Hanews-はにゅうす

ウィーン歌曲歌手、「はにうたかこ」の毎日のちょっとしたことを書いています

急に読者が増えました

2010年03月09日 23時20分31秒 | Weblog
ブログは、誰だかはわからないけど、何人が読んだのは毎日わかるんです。で、先週からちょっと増えたなぁと思っていたら、ここ3日間ほど急に増えて、Gooブログの7000位台にまでなった日もありました。すごい。180人も誰が読んでいるんだろう・・・。

ついこの間も、「昔、友人を、はに~のコンサートに連れて行ったんです。その人、私よりブログ読んでるみたいです。」なんて話も聞きました。ありがたいことです。

さて、毎日お酒の話でごめんなさい。今日テレビで日本酒の杜氏さんのお話やってました。この間の試飲会で、ある杜氏さんが「息子がその人の弟子だった」という人もいました。

試飲会の中で、「米を○○%まで磨いたんですよ。」という話が何度も出たんですが、その磨くという意味がよくわからなかったんです。今日テレビを見てびっくり。本当にお米を丸くきれいに磨いているんです。まるで真珠のようでした。こんなに美しいお米が、あのお酒になるんだと思うと、目がうるうるしてきました。やっぱり日本酒もワインも神様の贈り物です。美しい。

番組の中で、その杜氏の生き方が酒に出るというようなコメントがありましたが、もちろん音楽もそのとおりで。うん、明日もがんばろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

絶対音感ではないのですが・・・

2010年03月09日 00時22分13秒 | Weblog
今日は3本仕事をしてきました。朝10時~11時30分、移動して昼1時30分~3時30分、移動して夜5時~10時30分。合計10時間働いて、3ヶ所移動して、それでも先週の余力か、全然大丈夫みたい。

さて、何日か前の夜。寝る前にテレビのチャンネルをプチプチしていたら、チェンバロのコンサートをやっていました。ちらっと「ああ、天上では、このように整然と美しいバッハの音楽が流れているのかもしれない。」そう思った私は、テレビをタイマーにして布団に入り、電気を消しました。

すると、チェンバロの音が、パラパラと耳に飛び込んでくる。まるで、「ど」とか「れ」と書いたカルタが、一枚、一枚パラパラと、耳に、秒速5枚くらいの数で飛び込んでくるんです。

そう、私は「えせ絶対音感」なんです。最初の音を与えられると、あとは全部わかるという絶対音感。これは訓練すればほとんどの人がそうなります。

なので、チェンバロだけでなく、楽器は「ララララ~」とか「プププププー」とか、「ジャンジャンジャ~ん」とは聞こえないんです。音が鳴っているのに、その音が「ど」「れ」「み」で聞こえるんです。日本語の「ど」ですよ。

だから、バッハは「みどれみふぁれみふぁそみふぁそ」という日本語が、音程を持って耳に飛び込んでくるんです。うるさいったらありゃしない!

天上の音楽なんて思った私がバカだった・・・。食事時にクラシックくらい邪魔なものはないと普段から言っている私なのに、ちょっと気分よくバッハを聞きたい気分になったのがいけなかった。そうなったらもう眠れない。バッハのあと、オーケストラの曲があったけど、ラッパの音はまるで「ところてん」を押すかのように「どーーーーれーーーーーみーーーー」と聞こえる。もうテレビを消すしかありません。

悲しい。みなさんがオーケストラやピアノを聴いて、「ららら~」と聞こえるその耳、ちょっと貸してほしい。

でも、考えてみれば、教習所の先生は車に乗るたびに「そのクラッチの入れ方が!」と思い、料理人は「塩加減が」と思い、舞台さんは「おい、あの照明は?」と思っているんだろうか?少なくとも、タクシーは何も考えずに乗ってるし、料理も「おいしい」で終ってるし、舞台は「おもしろい」で見ていられるなぁと、思った頃には寝てました。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする