北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)

2024.1本帰国しました。

麗江の旅その11 麗江の旅 結局飛行機、飛びましたの巻

2013-06-27 18:17:51 | 中国国内旅行 2013.6 麗江

麗江の旅、最終日。 前回の続き です。

 

飛行機から降ろされた私たち。

 

 

 

いつ飛ぶかわからない飛行機を前に。

 

 

 

 

搭乗口で係員に詰め寄る乗客。

 

 

 

 

・・・・・は、ごく一部。

北京で乗り継ぎ、最終目的地はまた別の場所なんだ~!と訴える人もいてほんとに気の毒なんだけど、誰もどうしようもなく、係員もただただ苦情を受け止めるのみ。

 

 

 

 

今回のハプニング。

最初に機内でアナウンスが流れた時から思っていたのだけど。

 

 

  

 

 

意外にもみなさん静か。

もっと大声で怒りまくって大暴れして無法地帯と化すのかと思ってたけど、あまりにも落ち着いててびっくり。

 

 

 

で、飛行機から降ろされた人たちが何をし始めたかというと。

 

 

 

 

さっそくトランプ出して盛り上がり、めっちゃ楽しそうじゃないかっ!

 

 

 

 

ほんま皆さん、楽しむのがうまい。

ゆるいし、自由だ。

 

 

 

ま、今回一番自由でゆるゆるだったのは。

 

 

 

 

すかさず床に寝転んでトランプし始めた欧米人でしたが。

 

 

 

 

さて、しばらくするとガラガラとこんなものが運びこまれました。

 

 

 

 

 

ポットに入ったお湯です。

ポットには馴染みのある猫が描かれていますが、真偽のほどはここでは問わないことにします。

 

 

 

ポットが出てきたということは、当然アレが出てくるわけです。

そうです。

 

 

 

ザ・カップ麺。

 

 

 

そして。

 

それに続いて登場したのが・・・・・。

 

 

 

 

問い: コレハ何デスカ?

答え: コレハ毛布デス。

 

 

 

つまり、あれですか?

ここで夜を明かさねばならない可能性もあるということデスカ?

 

それも・・・。

 

 

 

これまでどこにしまってあったかも分からない、出どころ不明の毛布。

くるまると、もれなく全身がかゆくなりそうな、そんな毛布を使用しないといけないのですね。

 

 

 

でも、ここ麗江空港は標高2400m。 6月とはいえ、朝晩は結構冷えるのです。

 

 

というわけで、仕方なくそれにくるまってさて、寝ましょ~か・・・と横になった次の瞬間。

 

 

 

 

「あぁあぁあぁぁ~。 あぁあぁあぁぁぁぁ~~~」

 

 

 

 

 

・・・なっ、ナニゴト!?

 

と起き上がると。

 

 

隣りのソファーで、いきなり“京劇”の歌のレッスンが開催されていた。

 

 

 

 

真夜中の空港で、なんで京劇歌レッスン・・・。自由すぎ。

 

 

 

 

 

そんな京劇のメロディを子守唄に、私、うとうと・・・。

そして。

 

 

 

「北京行き、搭乗手続き始めまっせ~」 

 

 

 

日付は変わってしまったけど、どうやら飛行機、飛ぶようです。

キャンセルになった便も多かったことを考えると、かなりラッキー!

 

 

で、再び機内に戻ったあとは、すぐに消灯、みんな爆睡。

 

 

 

 

今回の旅で、まさか機内で朝を迎えるとは思いませんでした・・・。

 

 

というわけで、3泊4日・・・いや、3泊5日(?)の麗江の旅、これにておしまい!

長々とお付き合い、有難うございました。



4 コメント

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おかえりなさい! (JO)
2013-06-28 10:36:47
無事に帰京できたんですね。よかったです~。
中国にいると予想外のことが起こることには慣れてきましたが、大変でしたね~。
予想外が日常茶飯事である中国人や欧米人ってこういうことを受け入れやすいですよね~。
逆に「例外」ということに慣れていない日本人が一番ハプニングの受け入れが難しいのかもしれません。

でも、カップラーメンや毛布を出してくれる、こんなサービスをしてくれる航空会社があったのか。。とビックリしてしまいました。空港待機前に機内で食事も済んでいたし、ラッキーでしたよね~。

こんなこともまた旅の思い出ですね~。
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コレは 大サービス! (王子のばあや)
2013-06-29 17:35:30
自分が搭乗する予定の 航空会社自身の
落ち度で なかった場合、すなわち、今回の
かっちゃんさんみたいに、スペースシャトルの
せいだったり、悪天候だったりした場合、
何も言わずに、空港係員が ふっと蒸発して
搭乗予定客だけがラウンジに取り残される。。。
しかも、ご飯無し!寝具無し!トイレの
紙は 今 有るだけ! 売店 閉店まで1分!とか、
まるで サバイバルゲーム みたいな
シチュエーションは とてもアリ!アリ!!

日付をまたいで でも フライト出来たのは
コチラだったら、Facebookの「ちょっと
良い話」のネタにされるかも くらいに
ラッキ~!!!
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コメント有難うございます! (かっちゃん)
2013-06-29 22:05:09
JOさん

有難うございます。飛行機から降ろされた時はどうなることかと思いましたが、無事に北京に戻ることができて良かったです!
確かに日本だと、何か起こってもある程度予想の範囲内で対応できますもんね。
この国で日々、鍛えられています(笑)

実は以前も別の航空会社のフライト遅延で、カップ麺が配布されたので、どこでもこういう対応があるのかと思っていました。そうとは限らないのですね。
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コメント有難うございます! (かっちゃん)
2013-06-29 22:09:17
王子のばあやさん

空港係員が ふっと蒸発!?
乗客置き去り??

それを考えると、今回の対応はかなりラッキーだったということですね。
以前も数時間の遅延でカップ麺が配られたことがあったので、ある程度遅れがでる=カップ麺・・・なのかと思っていました。 
あ、でも、今回を含め両方いわゆる“観光地”路線だったので、もしかしたらそれも関係あるのかな?

実は今日、上海出張から帰ってくる夫が、飛行機の大幅な遅れでまだ戻ってきていません。カップ麺がでたかどうか、要確認ですね^_^;
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