Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

このレベルでいい?

2012年07月05日 21時25分45秒 | Weblog
たいちが入院している、家から徒歩3分の別荘。

今日はそこで、交代要員として3時から9時までたいちくんと一緒でした。
一緒に「スイミー」を読んだりして、まあまあ楽しくやっておりました。

今朝の段階では声に張りがなく、熱は下がったものの、まだだらっとした感じだったのですが、
午後は、うるさいなぁと思うくらい戻っておりました。
明日の午前中に帰宅の命令が出たそうです。

で、なぜか今日が院内コンサートで、
地域のブラスのみなさんがボランティアかなぁ…で、こられていました。
(たぶん最後にもらった花が出演料か?)(これで別途ギャラもらってたらひどい)

演奏曲は、4~5曲の歌謡曲や童謡を電子ピアノと楽器で。
あとは、練習のできていないクラシック名曲が1曲。
アンコールに「ふるさと」。

これが、めっぽう下手で。
(この程度でいいと思っているのか?この程度でいいのか?がんばってこの程度なのか?)

病院から3番まで歌詞カードをもらっているのに、2番で終わる。
(なんで最初に歌詞を自分で用意しないのだ?)(なんで病院と打ち合わせをしないのだ?)

曲順がめちゃめちゃなのに、司会が次の曲を紹介してくれない。
(歌詞を探す間に1番が終わってしまう)

で、最後にまもなくある自分たちの演奏会の宣伝はしていく。
(この演奏では宣伝になりません!)

なんか、この程度で、お茶を濁してもらっては、
病院の患者さんはじめ、みなさんが「だから音楽はなぁ…苦手で…」ってなるの目に見えてる。


たいちはもちろん10分が精いっぱいで、その後は一緒に拍手の練習・指揮の練習・
静かにしろと叱られ、最後は、私の膝の上でヨガもどきの態勢を七変化させる。

一生懸命ささえ、感じられなかった今日の演奏に、
がっかりしながら病室に戻り、
たいちに「今日の演奏どう思った?」って聞いたら、
「たかちゃんのほうがめっちゃ上手いで。」だって。
彼の耳は正しい。それが今日の収穫でした。

上手く弾けるとは思ってません。
下手なら下手なりに、工夫してくださいと言いたいのです。

上手い人しか演奏会ができないなら、ほとんどだれもできません。
でも、そこにいるお客さんがどれくらい期待しているを、
ちゃんと思いばかってください。
そのラインさえクリアしてくれればいいのに、
そこがわかってないのが、腹立ちました。

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