北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)
北京の毎日をつづります。

北京で映画『千と千尋の神隠し』 (追記あり:中国版カオナシが・・・)

2019-06-21 21:58:35 | 北京暮らし いろいろ

今日、6月21日。

なんと日本公開から18年を経て、中国で。

 

 

 

『千と千尋の神隠し』が劇場で上映されました~!!!!!

 

 

中国では外国映画の上映数が制限されているので、何でもかんでもこちらで観られるというわけではありません。

なので、中国で『千と千尋の神隠し』上映!のニュースを見て以来ず~っと楽しみにしてきました。

 

 

 

 

 

ところで、私はどうも映画の座席運が悪い。

 

今回はど真ん中の見やすい席をゲットしたのですが、前後の客のマナーの悪さと言ったら・・・。

 

 

 

前の席の奴は上映中に何度もスマホを見てやがる。 そのたびにピカ~っと液晶が光るもんやから、めっちゃ迷惑。

挙句、途中はべろ~んと横になったりあくびしたり。

 

 

一方後ろの席の女性に至っては、上映中2回も。

 

 

ポンポロリ~ン! ぽんぽろり~ん!!!

 

 

 

 

 

・・・スマホ、マナーモードにしとかんかいっ!!!!! 

 

 

 

そのたびに席を立ってごそごそと出ていく始末。 ほんま、いい加減にしてくれ・・・。

(先日の映画『ドラえもん』では、途中何枚も画面の写真を撮っとった。 動画を撮らへんだけマシなんか? そうなんか?)

 

前の方に座っていたちびっこは静かに観ていたというのに、大人がこれではあかんやろ。

 

 

 

 

 

・・・っと。

せっかくの『千と千尋の神隠し』です。 こんなしょ~もないことを書いている場合ではありません。

 

 

 

 

映画館の中。 いろんなポスターに囲まれる『千と千尋の神隠し』。

 

 

 

 

改めて、なんと素晴らしい魅力的な作品なのかと再確認しました。

冒頭からあっという間に引き込まれ、どのシーンもただただ見入ってしまいその美しさに無条件に涙が出るほど。

 

 

 

実はこの映画には内容とは別にもう一つ記憶に残ることがありまして・・・。

 

 

 

前回の北京駐在が始まったばかりの2003年3月。

中国におけるSARS発生により、強制的に長期一時帰国となりました。

中国語を学び始めたばかりだったので忘れないよう日本にいる間も何か・・・と教材にしていたのが、中国で買ってきた『千と千尋の神隠し』のDVD。

 

何度も何度も、中国語字幕バージョン、中国語音声バージョン含め数えきれないほど見まくりました。

なので、今でもこの映画の中の中国語は馴染みがあります。

(登場人物"リン"の「臭えっ!」というセリフをそのまま中国で使った時は、「そんな汚い言葉遣い、どこで覚えたのですか!」と中国語の先生に叱られました(笑))

 

 

 

 

さて。

中国で上映されるにあたって話題となったのが、中国版のポスター。

以前『万引き家族』でも美しいポスター(詳しくは→この日のブログ)を作製された黄海さんによるもの。

 

 

映画館にあるかな~と思ったらなかったので、ネットからお借りしました。

それぞれ一言ずつ添えてあって・・・。

 

 

 

 

"自分を失わないで"

 

 

 

 

"振り向いちゃいけないよ、まっすぐ前に進むんだ"

 

 

 

 

上映期間中にまた観に行きたいな・・・。

 

 

 

~おまけ~

 

 

先日見に行った『ドラえもん』の中国版ポスターもかわいかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

~追記 6.23~

 

またまた観に行ってきました。

何度観てもいい! そして大画面で見ると、宮崎駿監督こだわりの細かいところまで気づくことができて、何度も新しい発見があります!

 

 

今回の中国での上映。 中国語吹替バージョンもあるのですが、その宣伝写真がまた素敵で・・・。

 

 

千尋とハク。

 

 

 

窯爺!

 

 

 

湯婆婆に銭婆!!!

 

 

 

 

なんですのん。このスタイリッシュな宣伝写真は。

 

 

 

 

 

その中でもやはり、彼でしょう。

 

 

 

 

 

カオナシ。

 

 

 

 

 

カオナシって、こんなキャラやったっけ?

 

 

 

 

「あ・・・あ・・・」とかくらいしかセリフないのに。

中国のネットでは。

 

 

 

 

 

無駄にイケメン・・・だとか。

 

 

ふふふ。確かに。

 

 

 

中国の映画代は安いので、時間があればまた観に行くかも!

 

 

(参考: 北京映画館での上映情報イメージ)