1月31日は皆既月食。 しかも、なんだか色々重なって『スーパー・ブルー・ブラッドムーン』なんだとか。
それを中国語にすると。
"超級藍血月全食"
・・・怖い。
ま、なんだかおどろおどろしいネーミングだけど、実際は美しい皆既月食でありました。
窓の外にはくっきりお月さま。
PM2.5で悪名高い北京ですが、この日は。
決して良いとは言えないけど、月食観測には問題なし!
さっそく望遠レンズを取り付けて、まずは月食前の満月の様子。
おぉ~! まんまる!
北京時間 19:45頃。
左下の方から欠けてきました。
うわぁ・・・。 どんどん欠けていく!
こんな感じ。
こんなにどんどん欠けていく様が肉眼でもわかるなんて。
欠けていくスピードは、私が思っていたよりもずっと早かった!
月の光もあとわずか・・・。
そして。
ついに、皆既食。
ほんまに赤くなるんや!!!
1時間ほどでこの変化。
そして、皆既食は約1時間つづき・・・。
ここから再び月の光が現れ始めます。
うわぁ・・・。
光のなんと神々しいことよ!
カメラを構えながら、なんだかじんわり。
欠けていった時と同じように、今度はぐんぐん光を増していく月。
ふたたび、満月の光。
天門宇宙って、ほんとになんと神秘的なんやろう・・・。
こんな素晴らしい天文ショーを見られた幸せに感謝!!!
・・・それにしても、寒かった!
我が家の窓は↑こんな感じではなく、ほんの一部しか開かないタイプ。
なので、三脚を使うわけにもいかず肘で窓枠にカメラを固定して撮ったんだけど、いやぁ、手が冷えた! そして体も冷えました。
確かにブラッドとは「血」のことですが・・・
ブルーが「藍」なら、ブラッドも赤色系の漢字にできなかったものか。
緋、とか、きれいな感じの漢字なのに・・・って、シャレではございませぬ(笑)
今は世紀の天体ショー、だけど昔は・・・
日食とが月食とか、皆さん、マジでコワかったことでしょうね~。
お日様やお月様が、いきなり欠けちゃうんだもんな~~~(汗)
すごい直訳ですよね。
こちらに住んでずいぶん漢字だけの世界に慣れましたが、久々におぉ~って反応してしまいました。
ほんと、せめて天体ロマンにふさわしい漢字を使ってほしかった・・・。
おっしゃる通り、今回自分の目でどんどん欠けていく月を見て、これを初めて見た人々は本当に怖かったやろな~と実感しました!