【おサボり癖】
約1か月ぶりのアレクサンダーテクニークのレッスン。出かける前の身支度を整えながらぼんやりと考えた。
「この1か月間、自分の身体ってどうだったんだろう?」と。
レッスン冒頭では必ず「最近どうですか?」と問診?される。その返答の仕方によってその日のワークの流れが決まるので、何を先生にお話するかはとても重要。
1か月って長い。その間色々な事が身の回りに起きたが、まとめて考える時は、まず一旦フィジカル面のみにスポットをあてて考えた方が話が早いな、と思った。
瞬間、思い出した!
そうだ、私、最近あまりにも意味不明のイライラ感が続き、これはやばい、ついにきた!●年期障害だ!と思い、1年前に一度飲み始め、最近止めていた漢方薬をまた飲み始めて、大分症状が和らいだ、ということがあった!
変な話、そのような大事な変化を忘れて、もしくは除外視して自分の身体の調子を説明つけようとしていた自分を発見。
そうだ、そうなんだ!と思ったら、芋づる式に分かってきたことがある。
この1か月、どうもフルートに触りたくない気持ちが大きかった。毎日毎日、「今日こそは練習せなあかーん」と思いつつも「いや、こんな不健全な心身のまま音を出してもダメ」とシャットアウト。
心身がダメダメな時に、無理をしてやろうとすると、もっとダメダメ度が膨らみ、ダメダメのアリ地獄にハマるのを、学生時代から何度も何十度も何百度も経験してきている私。
私の恩師トレヴァー・ワイ先生曰く、「練習は、本当にやりたい時にだけ!やりましょう。」
本当にそうなんです。
ですが、一応プロの端くれの私。さすがにいい加減に元のフルート生活に戻していかないと、、、仕事もあるのにさ・・・という所の段階だったんだ、忘れてたわ、、、、
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レッスン前にこの気づきがあったことで、本日のレッスンはとても有意義に受講することが出来た。
今日は、フルートのリハビリを手伝って頂いた、という感じの内容。
自分ひとりだと、本調子を取り戻すのには1~2週間かかる、しかも時に失敗し、倍時間がかかったりするところを、ものの1時間で治して?いただいた。
すごい。やっぱりアレクサンダーテクニークは素晴らしい。
レッスンから一夜明けて一番印象に残っているお言葉は、
先生「いつもやっている事(私の場合フルートを吹くこと)をやらなくなると、それだけで(心身の常態が)変わってしまう事がありますよ」
たしかに!