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フルーティスト大久保はるかのブログです

アレクサンダーテクニーク個人11回目

2010年04月13日 14時05分26秒 | アレクサンダーテクニーク
先生が私の荷物を見るなり

「今日はまた、大荷物ですねえ。」

私「はい。これはバスフルートという楽器です。一応これもフルートなんです。ちょっと今日はこれを見ていただこうと思いまして」

先生「え~、はじめて見ました!!バスフルートって、専門、とか、あるのですか?」

私「いえ、例えば音大なら、フルート科といえば、普通のフルートで入学します。ただ中に入ると、フルートだけで、アンサンブルを組んだり、フルートオーケストラ、というのもあったり、しまして、その中で使ったりする特殊管です。」

私「で、なにしろ、重いし大変なんですが、、、、で、この間アドリブソロの練習中に背中から左腕の筋肉にかけてのどこかの筋がピーン、と痛くなってしまい、どうしたもんかと思いまして」

先生「では演奏してみてください」

ボーッ、ボボボーーーっ(これはイメージです。笑。)

先生「少し、頭と首だけが楽器に近づいてしまっています。ご自分の方に楽器を持ってくるようにしてください」

はっ!!!!そうかも!!!

と思い頭と首を起こし、楽器を!!自分の口のところに持ってくる、ようにする。

先生「今、どんなかんじですか」

私「なんか、自分の身長が伸びたような・・・(笑)」結果として、音の出も数段良くなる。

いやはや・・・・これってさあ、フルートビギナーに教えるときに私が言っていること、なんですよねえ・・・・はっきり言って基本中の基本動作。「自分が楽器に近づく、のではなく、楽器を自分のところに持ってきてください」って。

トホホ。なさけないし~

その後演奏しながら、先生が後ろから、私のせきついを!!(笑)揺らしてくる。首が45度くらい上を向いたり、畑をたがやすくらいに腰をかがめたり、斜め右、左に体の重心を揺らしたり。

私「あのお、自分でびっくりしたんですけど、一見変なポーズ(畑たがやすくらいの腰のをかがめたり、上を向いたり)とっている時も、結構いい音でるな、と。」

私「良い姿勢、と言った時、なにか、カンペキなひとつの静止画像、のようなものが頭に浮かびます。で、そこからイチミリでも動くと、いい音が出ない、というような刷り込みが、長い年月を経て自分の中に出来上がってしまっていたのだ、ということに気づきました」

先生「そうですね、動き(ムーブメント)の中でとらえていく、ということですね」

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