北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)
北京の毎日をつづります。

さて、鳥インフルです

2013-04-10 21:28:33 | 北京暮らし いろいろ

さて、鳥インフルであります。

日本で連日報道されていたように、こちら北京でも。

 

 

 

ニュースではそこそこの扱い。

 

 

 

・・・・・“そこそこ” ???

 

 

 

はい、私の印象では “そこそこ”の扱いです。

 

 

 

昨日の新聞。

サッチャー元首相死去のニュースが一面ど~ん!は理解できるとして、

 

 

 

『赤信号無視!の“中国式横断”に10元の罰金!』

 

 

 

・・・よりも文字が小さいのはどういうことか?

 

 

鳥インフルに関する記事を見ると。

 

 

 

 

お国は情報を公開してまっせ、鶏肉は高温加熱して食べたら大丈夫ですぜ・・・と、

 

 

 

 とにかく国民に向けて冷静を呼びかける一方で。

 

 

 

緊急事態にも対応できるよう準備万端ですぞとアピール。

 

あくまで私の印象ですが、普通のインフルエンザに対する報道とあまり変わらないような感じです。

 

 

 

北京人の友人によると。

 

 

 

「あくまでうわさやけど、北京でも患者は確認されているらしいが、まだ発表されてない」 

 

 

 

・・・・・って、怖すぎる。

 

 

 

またある北京人によると。

 

 

 

「一度SARSを経験してるからね~。 みんな、慣れちゃってもう・・・」

 

 

 

って、慣れるなよ!!!

 

 

 

とまあ、こんな感じの北京。

今日は空気が良かったこともあって、あまりマスク着用者を目にしません。

もし日本に一時帰国せずこの状況にどっぷり浸かっていたなら、私もあまり危機感を持たなかったかも・・・・・。(SARSの時がまさにそんな状況でした)

 

 

 

 

とにかく今は情報が大事!ということで新聞をふむふむと読んでいたら。

 

 

 

むむっ!?

 

 

 

ユニクロのダウンジャケット、中国の検査で不合格の記事が。

どうやらダウンの量が表示より少なかったらしい。

 

 

 

・・・のは、置いといて。

 

 

 

 

QNIQLOって・・・・・、何?

 

 

くにくろ???

 

 

一瞬ユニクロのバッタもんかと思ったけど、かっこ内の中国名はれっきとしたユニクロの会社名。

 

 

 

・・・たのむよ、新聞やろ。

なんやねん、くにくろって。

 

 

 

大体この新聞。

鳥インフル流行かも・・・というこの緊急事態に。

 

 

 

イラストがゆるすぎないか???

鳥インフルのせいで関連株が暴落という記事だけど、ゆるいよ!

 

 

 

・・・とつっこんだ次の瞬間。

このイラストのすぐ下に、私の目、くぎづけ。

 

 

 

 

なんだ!? この眩しいカラフルな文字列はっ!?

 

 

 

そうです。 アレです。

 

以前は。

 

 

 

こんなに地味だった、結婚相手募集の広告。

 

 

それが、春だからか? 春うらら~だからなのか?

 

 

 

 

浮き足立つにもほどがある。

 

 

 

同じ新聞を読んでいる北京人に聞くと、「あれ、全部うそ」と身も蓋たもない返事がきました。

そんなアヤシイ結婚相手募集広告。

相変わらずみなさん、ぶいぶいいわしてます。

 

 

『せくし~な私です』

 

 

 

・・・って、それがウリなのか?

 

 

 

『夫が急死して思いがけず巨額の資産が転がりこんじゃった、こんな私と結婚してください』

 

 

『イギリス人大富豪と結婚したんだけど、彼が交通事故に遭って子供を望めなくなったから離婚しました。 資産はたんまりあるので、私の子供を持つ夢を誰か実現させてくださいな』

 

 

 

なんだかだんだんドラマチックになっている。

 

 

 

で、今回のドラマチック大賞はこちら!

 

 

『傷心の女 28歳。 富豪に騙されて子供を身ごもってしまいました。その子は今8か月。 でもその分、慰謝料思いっきりふんだくってやりました。 こんな母子をちゃんと愛してくれる人、募集! もちろん資産の半分はあなたのもの!』

 

 

 

 

広告欄でネタ合戦が大いに繰り広げられております。

 

 

 

なので・・・。

 

 

『男53歳。 見た目もぱっとせず、何の取り柄もない俺だけど、収入は安定してるし、なんといっても誠実です』

 

『外地から北京に出稼ぎに来ていて、頼る人は誰もいません。 何も求めません。家もいりません。賃貸で十分です。 ただ愛さえあれば・・・。』

 

 

こんな純朴なコメントにぐらりと来てしまいそうだけど、もしかしてもしかして、これも。

 

 

 

うそ、なんでしょうか?



6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
そこそこ??? (平蔵)
2013-04-11 10:06:41
いや、この一大事に・・・怖すぎる

しか~し、結婚相手募集広告で
インフルがぶっ飛んだ
知れば知るほど摩訶不思議な国ですな。
怪しい婚活 (王子のばあや)
2013-04-11 14:24:59
「アノやまい」に関しては、ソチラの
お国の偉い人が「大袈裟なコトを言ったり
書いたりしちゃダメだけんね」と 地元の
テレビ屋さんや新聞屋さんに 釘をさしてると
聞いちょります。。。

婚活、すごいですねぇ。
韓流ドラマですら、ここまで わざとらしい
境遇設定ってなかなか見ませんよ。
これは 疑似餌による「釣書」ですね。
Unknown (ふちゃみん)
2013-04-11 15:08:14
鳥インフルよりも婚活の方が大事なのかしら?

カラー刷りなんてすごいね~(驚)

こうゆう嘘っぽい記事で成立した方いるのかな?

謎だわ!!
コメント有難うございます! (かっちゃん)
2013-04-11 20:01:32
平蔵さん

ほんと、“そこそこ”の報道度合なんですよ。
そのくせ『安倍政権100日』なんて特集を何度も流してるし・・・。


でも私も同じく、結婚広告で色んなあれやこれやがぶっ飛びました。
まともな新聞でこれを載せる、やっぱりよくわかりませんね~。
コメント有難うございます! (かっちゃん)
2013-04-11 20:08:06
王子のばあやさん

うすうすそうではないかと感じていたのですが、やはりそうでしたか・・・。
まったくもぉ・・・。
2003年の教訓が全然生かされてないんでしょうかね~。
とにかく自分でできる防衛はちゃんとしなくては!と改めて感じました。

婚活の境遇設定、最近ますます凝ってるような。
今後の発展がある意味楽しみ??
コメント有難うございます! (かっちゃん)
2013-04-11 20:10:54
ふちゃみんさん

鳥インフルの記事の方をもっと目立たせるべきだ~!と思うのですが、意外にも婚活の方がきらきらしてました!

ちなみにカラー刷りの翌日は、ごくごく普通の地味な広告に戻っていました。
なんだったんでしょう?あの日は??

成功例、知りたいですよね~。 まあ、それが出たとしてもその内容自体がアヤシイのかもしれないけど。

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