あつしが行く!!

日本共産党前福島県議会議員・長谷部あつしが日々の活動を綴ります。

学習合宿2日目/日中理論会談/コバケン

2006年08月21日 | 日々の活動


早朝の散歩で宿所の外へ出ると、すぐそばに子宝神社がありました。

きょうは「日本共産党と中国共産党との理論交流」について最上県委員長の講演。
日本共産党は、中国共産党による覇権主義的な干渉によって1966年から98年の関係正常化まで、32年間にわたって断絶していましたから、こうした理論交流ができること自体、画期的です。
もともと昨年6月に中国側が9つの質問を日本共産党に提起し、これに全面的に答えるかたちで12月に4日間の理論会談が開かれました。
さらに今年の5月、中国側の招きにより、第二回の理論会談が開かれた経過があります。中国共産党は、「マルクス主義の研究と建設のプロジェクト」を一昨年立ち上げ、「世界の社会主義的な知恵のすべてを研究する」ことがその重要な内容だそうです。

夕刻はいわきで開かれた「福島県民の日」記念企画で、いわき出身の世界的指揮者・小林研一郎さんと知事の「トーク」。
コバケンさんが幼少のころ、「B29の爆音という荒廃した音の中で、ラジオから聞こえてきた音楽に魅せられるようになった」といった話が印象的でした。

「いわきの小学校」/学習合宿

2006年08月20日 | 日々の活動


小名浜生協病院の館山政美医師が『いわきの小学校』を自費出版しました。
70ページほどのブックレット仕立てで、74校と分校3校の校舎の写真集といったつくりです。各学校の沿革も記されています。
桜の時期の約1か月間、廃校になった学校とその跡地、発祥の寺などを含め、150か所をまわったそうです。二宮尊徳像の21枚の写真も掲載。販売価格は?



きょう、あすと猪苗代町で県党の学習交流合宿。
初日は最上県委員長が党の常任活動家・専従職員に求められる姿についての講演、久保田書記長から10月15日の演説会へむけた当面の活動の訴えがありました。

「なくてはならない共産党」/「おがわ九条の会」/ユリ

2006年08月19日 | 日々の活動
小名浜(おなはま)地域の党支部のかたと、お知り合いの業者さんなどを20軒ほどたずねてごあいさつしました。
「弱い者の立場をちゃんと伝えてほしい」「議席は今は少ないが、なくてはならないのが共産党だと思っている」と、とにかく頼れるところは共産党だぞ、との声が行く先々でよせられました。

午後は「おがわ九条の会」発足総会が小川公民館でありました。
記念講演には、福島県の九条の会呼びかけ人でもある郡山市の財団法人太田総合病院名誉理事長の太田緑子(おおた・みどりこ)さんが招かれていました。
91歳の太田さんは、「この世に貴い命があるからこそ、私たち一人ひとりの人間は生かされている」「戦争はぜったいにしない、と決めた憲法を私たちが守り、その憲法に私たちは守られる」「その憲法を守るために私は行動します」と力強く語る姿に、たいへんに勇気づけられました。



小名浜生協病院へ寄ると、向かいの土手はテッポウユリの花壇のようでした。


地域で街宣/稲穂/保安院

2006年08月18日 | 日々の活動


平(たいら)の神谷(かべや)地域の党支部のみなさんといっしょに、住宅地中心に、田んぼに囲まれた場所を含めて、7か所で街頭宣伝をしました。
終戦記念日に話した内容でしたが、家の中からこちらを向いて聞いてくれている姿がありました。



田んぼの稲には穂が出始めています。

夕刻は市民団体が主催した「原発の老朽化対策を原子力安全・保安院に聴く会」に参加。
原子力保安検査官事務所所長が説明も質疑への回答もていねいにしてくれた印象です。もちろん、原発事業者がいてくれることが前提の話ですが。

ザリガニとり/障がい者施設・事業所

2006年08月17日 | 日々の活動


通っている歯医者さんの前は田んぼ。
治療を終えて外に出ると、おじいさんとお孫さんらしい2人がザリガニとりをしていました。なつかしくて、つい仲間に入れてもらいました。

午後は、障がい者施設と障がい者ホームヘルプサービス事業所をたずねました。
施設では、利用者の負担増、施設は単価引き下げと報酬額の「月額払い方式」から「日額払い方式」への変更による減収、それにこれからの障害程度区分がどうなるかが明らかでなく、先の見えない不安の毎日だ、と話されていました。
高橋市議とたずねたホームヘルプサービス事業所でも、利用者の負担が重いこと、10月からの市の地域生活支援事業、とりわけても移動介護が不透明なこと、それにやはり障害程度区分の決定がどのようにされるのか明らかでなく、どう対応するかも決められない、と実情を聞かせていただきました。
あまりに課題が多すぎる障がい者「自立」支援法です。

