何回もまた同じ書いてるかもしれませんが、
そこは、半分備忘録みたいなものですから、どうぞお付き合いくださいませ。
「あの年はどんな年だった?」と思いだす時、一番最初に読むのが大晦日付近の日記なので。
あ~それにしても、たいへんな一年でした。
不整脈や無呼吸の病気に始まり、合唱団からの解雇、仕事を失い、何年振りかの本気のバイト生活、
大学時代に言われてからずっと、大殺界で今年死にますって思っていたので、
本気で本当に今年で寿命だと思っていました。
なので、誕生日には映画上映をして、その題材から、生まれてくるってどういうこと?
と、自分のいままでを振り返る一日を作ってみたり(って言いながら夜は飲んだくれてたけど)、
3月のチャリティコンサートは、ちょうど弁護士さんに相談に行ってる頃で、
精神的に本当に苦しくて、「コンサートに集中させろ、このやろう!」って思ってました。
また、6月のコンサートでは、最初の数曲ガタガタに崩れましたが、
それも、その時の自分に対する自信のなさからくるものでした。
だいたい、大殺界の最終年の今年、その中でも7月~9月が月も大殺界だったので、
あの世に行くならその頃か・・・と、夏前には、だんだん腹くくって荷物の整理したりしてました。
ところがです。ところがなんですよ。
ブログには初めて書きますが、実は今年の春から半年だけ酒蔵でもバイトしてたんです。
お酒の勉強かねて、月に2日だけ。テイスティングの説明。
ここからは前にも書いたので2回目ですが、
そこにお客さんとしてやってきたお姉さまに、なぜか異様に惹かれ、
お気に入りのお店を教えてもらい、そのお店でお姉さんのお名前を知り、
お店の方に連絡を取ってもらい、強引に飲む約束をした。
奈良の人だと思っていたら、遠い関東の方でした・・・
大殺界のど真ん中に、わざわざ奈良に来てくださり、
その人と飲んだ5時間のうちのほんの10分の会話で人生変わりました。
実は、私に今年死ぬかもって言った大学の同級生は、20代で山で遭難してもういないんですね。
お姉さんは言いました。
「はに~さんに『ごめん、占い師でもないのに、そんな言い方して』って、もう亡くなってるから
訂正できない彼が後悔しているわ、きっと」
帰り道、駅から家まで我慢できずに号泣です。
辛い思いをさせられているのは私のはずだったのに、
あの世で彼に辛い思いをさせていたのは私だったのか?と思い知らされたのでした。
二度と彼にそんな思いはしてもらいたいくないと思いましたし、
もっと違う言い方をすると、物事は一面だけではないということを実感しました。
そこから急激に前向きになりました。
「死ぬかも・・なんて言ってる場合じゃない」って。
状況は変わらないけど、落ち着き始めました。
あとは、少し昔、恋愛でごたごたした時に、相談に乗ってもらっていた占い師さんが
関西に来られることになり、「どうぞ、お弟子さんとか泊まってもらってください」と、申し出たら
先生ご自身が我が家に泊まることになり、その時に歌を聴いてもらったり、相談に乗ってもらって、
前に進もうと思っていることは間違ってないと確信したり。
この占い師さん、めっちゃパワフルで応援するのがうまい人なんです。
最近、神社に行ったりしてるのも、この辺の関連です。(神社そのものは、前々から行ってますけどね)
まだ壺買ってません。大丈夫です。
考え方が変わると、行動も変わります。
見る方向が変わると、進む道も変わります。
今だに無呼吸の装置はつけて寝てるし、今だにバイト生活ですが、
無呼吸の装置つけてるから、この冬まだ一度も発作が起きてません。
バイト生活はたいへんですが、そこでもお友達ができたのでコンサートに3人も来てくれました。
また、12月のコンサートは当初予想していたより、ずっとたくさんの方に来ていただき、
自分も音楽に集中できました。
6月の映画上映会も、考えてみれば、知らない方がたくさん来てくださったし、
夜の飲み会も友人に囲まれて楽しいひと時でした。
経済的に数年ぶりにしんどい一年でしたが、年間のお医者代10万近くも払えましたし、
ワインやケーキ、おいしいものはずっと食べていましたし、一つ前のブログに書いたけど
大みそかまでおいしい物食べてます。
あ~パソコンも新しいの買ったなぁ。(どこにそんなお金あったんだろうって思う)
名古屋に行ってレッスン受けたり、いつも練習のための場所があるというのが何よりも幸せです。
また、今年は多くの新しい人に出会いました。
先のお姉さまは、12月のコンサートにもわざわざ来てくれましたし、
ワイン試飲会でのふとした出会いでレストランで歌わせていただけたり、
「ウィーン歌曲を広めたい」って決めてから、たくさんの人に応援してもらっています。
12月は、懐かしの皆さんもたくさん来てくださり、私の中で同窓会みたいな感じでした。
その上、初めて私の歌を聴いてくださった方が10人以上いました。
あ、全然話が違うけど、エアコンと換気扇とお風呂の掃除を、専門の人に頼んだのは、
すごく高かったけど(3点で3万5千円でした)でも、絶対おすすめです。
自分のまわりをとりまく「気」が変わります。(自分で掃除できる人はどうぞ)
そして、今年の一番最後のビックニュースは、
ある高校生が、私と同じ音楽の道へ進みたいと相談してきたこと! これには驚きました。
おそらく大学は音楽ではないところに進む予定ですが、
大学での4年間にその情熱を失わないのであれば、その間に海外留学や、音楽の道へ進む準備を
200%応援して、援助していくつもりです。これは自分のこと以上にうれしい相談でした。
と、こんな感じで思い出せるまま書いていると、今年もそこそこ楽しい一年だったなぁと思うのです。
要所要所、友人たちが、入れ代わり立ち代わり、話を聞いてくれたり、電話したり、顔を見に来てくれたりもしました。
音楽や歌そのものが支えてくれた日も多くありました。
あと30分ほどで2018年ですが、
どんな年にするつもりでいるかは、また来年書きます。
まずは、今年一年、年頭の希望、「1年生きながらえること」を、ほぼほぼ達成し、
その上、苦しいだけの一年、もしかしたら生きながらえても後遺症が残るとかかも?
の予定だったのが、
案外おいしい、楽しい一年だったことで、ほっとしています。
たくさんの方に支えて、励ましてもらえた一年でした。
ありがとうございました!
来年は、愚痴らず、前向きで、楽しい一年にする予定です。
後ろ向いてても前向きです。
楽しいことがなくても楽しい面を見ます。
そんな一年になる予定です。
それでは、皆様、どうぞ、どうぞよいお年をお迎えください。
ネットラジオで紅白聞いてて、ゆずが歌っているので、もうすぐ終わります。
元旦は5時起きで、初日の出を近くの公園から見る予定。
待ち合わせに遅れないようにしないと。