「戦場のアリア」という映画をDVDで観ました。前から見たいと思っていた作品です。第1次世界大戦で、ドイツとフランスの国境での戦争(あのあたりは戦争のたびに、何度も国境線が変わり、そのたびにそこに住んでいる人はフランス人になったりドイツ人になったりしています。)そして、フランスの後ろ盾にはスコットランドという中、クリスマスに音楽がきっかけで一日だけ休戦し、3カ国で交流を持ったという実話だそうです。もちろん戦闘シーンや、死者が出るシーンもあるのですが、3カ国のそれぞれの兵士の心境が印象的でした。
一般の兵士は、敵は自分たちを攻撃し、家族を殺し、国を滅ぼす、情け容赦ない(人間としての価値のない)ものだと思いこまされ、国と家族を守るためだけに、(戦争なんかしたくないのに)戦っていたのですが、この交流で、外国人も家族があり、感情があり、同じ人間なんだとわかっていくシーンが観ていてぐっときました。
歌は女優さんは口パクで、ナタリーデセーというフランス人歌手の吹き替えでした。この人、たしかウィーンで一時期すごい人気だった歌手です。なにしろ、バレリーナをめざし、その後女優になり、そしてそれでも飽き足らず歌手になった、それも高い声を楽々出せるコロラトゥーラ。めちゃくちゃプロポーションのいい、とても歌手のウェストではなかった!演技のできる人だったのを思い出しました。
もちろん女優さんのほうもステキな女性でした。
私はその恋人役の歌った「神の御子はこよいしも~ベツレヘムに生まれたもう」(タイトル忘れました)が話の流れから言っても一番でした。
最初、ドイツ語・フランス語・英語が入り混じり、言葉がわからないとどの国の兵士なんだ?とややこしいですが、それでもたくさんの人に見てもらいたい作品です。
そしてラストシーンで、彼らが正しいことをしたのにもかかわらず、当時の政治が彼らをさらに悪い方向へ追いやってしまったのを、とてもあっさり描かれていましたが、残念でなりませんでした。
一般の兵士は、敵は自分たちを攻撃し、家族を殺し、国を滅ぼす、情け容赦ない(人間としての価値のない)ものだと思いこまされ、国と家族を守るためだけに、(戦争なんかしたくないのに)戦っていたのですが、この交流で、外国人も家族があり、感情があり、同じ人間なんだとわかっていくシーンが観ていてぐっときました。
歌は女優さんは口パクで、ナタリーデセーというフランス人歌手の吹き替えでした。この人、たしかウィーンで一時期すごい人気だった歌手です。なにしろ、バレリーナをめざし、その後女優になり、そしてそれでも飽き足らず歌手になった、それも高い声を楽々出せるコロラトゥーラ。めちゃくちゃプロポーションのいい、とても歌手のウェストではなかった!演技のできる人だったのを思い出しました。
もちろん女優さんのほうもステキな女性でした。
私はその恋人役の歌った「神の御子はこよいしも~ベツレヘムに生まれたもう」(タイトル忘れました)が話の流れから言っても一番でした。
最初、ドイツ語・フランス語・英語が入り混じり、言葉がわからないとどの国の兵士なんだ?とややこしいですが、それでもたくさんの人に見てもらいたい作品です。
そしてラストシーンで、彼らが正しいことをしたのにもかかわらず、当時の政治が彼らをさらに悪い方向へ追いやってしまったのを、とてもあっさり描かれていましたが、残念でなりませんでした。
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