聖歌隊を引退しました

今日は用あって、京都四条河原町へ行ってきました。夕方4時過ぎだったのですが、もうすごい西日がきつくて、お日様の下では目が開けていられない。しんどかったです。いつもの靴ではなく、パンプスだったので余計体重がかかって、歩くのも悲惨な京都でした。

さて、今日で聖歌隊を一応引退しました。１２年続いた、私の中で一番長いお仕事でした。(たぶん２０００組以上の結婚式で歌ったと思います）

でも今日は、一応区切りと言うことで、ロッカーに置きっぱなしだったブラウスと靴を片付けてきました。このブラウス、たしかまだ大阪で大きなサイズのブラウスが見つからなくって、１０年以上前にしとちゃんに東京で買ってもらったやつです。長い間とってもよく働いてくれましたが、今日京都の街中でお釈迦にしました。あまりに足が痛かったので、なにか荷物を減らさねば・・・（気球が落ちる時に荷物を落とすのと一緒の理論）と思い、このブラウスと靴が犠牲になりました。でも成仏してると思います。ありがとう（合掌）

聖歌隊は、結婚式で歌う仕事ですが、気持ちのいい仕事ですし、きれいな仕事ですし、好きな仕事の一つでした。もちろんハプニングが起こったときは、心臓に悪いくらいたいへんなんですが、それでも、私には合っていたようです。それに、いろいろなホテルを点々とされる方が多い中、１２年間ずっと同じホテルでお仕事をさせていただいたのもよかったと思います。時にはホテルの人がどうしていいかわからなくて、出入り業者の私に指示を仰いでいるなんてこともありましたが。とってもお世話になったホテル（のみなさん）なので、できれば帰国後もここで食事をしたり、クリスマスコンサートなどでうろうろしたいと思っています。でも聖歌隊はもう年も年だし、スモッグ着てかわいい感じでもないので、そろそろ第一線は引退かなと思っています。聖歌隊の皆さんで、はにゅうすを読んでくださっている方も多いので、今日一緒にお仕事できなかった皆さんには、この場でご挨拶させていただきますね。長い間お世話になりました。ありがとうございました。これからは若い世代の人がメインでがんばってくださると思いますので、また、がんばってもらえるようにこの１年は意識して仕事を伝えてきたつもりです、どうぞ今後もこのホテルでのお仕事、よろしくおねがいします。もちろん帰国したらまた事務所にも顔を出しますし、人が足らな～いという時にはおじゃましますので、その時はよろしくお願いします。できれば、このホテルでは、いつまでもハーモニーを大事にする聖歌隊であってほしいと思います。そして、自分の友達が結婚する時の気持ちでいつも仕事に望んでほしいと思います。ぜひ！

追記：ホテルの、な○さんが、なにげに近寄ってきて、「今日で最後やね」と声をかけてきてくれました。こういうところがこのホテルなんです。お客さんには特別すごいホテルではないのですが、ちゃんとこういう気ぃつかってくれるのが、ここの家風ですわ。

追記２：来週の仕事がキャンセルになったので、最後のお式でD先生と会えませんでした。今日はロー○ン先生でした。D先生に、ぜひぜひよろしくお伝えください。