昨年の今日、富山に引っ越してきました。
そう、あれは4月16日(昨年の昨日)の夜に、全国に非常事態宣言が出て、
でも家も予約したし、布団や食料が大量に夕方届く予定になっているし、
行かないわけにはいかない。
東京から昼過ぎに富山につくように出て、富山駅前の百均で茶碗と箸とバケツと・・・買って、
スーツケースに、布袋、百均の大きな袋を両手に持って、
小さな駅に降りた時、駅員さんが目をむいたのは未だに忘れられません。
その後、しばらくは家の中でじっとしていたのですが、
気持ちは、すぐにまたウィーンに戻るだろうと思っていたのが、どんどん予定がおかしくなり、
スーパーを捜し、練習も再開して、秋には無人で演奏会をし、
150センチの大雪の中、冬も越してしまい、
桜咲く「春の四重奏」まで見に行ってしまいました。
でも富山でよかった。気に入っています。
お魚美味しいし、お寿司も美味しい。野菜も安い。しいて言えば牛肉がイマイチ。
自然を満喫。人少ない。空気きれい、山きれい。空も広い。しいて言えば夜が早い。早すぎる。
富山生活、まだまだ長くなりそうです。
だって、まだ「ホタルイカすくい」もやってないし「アルペンルートの雪の大谷」歩いてないし
「チューリップ祭り」行ってない、「黒部トロッコ電車」乗ってない、
ほんとうに、まだまだ長くなりそうです。