北京暮らしを始めてみれば ふたたび

2012年1月から再び北京生活が始まりました。(前回は2003.1~2006.1)

2024.1本帰国しました。

大連旅その4 レトロな路面電車に揺られて

2016-09-27 21:41:46 | 中国国内旅行 2016.9 大連

大連には、今も路面電車が走っています。

しかも。

 

 

こんなレトロな!!!

 

 

日本の統治時代に敷設されたという路面電車。

是非とも乗ってみたい!

 

 

 

というわけで。

 

 

 

 

大連駅前にある路面電車のホームで待つことしばし。

 

 

来ました!

電車! 来ました!!!

 

 

 

 

・・・?????

あれれ???

 

 

 

 

なんか、新しくない???

 

 

 

そうなんです。

路面電車は旧型車両と新型車両があるらしく。

 

 

 

 

新型車両、めっちゃ快適。

しかも 運賃1元(約15円)。

 

 

 

 

・・・っとうっかり、この快適さに満足してしまいそうになりましたが、やっぱりレトロなのに乗りたい!

 

 

 

滞在中、何度かこの路面電車を利用したのですが、ようやく。

 

 

 

 

 

このタイプの電車がやってきました~!

 

 

 

 

レトロとは言え、ちゃ~んとICカードの機械は設置されています。

(が、私たちは現金で1元を・・・)

 

 

 

 

車内はこんな感じ。

木造の車内、座っているだけで嬉しくなってしまう・・・。

(ただし、お尻は少々痛し・・・)

 

 

 

路面電車のうち201路は、上記の赤丸で囲んだ『大連駅』をまたぐと更に1元支払う必要があります。

 

大連駅を超えると、乗客がいそいそとICカードをかざし始めたので、おいおい何事かと思っていたら。

 

 

 

追加の一元、払えよ~!!!

 

 

 

と、車掌さんが車内を(と言っても一輌だけ)チェックして周ったのでした。

 

 

 

 

 

ICカードのあるドア付近。

 

手書きの “下” の字は、ここは“下車”専用のドアですよ~の意味。

手書きというのが、なんとも味わい深い・・・。

(しかも一部消えてて、最初、アルファベットの“T”ってなに!?と思ってしまった)

 

 

 

 

大連駅を過ぎると客はぐっと少なくなり。

 

 

 

 

ますますその、ゆったりした時間を満喫できます。

 

 

 

 

いよいよ、201路の終点へ。

 

 

 

 

路上で何やら、乗務員が作業中。

 

終点では乗務員が線路を動かすことで、車両を切り替えているらしい。

そんな作業ひとつひとつも、なんだか味わい深いのでした。

 

 

ところで。

 

 

 

 

この写真でもわかりますが、路面電車は道路の中心部分を走っています。

つまり、中央分離帯付近を走っているわけ。

 

 

なので、中央の車線部分にバス停がある時は良いのですが、それがないバス停では、バスが近づいてきたと同時に。

 

 

 

 

人々が走る車をかき分けて、道路の中央まで移動して待機しなければならない!!!

 

 

 

というわけ。

 

 

降りる時も、道路のど真ん中で降りるので、

 

 

めっちゃ左右確認して、車をかき分けかき分けしながらようやく歩道までたどり着く

 

 

というわけ。

 

 

 

 

レトロな見かけと相反して、なかなかサバイバルな大連路面電車なのでした。 

続きはまたこんど。