ズダヤクシュ(喘息薬種)
<ユキノシタ科ズダヤクシュ属>
深山の樹林下に生える多年草。
走出枝を出す根生葉は心円形で腺毛を密生し、
長い柄がある。
花茎は高さ10~25センチで、2~4枚の小さな葉を互生する。
花茎の先に総状花序をだし、白色の小さな花を斜め下向きに数個から25個つける。
花弁は線形で目立たない。
和名は喘息薬種(ズダヤクシュ)で、長野県では喘息のことを
ズダといい、この植物が喘息に効くというので名づけられた。
草姿は、等しくユキノシタ科のチャルメルソウに似ている。
栂池にて。
(実は、チャルメルソウに会いたいと思って高尾山に行くのだが、
まだ、出会ったことがなく・来年こそチャルメルソウとハナネコノメに会いたいと思っている)