向け、意思統一を図る場となりました。
地域の支部や職場の支部では、それぞれに身近なかたがたの要望などにかみ合わせながら地道な活動を続けておられ、まさに「大きく考え、身近に活動(Think globally,Act locally)」する姿そのままだと思います。



党の県議団として、中学卒業までの医療費無料を求める「こども署名」もすでに始まっています。
この間、あちこちの訪問でも、子どもの医療費無料化は切実な要望です。「子育て支援策」の重要な施策であることは、県の担当職員も認めています。おおいに世論を広げ、県にせまりたいと思います。

医療生協九条の会/禁演落語/質問・答弁いっきょ掲載

2006年12月09日 | 日々の活動


浜通り医療生協九条の会が昨年11月3日に設立総会を開いてから1年がたちました。

これを記念し、落語をきいて年末を楽しくすごそうと、「禁演落語をきいて憲法を考えるつどい」がありました。

落語の前に私から、2年前の「九条の会」アピールを紹介しつつ、世界の人びとが九条を定着させようとしている現実、ヒロシマ・ナガサキの体験をへて九条が国連憲章の精神をもっとも忠実にうけつぎ、徹底をはかろうとしていること、私たち自身の「不断の努力」があってこそ、憲法が活かされることを20分間でお話をさせていただきました。



メインの立川談之助師匠の「禁演落語」は、1時間超にわたり、笑わせていただきました。面白くて笑わせる落語は戦時下では役立たないので禁じられるのです。

ところで、私のホームページに、先日の議会質問・答弁をテーマ別に掲載しました。
県議団のホームページではテーマ別にはしてありませんが全文を掲載しました。
率直なところ、新知事への再質問以降に悔いを残しましたので、これからさらにがんばらせてください。

常任委/県エネルギー政策検討会の今後

2006年12月08日 | 06年12月議会


企画環境常任委員会で、企画調整部の審査がありました。
本会議で部長が「意義と必要性はますます高まっている」と答弁した首都機能移転対策事業について、私は「国も進める意思のないこの事業はやめるべきだ」と主張しました。
今年度は1500万円の予算ですが、これまで700数十万円を使ってしまったそうです。

前知事の主導で設置された県の「エネルギー政策検討会」の今後を聞くと、「これまでも状況に応じて開催してきたものであり、今後もそのような対応をしたい」との答弁。
この検討会は、核燃料サイクルについて、「一旦、立ち止まり、今後のありかたを国民に問うべき」と提起した画期的検討会です。
部長は、ほかの委員の質問に対し、「エネルギー政策は県にとって最重要課題。今後も真正面からとりくむ基本姿勢は変わらない」と答えました。

「公共事業特別委」報告書(案)/緊張感ない質問

2006年12月07日 | 06年12月議会


議会の「公共事業の適正な執行の在り方に関する調査特別委員会」の調査報告書(案)の審議をしました。
私は前回(11月27日)の総括審議の際、11月14日の鈴木満参考人が指摘した、首長選挙での業界の応援が談合がなくならない背景にあること、2001年の日本弁護士連合会の提言も同様の指摘をしていることから、「知事も議員も業界の応援や資金を受けない」趣旨を盛り込むべきだと提案しました。

案文にその文言はないので、きょうは、浅野史朗前宮城県知事も、最近の新聞で「今回の一連の談合事件は、直前の選挙のありようの反映」だと指摘していることも紹介して再度提案しましたが、県民連合・自民党の委員からは「なじまない」との意見。
案文そのものは反対するような内容ではありませんが、釈然としません。

午後は一般質問の2日目。自民党・県民連合が2人ずつ、公明党が1人でした。
新知事に冒頭から祝福の声をかける議員ばかりで、緊張感がまったく感じられませんでした。

一般質問/献金は受ける知事/傍聴

2006年12月06日 | 06年12月議会


一般質問に立ちました。
談合根絶、原発行政、地域医療問題、認定こども園の問題などを聞きました。

談合根絶では、「建設業界からの応援や政治献金は受けないことを明確にすること」を知事に求め、再々質問までしましたが、「法を遵守する」「適正に対処する」と、建設業界からの政治献金は受け取る姿勢でした。



