私「あのー、、、どうしよう、、、今日、あんまり楽器吹きたくないんです。でもお、、、うーん、やっぱりあえて吹こうと思います。こういう気持ちの時の方が、自分の無意識にやっている良くないクセを先生に見抜いていただけるような気もしますし、、」
私「で、前回レッスンから2週間、この間の経過をお話しますと、2つ本番がありました。そして今週金曜に1つ本番があります。それで、、、本番が多い時の自分の持って行き方、コントロールの仕方が、どうも、難しく感じることがあって」
私「おとといの本番のあと、昨日は1日楽器にさわっていません。で、金曜にまた本番があるので、今日ぐらいからまた自分を高めるようにテンションあげていかなきゃ、、、とか、思っているので、今日、いまいま、人前で演奏を披露、という気持ちには至っていない自分がいるんです。」
私「で、曲とかではなく、いつもひとりでやっているような音だし、ウォーミングアップの様子を見ていただきたいんですけど、大丈夫ですか?」
先生「ああ、大丈夫ですよ。アレクサンダーテクニークとしては、見る視点が違いますから。」
低音域のG音をそろり、と吹く。で、その後Low C 音まで半音階で降りる。で、またLow Gまで戻る。そこから半音階で中音域Gまで行き、一度stay させる。そこからまたlow C まで降りる。
口が慣れてきたら、中音域C-Cまでやはり半音で上がり、そしてまた低音域に戻る。
私「今、みたいに、割と低音域から入って、徐々に中音域へ音域を膨らませ、鳴ってきたら、高音域をすこしづつ付け足すように吹いていくんですが。」
先生「はい、いいですよ。続けてください」
先生は私の背後からハンズ・オン。(軽い羽のようなボディ・タッチ)
私は高音のCまで半音階で一気に駆け上がり、また中音域に戻り・・・etc....
先生が突然叫ぶ。
「今!体の状態が変わったの、わかりましたか?」
私「はい。先ほどまで腰椎が後ろにのけぞりすぎてたのが、元の状態にポコっと戻った?後ろにかたむいていたものが、まっすぐになった、みたいな・・・」
先生「そうです」
先生「それと、今演奏しているときに下を向いているのは、なぜですか?どういう意味があるのですか?」
私「???目線のことですか?頭全体のことですか?自分ではですねえ、いつも気をつけていることは、譜面台にかじりつかないように、自分はまっすぐに立ち、目線だけ!下に向ける、という練習を徹底的にしているので、その名残?の事でしょうか?」
先生「えっと、人間は誰でも、頭を多少、下に向けるときですら、背骨はほんの少し連動して動くものですよ。」
私「」
私ったら、背骨を全く動かさずに!頭だけ!を下に向けようとしている!!げっ、げっ、ゲゲゲのゲーーー!!そんなの鬼太郎だってムリだっつーの!
