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フルーティスト大久保はるかのブログです

田村フルート

2016年08月11日 17時10分26秒 | Weblog
昨日は埼玉の田村フルートへ、フルート&アルトフルート&ピッコロの調整へ出かける。
 
調整が終ると、引きとる前にその場で試し吹きをする。今回、アルトフルートのフェルトの細かい部分を取り換えて頂いたので、「仕上がりどうかなー?」的な探りつつの試し吹きをしたら、低音のD音(実音ではラの音)から半音下がってD♭音にスラーで降りた時に著しく音色が異なっていたのでギクっとして、何度か吹き直す。
 
田村氏「D音とD♭音が音色が違うのは当たり前ですよ。トーンホールの開孔口の関係上、音の出ている所が全然違うわけですから。」
 
そして「自分の音を聞く時、左の耳で聞いてください。」
 
この一言にハッとした。
 
「楽器の調子、どうかな、どうかな?」など思いつつ吹く時って、楽器を構えている方向、すなわち、右側の方にだけ意識が向いてしまい、自分の身体の左半分の感覚、意識が弱くなることがある。
 
それは聞こうとする耳にも言えること。
 
そっか、フルートは楽器を右側にかまえるので、左の耳が右の耳に比べて聴く力が弱いのかも。
 
で、左のお耳をかっぽじて(笑)よーく聞くように吹いてみたら、
 
田村さん「はい、問題ないですね。それに音自体が先ほどに比べて良くなりましたね」
 
これで、お代は調整料金のみ。本当はレッスン代もプラスして支払わないといけなかったなあ・・・・

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