プルサーマル問題では、生活環境部長が「引き続き、県民の安全・安心の確保を最優先に対応」すると答え、知事は「広く県民の御意見をお聴きしながら、慎重に対応」と答えました。

質問・答弁の全体はホームページに近く掲載しますので、どうぞご覧ください。



それから、いわきからはるばる傍聴に来ていただいたみなさん、ありがとうございました。

経緯度標/議事都合/少し散歩

2006年12月05日 | 06年12月議会


県庁へ来るといつも気にしていた「経緯度標」をじっくりながめてきました。
道路をはさんであちら側には福島市立福島一小。

きょうは「議事都合」のため休会。
交渉会派による30分間の代表質問が終わり、あす・あさってと5人ずつの議員が登壇し、20分間の一般質問をします。私はあした。
「議事都合」というのは、執行部による「質問とり」の整理の都合、と私は解釈しています。

「質問とり」はけっきょく最終的にきょうの午前中までかかりました。
執行部が答弁者を決め、私はあした知ることになります。3問は知事が答えることになるようです。



気晴らしに県庁敷地を一周して少し散歩。西庁舎の裏側でもきれいな紅葉が見られました。



雪/県民連合・代表質問/質問盗り

2006年12月04日 | 06年12月議会


11月21日にはまだ雪はかぶっていなかった吾妻小富士の頭も、すっかり白くおおわれていました。

佐藤雄平新知事の「与党」となった県民連合の代表質問がありました。
質問に立ったのは、民主党県連の幹事長。

各分野の施策について「基本的な考え」を聞く、といったかなりおおざっぱな質問の印象でした。
エネルギー政策やコメの需給調整については、自らの考えをなんら示すことなく、とにかく新知事に聞いてみた感じ。

この本会議をはさみ、午前と午後と、私の「質問とり」。金曜日にほぼ終息したつもりでしたが、執行部内の調整がつかない部分があり、最終的に詰めました。
この「質問とり」は、いろんなやりとりのなかで、質問そのものを取り上げられかねないので、注意が必要です。そんな場合のことを私は執行部による「質問盗り」といっています。

質問検討/コタツ/ペロ

2006年12月03日 | 日々の活動
「福島県政汚職事件」後の新知事が、ご自身の身辺をどのようにし、また「国に物言う知事」と評された前知事の姿勢や施策のどこをどうしたいのか。
また、「福島県のことをいちばん熟知している」と「豪語」と言ってもいいほど繰り返してきた知事が、ムダづかいの大型事業を温存することで借金漬けになり、県民の暮らしを圧迫している県財政運営をどうするのか、たださないとならない問題は山ほどあります。

限られた質問時間をどう効率的に使うか、十分に検討しないとなりません。


きょうは福島市で「初雪」だとか。
いわきは気温はそう上がらないものの、雪とは縁遠い天候。

わが家の室内も、やっとコタツが登場。
ペットのペロが走り回っています。

慰労のつどい/歴史的証言

2006年12月02日 | 日々の活動



党のいわき・双葉地区委員会内で、党に入って30年および50年を迎えた党員のかたがたの慰労のつどいがありました。

この5年間にその対象となった90人弱のみなさんにご案内しました。

80歳を越えても「党内の‘右ならえ’体質にはくみせず、初心を貫き活動を続ける」という元教員、定年までつとめた大企業職場内差別闘争にかかわり、いまは地元自治会活動を続けるかた、1952年の「血のメーデー」現場に居合わせたかた、東京都内の町工場で働き、医療生協組織をたちあげ、その後は地域での年金者運動をつくりあげたかたなど、実に貴重で歴史的な証言を聞かせていただいた思いです。
党内の‘右ならえ’体質の指摘は、自分の頭で考えよ、との忠告と私は受け取りました。

私はこの間の知事選にいたる県政や県議会の様子を少しだけご報告させていただいたあと、ご参加のみなさんのご労苦をねぎらい、同時にこれからの世代への継承もお願いして乾杯の音頭をとらせていただきました。