私「えええ、でもーー、なんか頭を下に向けるときに背骨ごと行っちゃったら、それって、なんというか、猫背っぽくないでしょうか?」
先生「よかったら鏡を見ながらどうぞ」
姿見を見ながら、吹く・・・
私「・・・・ほんとだ。自分の感覚では、ネコがコタツで丸くなる~、ぐらいの背中の丸め方をしているようなイメージですが、鏡で見ると、ちゃんとフツーにまっすぐ立ってますよねえ・・・不思議だ・・・音も、全然良く鳴るし、楽器と自分の一体感があります」
私「げええ~、背骨、丸くなっていいんだ~」
先生「そうですよ。それに実際、丸くもなってないし、猫背にもなっていませんよ」
私「はああああ・・・・そ、そのようですねえ・・・」
先生「あと、先ほどおっしゃった、パフォーマーの【波】について、ですが、普段から(パフォーマンスをしている自分、すなわち本番の)流れの中に入れてしまう、というアイデアがあります」
私「はっ!それ、ビビっときました!わかります!も~う、今、この瞬間から、私、そうします!」
私の脳裏には「普段からパフォーマー」の生き字引的存在?ジュンカ・ガミ先生のお顔が浮かんだのでした・・・
私「で、前回レッスンから2週間、この間の経過をお話しますと、2つ本番がありました。そして今週金曜に1つ本番があります。それで、、、本番が多い時の自分の持って行き方、コントロールの仕方が、どうも、難しく感じることがあって」
私「おとといの本番のあと、昨日は1日楽器にさわっていません。で、金曜にまた本番があるので、今日ぐらいからまた自分を高めるようにテンションあげていかなきゃ、、、とか、思っているので、今日、いまいま、人前で演奏を披露、という気持ちには至っていない自分がいるんです。」
私「で、曲とかではなく、いつもひとりでやっているような音だし、ウォーミングアップの様子を見ていただきたいんですけど、大丈夫ですか?」
先生「ああ、大丈夫ですよ。アレクサンダーテクニークとしては、見る視点が違いますから。」
低音域のG音をそろり、と吹く。で、その後Low C 音まで半音階で降りる。で、またLow Gまで戻る。そこから半音階で中音域Gまで行き、一度stay させる。そこからまたlow C まで降りる。
口が慣れてきたら、中音域C-Cまでやはり半音で上がり、そしてまた低音域に戻る。
私「今、みたいに、割と低音域から入って、徐々に中音域へ音域を膨らませ、鳴ってきたら、高音域をすこしづつ付け足すように吹いていくんですが。」
先生「はい、いいですよ。続けてください」
先生は私の背後からハンズ・オン。(軽い羽のようなボディ・タッチ)
私は高音のCまで半音階で一気に駆け上がり、また中音域に戻り・・・etc....
先生が突然叫ぶ。
「今!体の状態が変わったの、わかりましたか?」
私「はい。先ほどまで腰椎が後ろにのけぞりすぎてたのが、元の状態にポコっと戻った?後ろにかたむいていたものが、まっすぐになった、みたいな・・・」
先生「そうです」
先生「それと、今演奏しているときに下を向いているのは、なぜですか?どういう意味があるのですか?」
私「???目線のことですか?頭全体のことですか?自分ではですねえ、いつも気をつけていることは、譜面台にかじりつかないように、自分はまっすぐに立ち、目線だけ!下に向ける、という練習を徹底的にしているので、その名残?の事でしょうか?」
先生「えっと、人間は誰でも、頭を多少、下に向けるときですら、背骨はほんの少し連動して動くものですよ。」
私「」
私ったら、背骨を全く動かさずに!頭だけ!を下に向けようとしている!!げっ、げっ、ゲゲゲのゲーーー!!そんなの鬼太郎だってムリだっつーの!
私「えええ、でもーー、なんか頭を下に向けるときに背骨ごと行っちゃったら、それって、なんというか、猫背っぽくないでしょうか?」
先生「よかったら鏡を見ながらどうぞ」
姿見を見ながら、吹く・・・
私「・・・・ほんとだ。自分の感覚では、ネコがコタツで丸くなる~、ぐらいの背中の丸め方をしているようなイメージですが、鏡で見ると、ちゃんとフツーにまっすぐ立ってますよねえ・・・不思議だ・・・音も、全然良く鳴るし、楽器と自分の一体感があります」
私「げええ~、背骨、丸くなっていいんだ~」
先生「そうですよ。それに実際、丸くもなってないし、猫背にもなっていませんよ」
私「はああああ・・・・そ、そのようですねえ・・・」
先生「あと、先ほどおっしゃった、パフォーマーの【波】について、ですが、普段から(パフォーマンスをしている自分、すなわち本番の)流れの中に入れてしまう、というアイデアがあります」
私「はっ!それ、ビビっときました!わかります!も~う、今、この瞬間から、私、そうします!」
私の脳裏には「普段からパフォーマー」の生き字引的存在?ジュンカ・ガミ先生のお顔が浮かんだのでした・・・