北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)

2024.1本帰国しました。

国家博物館でのあれこれ

2015-02-14 22:28:00 | 北京暮らし おでかけ編

さかのぼること10年前。

前回の滞在時。 

にーはお、しえしえ・・・くらいしかわからない私を一から指導し、その後も中国語にのめりこんだ(こともある)私をずっとサポートし続けてくださっているのがH老師。

 

 

H老師はもともと中国の歴史の先生。

今は大学で留学生に中国語を指導しておられますが、その傍ら中国の博物館でボランティアの解説員を担当されています。

(以前、その老師からの依頼で博物館でなぜかテレビでびゅ~(?)してしまいました その日のブログは → こちら))

 

 

先日、またその老師と。

 

 

 

 

国家博物館へ行ってきました。

“書”に関する展覧があるから一緒に見ないかというお誘い。

 

 

 

 

この博物館は、かの有名な天安門のすぐそば。

 

 

 

中国ではもうすぐ旧正月“春節”の連休になるので、観光客も多いかな~と思ったのですが。

 

 

 

 

意外にも閑散と・・・。

 

 

 

 

さらに、天安門広場もがら~んとしていて何もない状態。

 

建国記念日にあたる“国慶節”前には。

 

 

 

こんなドでかい、フラワーバスケットが登場するので、春節はもっと赤々と派手に装飾されるのかと思っていただけに、ちょっと拍子抜け。

 

 

 

そんな私の疑問にに知り合いの中国人は口をそろえて。

 

 

 

「だって、冬、寒いもん」

 

 

 

 

寒い時にそんな飾り付けしても、しゃ~ないでしょ・・・ということらしい。 

 

 

 

さて。

もともと無料で入場できるこの博物館ですが、老師から。

 

 

 

 

入場券をいただいて、博物館へGO!!!

 

 

 

いやぁ、セキュリティチェック厳しいです。

空港並みにボディチェック、荷物チェック、水筒持参の私はその中身を飲まされようやく入場OK。

 

 

 

・・・その水筒、なんですが。

 

 

 

 

老師と一緒に特別に入ることができた、博物館内の社食。

(写真の水筒は私のではなく、老師の)

 

 

十数種類のおかず、ご飯、チャーハン、マントウ、バナナなどの果物などなど・・・。

美味しくいただきながら、飲み物は持参の水筒に入れた熱々のお茶。

 

 

 

 

・・・老師とのお話に夢中になっていた私があほでした。

 

食堂に水筒を忘れてしまったのです。

 

 

 

 

気づいた時には食堂はもう営業時間後で閉鎖。

日本のように融通なんて絶対、200%きかないこの国では確認することすらできず・・・(というか、人すらいなかった)。

 

 

 

 

この国で物をなくしたら、戻ってくることはあるまい・・・。

 

 

 

 

・・・と、完全にあきらめていたその2日後。

なんと!!!

 

 

 

 

『水筒、あったよ~!!!!』

 

 

 

老師からのメールが!!!

 

 

 

日本なら、『忘れもの』扱いで保管してくださっている可能性はあるけれど、ここ中国で、なくした物が見つかるなんて!!!!!

 

 

 

 

・・・感涙。

 

 

 

いやぁ、この国も良くなってきたのかな~(←めっちゃ上から目線)

 

 

 

なんて思ったけど、もしかしたら、誰が口にしたかわからないような水筒を、誰も欲しがらなかったということなのかも?

 

いずれにせよ、愛用していた水筒。

 

 

 

改めて大事に使おう。

 

 

 

その前にとりあえずは、熱湯消毒して、漂泊して除菌して・・・。

 

 

と考える私はやっぱり心が黒~いのかな?



2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
黒くない黒くない! (平蔵)
2015-02-16 10:01:49
奇跡だ

こんなこともあるんですね~
日頃の行いが良かったんじゃないですか?
ま、これが財布やバッグとかだったら
100%無理だったでしょうけど・・・。
でも、やっぱ嬉しいですよね。
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コメント有難うございます! (かっちゃん)
2015-02-16 20:22:02
平蔵さん

もう、かんっぜんに諦めていました。
諦めるというか、期待することすらしていないほどだったのに、まさかの展開!
こんなこともあるんですね~。
食堂のゴミと一緒に捨てられていてもおかしくないのに。

もしかしたら、博物館内の職員専用という、ちょっと知識レベルの高い方々が利用する場所だったから・・・かな?とも思いますが、とにかくよかったです!

ま、おっしゃる通りこれがお財布やバッグ、それにiphoneだったらまず無理だったと思います。
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