あつしが行く!!

日本共産党前福島県議会議員・長谷部あつしが日々の活動を綴ります。

クレパス・油絵/「激動の世界はどこに向かうか」/示唆と刺激

2009年10月05日 | 日々の活動


妻の母の弟、つまり叔父が主宰する絵のサークルの「自由画展 クレパスから油絵へ」に顔を出しました。目的は医療生協の「営業」。



会場はいわき市暮らしの伝承郷。

行くと、妻の父母はじめ別の叔父・叔母、従弟(いとこ)夫妻も鑑賞中。
顔見知りのかたも来ておられ、「なかなか選挙も大変だ。世の中はなかなか変えられない」と、政権交代があったことへの評価はクールでした。

おりを見て医療生協の「加入・増資申込書」をお渡ししてきました。



『激動の世界はどこに向かうか』(不破哲三著、新日本出版社)を読みました。

1998年に中国共産党と日本共産党が関係を正常化してから、2005年に中国側から両党間の理論会談をしたい、との提案で同年12月に第1回会談が開かれ、翌06年5月に北京で第2回、そして本書は今年(09年)4月に北京で行われた第3回理論会談の報告です。

今回の会談は、中国側が世界経済危機にしぼって21項目の質問を用意し、それに不破さんが応えたものです。

「昨今の国際金融危機発生の時代的背景」「金融危機が世界の社会主義にもたらすチャレンジとチャンス」「金融危機が世界の政権党でない共産党におよぼす影響」などなど、中国側が真剣に今後の世界のありかたに向かおうとする姿勢が垣間見られます。

不破さんは、質問に対して答えを断じるのではなく、過去の人びとの言葉も引用しながら、示唆に富む考え方や展望を語ってくれ、はなはだ刺激的な本です。