「参拝に賛否両論」ではすまない/医療政策

2006年08月16日 | 日々の活動
きのうも書きましたが、小泉首相の靖国参拝強行の最大の問題は、日本による過去の侵略戦争を肯定・美化する「靖国史観」を政府として公認することになる、という点です。
靖国神社は、戦没者のすべてを追悼する施設でもなんでもなく、過去の侵略戦争を「正しい戦争」だったと国民に知らしめることが使命だ、とみずから主張する政治運動体です。
だからこそ、小泉首相自身も「靖国神社とは考えが違う」と国会では言わざるをえないわけです。
「参拝に賛否両論」と評論していてすむ問題ではないと思います。

きのうの街頭からの訴えをホームページに掲載しましたのでご覧ください。

きょうは、医師不足解消や地域医療における公的病院の役割をはじめとした自治体施策への提案などについて、地区党内の医療関係者による初めての会議を開き、具体化のために引き続き検討を進めることにしました。



写真は庭のニラの花。

終戦記念日街宣/靖国/中学ブラバン

2006年08月15日 | 日々の活動


戦後61周年の終戦記念日のきょう、私が住む住宅街を中心に、党の地区委員長とともに10か所で街宣しました。
靖国神社は、日本の過去の戦争を「自存自衛」「アジア解放」のための「正しい戦争」とし、戦争行為を称えるので、A級戦犯を神としてまつることが当然の神社です。原爆犠牲者、東京大空襲や沖縄戦の犠牲者はまつられていません。
国の指導者が靖国参拝することは、日本が過去の戦争を正当化する立場を改める気はない、と内外に宣言することと同じです。
私は、戦争と植民地支配の反省のうえにたった憲法を守りぬくこと、9条を活かし、平和・友好を基本とする国づくりをごいっしょにみなさんと進めることを誓いました。

昨年、内郷(うちごう)一中時代のブラスバンド部の同期会でほぼ30年ぶりに再会した面々は、「また来年も」と言ってわかれたのですが、きょうまた顔を合わすことができました。


墓参り/取材/新盆の供養

2006年08月14日 | 日々の活動
父の墓参り。
ご住職のお連れ合いさんとしばし懇談しました。市内の医療機関に勤めていることもあり、産科医療がままならないことをはじめとしたいわきの医療問題が話題になりました。

仕事熱心なある新聞記者がわが家をたずねてきてくれ、佐藤福島県政をめぐるさまざまな問題について取材を受けました。
記者にも取材分野があり、小名浜の人工島は眼中になかったようですが、客観的数字の資料だけから、「これははっきり言ってムダなのでは」と。



きょうは私が住む郷ヶ丘地域でも、新盆の家を供養してじゃんがらのカネと太鼓の音が鳴り響いていました。

新盆/まきの木

2006年08月13日 | 日々の活動
亡くなったかたがあった家庭が初めて迎えるお盆が新盆(にいぼん)。
ここいわきでも、新盆を迎えたかたをしのぶために、「新盆まわり」をする人も少なくありません。道路がそのために一日混んだりします。
私も、親族、同級生、かつての職場の関係で新盆を迎えたお宅をうかがいました。

新盆の家庭では、玄関に灯篭(とうろう)を立て、仏壇の前に棚をつくって位牌を中心に故人の好んだものを供えたり、こうしてたずねてくる人たちをもてなしたりと、なにかと大変です。



写真はぜんぜん関係ないのですが、先日たずねたお宅の庭の「まきの木」です。あまりにりっぱで、最初は松と見間違ってしまいました。

「戦争」と「憲法」の読書/太田光/トンボ

2006年08月12日 | 日々の活動
新聞の番組欄を見ていたら、「特集あの日昭和20年の記憶」が目にはいりました。これに触発されてきょうは戦争と憲法に関する本を読み出し、ほかのことはいっさいなし。
『憲法が変わっても戦争にならないと思っている人のための本』(高橋哲哉・斎藤貴男編・著、日本評論社)、『井上ひさしの子どもにつたえる日本国憲法』(講談社、絵・いわさきちひろ)、『玉川村金成』(草野比佐男/詩集、鏃(やじり)出版[いわき市]発行)、『憲法九条を世界遺産に』(太田光・中沢新一、集英社新書)。

太田さん(爆笑問題)はお笑い芸人でおなじみですが、「平和の問題というのは、最終的には、人間の持っている愛とは何かという問題に突き当たる」「この憲法は、敗戦後の日本人が自ら選んだ思想であり、生き方なんだ」「日本がこの憲法をずっと持ち続けてきたことが、歴史」「落語の笑いというのは、人間を危ういほうへ行かせないための、一つの抑止力」「人間とは愚かなものだから、何があってもこれだけは守ることに決めておこうというのが、世界遺産の精神」などなど、学べるし、考えて深めないとならない発言がいっぱい。



庭で飛んでいたこの黄色っぽいトンボは何というのでしょう?



ウチの「ペロ」は、さっきまではしゃいでいたかと思えば、夕食後はこんな感じ。