先月のネパール旅日記。 ほそぼそと続けていきます。
10月2日。ネパール旅4日目。
5:00起床。 5:30にロッジの屋上へ。
まだ月が見える空。
日の出前のヒマラヤ。
しんと静まり返った神聖な朝。
日の出を待ちます。
険しい山肌、そして氷河。
夜明け前は冷たく厳しい表情だったのが。
6時過ぎ。 突然。
山の頂上が黄金に!!!
本当に一瞬のことでした。
まるでそこに何かが宿ったかのように、黄金に輝く山頂。
それから少しずつ光は広がり。
斜面が薄いオレンジ、うすい桃色に染まっていく。
その光景を前に、とてつもない幸福感に圧倒されたのでした。
さて、この日もトレッキング!
その前日、靴がぶっ壊れた夫ですが、昨夜念入りにテープで修理したのでこの日は果敢にトレッキング決行!
・・・が。
あらら?
夫のやる気と、修理テープの強度は反比例するらしく、山を降りた時点で靴はもう限界に。
このまま強行しても、予定していた6時間トレッキングは無理やろうということで、我が家の常用フレーズをここで高らかに!
「勇気ある、撤退~!!!!!」
再び山の上のロッジまで戻ります。
現地の人々が暮らす村を通って、てくてく、てくてく。
ぶら下がってるカゴは、可愛いゴミ箱。
お洗濯もの、ずら~っと。
小学校からは元気な声が。
というわけで、無事にロッジに戻りました。
夫の靴。
ぼろぼろ・・・。
(その靴の顛末は → コチラの日記を)
本来ならヒマラヤ山脈の麓で食べる予定だったお弁当を、若干薄暗い部屋でもそもそ食い。
トレッキングをキャンセルしたのでこの日は完全なフリーに。
というわけでその後、ず~~~~~っと屋上で、ただただヒマラヤを眺めていました。
なんという贅沢な時間。
ここで教訓。
トレッキングシューズはぶっ壊れないものを使おうね!