北から南へひとっ飛び！その６：振り子に揺られて

さて、またもや間が空いちゃいましたが、北→南の旅レポの続きをお送りします！
前回の「その５：釧路散策」は、←こちらからどうぞ～♪

釧路のフィッシャーマンズワーフにて、謎キャラ「マリさん」と出会った後、
札幌行きの特急「スーパーおおぞら」に乗るのに、急いで釧路駅へ戻ってくると、
ホームでは、すでにこちらの「ＦＵＲＩＣＯ２８３」がお出迎え。


ＦＵＲＩＣＯ（ふりこ）なんて名前が付いてるくらいのこの特急型気動車、
キハ２８３系は、その名の通り、車体を振り子のように傾斜させることができるので、
カーブ進入時に速度をそれほど落とさなくても走れる車両なんです。
そのおかげで、移動距離の長い道内で、所要時間を短縮して走れるんですね。
電車ではなく気動車（ディーゼル）なので、なかなかの爆音を轟かせて走ります。
ＬＥＤ表示のヘッドマークのデザインが、いかにも道東っぽくていいですね。


何度か乗ってるのに、今回マジマジと見て気付いたんですけど、
ちゃんとシートモケットも「タンチョウヅル」柄なんですね、これ。
取っ手もちゃんと、くちばし頭のてっぺんの赤を採用？？かわいい～♪
（間違えた、「くちばし」は黒いよね（＾＾；；）


シートポケットに入っている、特急車両に備え付けられてる「しおり」を見ると、
おお！大好きな釧路駅弁「いわしのほっかぶり」、車販で乗せてるじゃないのぉ♪
今回の旅では駅で買わなかったので、晩ごはんに買ってもいいかなぁ～、
なんて思ったんですが、



いつの間にか爆睡。



さすがにね、女満別行きの初便で飛んで、その後ずっと移動＆街歩きでしたからね、
振り子に揺られる気持ちよさも手伝って、起きていたくても起きてられない。
もう真っ暗だったから、車窓もなんも見えないしね、またまた爆睡。
で、ふと目が覚めて、窓の外を見てみたら、





雪積もってるし！！！
こっ、ここはどこですかっ！！！
と、寝ぼけ眼をこすってよーく見てみると、そこは「新夕張」駅。
なるほど、峠越えてんだもん、どーりで雪が積もってるわけだ。
釧網本線で「雪化粧」程度は見たものの、積もってる雪、しかもホームに、
なんてのは今回の旅で初めてだったので、さすがにここで目が覚めました（笑）。

しかし、今回改めて気付いたんですけど、この２８３系気動車のエンジン音って、
なんかこう…、「怒ってる」って感じ？？（笑）
聞いてると、なんだかおかしいというかかわいらしいというか。（？）
今までたいして気にしてなかったけど、
これはまたちゃんと乗りに行かなくちゃ、なんて思っちゃいました（笑）。


そんな爆音を聞いて楽しんでる（？）うちに、
列車は「新札幌」駅に到着。やっと札幌の目の前までやってきました！
で、この駅に着くと、毎回楽しみなのがこちらの「メガネのプリンス」の看板。
快速「エアポート」でも、乗るたびについつい探しちゃう「メガプリ」（笑）。
乗車位置表示板がジャマですけど、この洋ちゃんの表情がおかしいのよね（笑）。
そもそも、「大泉　洋」の肩書きにある「ヤングキャラクター」って、なに？？（笑）


ツッコミどころ満載な看板に癒されつつ（？）、
列車は夜の札幌駅に到着！釧路から実に４時間！！長かった～。
この日は、網走から札幌まで、
移動時間だけで実に７時間２０分の旅。やっぱ北海道はデカいわ。

というわけで、晩ごはん手に入れそびれたわたしたち、札幌での晩ごはんは？？
「その７」へつづく～♪