れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ツリガネニンジン(釣鐘人参)・クララ(眩草・苦参)・コマツナギ(駒繋)・キツリフネ(黄釣舟)・コムラサキ・クサカゲロウの幼虫・蜘蛛・俳句鑑賞

2024-07-22 04:59:39 | 野の花・昆虫・俳句鑑賞

年に1度、観察会での遠足があり、今回は安曇野アルプス公園まで出かけました。
実は、クララの花にオオルリシジミが飛ぶのが見られるかと思っていたら、
オオルリシジミは今は、蛹で土の下なんだそうで、ちょっとがっかり。
クララの花も終わりでしたが、烏川渓谷の遊歩道散歩や、皆さんとご一緒に貸し切りで、
お昼のお蕎麦を戴いたり、何度も行っているけれど愉しい天蚕センターや、田渕行雄記念館、
ワサビ農園でお土産を買ったりして、楽しい時を過ごし、帰りは、特急あずさで帰宅致しました。


ツリガネニンジン(釣鐘人参)
 <キキョウ科ツリガネニンジン属>
花の形を釣り鐘に、太くて白い根を朝鮮人参に例えたのがこの名の由来。

野山や高原に見られる。
茎の上部多数の枝が輪生し、先端に青紫色の釣り鐘型の花を咲かせる。


花は長さ1,5~2センチで、先が浅く5つに分かれる。


クララ(苦参)
 <マメ科クララ属>
日当たりのよい山麓や草地、河原などに生える。
(ここでは、もうすでに花が終わり、虫のコーナーに出てくるが、

葉が沢山のメイガに食われていた。)
葉は奇数羽状複葉で小葉は小さい。
淡黄色の蝶形花を多数開く。

和名は眩草(くらいくさ)が略されたもので、根を噛むと、
目が眩むほど苦い事による。


コマツナギ(駒繋)
 <マメ科コマツナギ属>
野原や土手など乾いた所に生える。
草のように見える小低木で、葉は4~5対の小葉を持つ羽状複葉で互生する。


紅紫色の蝶形の花を多数つける。
名前は駒(馬)が繋げるほど茎が丈夫なことによる。


キツリフネ(黄釣舟)
 <ツリフネソウ科ツリフネソウ属>
山地の渓流沿いや湿地に生える。
花の形が帆掛け船のように見える黄色い花なので、
キツリフネと呼ばれる。


花は3~4センチで花柄にぶら下がつて咲く。


涼し気な烏川


山葵田の横を流れる川


※昆虫コーナー

※え?誰??


※はい!コムラサキでした!
残念ながら♀でしたが、出会えて嬉しかったです♪


※クサカゲロウの幼虫かな?
ごみじゃありません!

(嫌いな方は、要注意かも)

※クララの葉に沢山ついていた、ヨスジノメイガ?


※蜘蛛



※キオビトビノメイガ


アカタテハの幼虫?
カラムシの葉に



ハイ♪いました!
フクラスズメ 躍らせてから行きます。
カラムシの茎をブンブン振ります♪

《俳句鑑賞は秋の季語鶏頭(けいとう)》
   鶏頭花などと使う。

     

  鶏頭の重さ地軸かしぐかるさ    豊口 陽子

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メハジキ(目弾)・ニワフジ(庭藤)・ヒツジグサ(未草)・キバラヘリカメムシ・アメリカピンクメイガ・ヘリグロテントウハムシ・俳句鑑賞

2024-07-19 08:19:04 | 野の花日記と昆虫と俳句鑑賞


メハジキ(目弾)
 <シソ科メハジキ属>
この花を掲載するたびに、メハジキ(目弾)がよく理解できない。
子供がこの茎をまぶたに貼って目を開かせて遊んだことから、
目弾(メハジキ)と呼ぶ。のだが、そんな危ない~痛そうな名前。
花は愛らしいのに・・。
高さは1メートル前後、花は茎のわきにつき、紅色の花を咲かす。


別名ヤクモソウ(益母草)

全草が産前産後、婦人病、眼病などの薬草に使用された。



ニワフジ(庭藤)
 <マメ科コマツナギ属>
落葉小低木。
小葉は、3~5対あり、長さ2,5~4センチの長楕円形で裏面は有毛。


紅色、時に白色の長さ約1,5センチの蝶形花を咲かす。


ヒツジグサ(未草)
 <スイレン科スイレン属>
本来は、スイレン(睡蓮)と呼ばれているが、
図鑑ではヒツジグサで出てくる。
スイレン(睡蓮)が別名になるが一般的には睡蓮の方が知られている。


※昆虫コーナー

※キバラヘリカメムシ
まゆみの実に、仲良しさんを、下から撮りました。


※スズメ蛾の幼虫?


※奇麗なコガネムシ



※アオスジアゲハ
アベリアの花でスズメガを待っていたのだけれど。


アメリカピンクノメイガ
この頃、小さいけれどよく見かけます。


※ヘリグロテントウハムシ


   《俳句鑑賞は夏の季語百合(ゆり)》
    山百合・白百合・鬼百合・鉄砲百合など使う。


        偽りのなき香りを放ち山の百合   飯田 龍太

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カワラナデシコ(河原撫子)・オミナエシ(女郎花)・ハス(蓮)・スグリゾウムシ・二匹の夏のヤマトシジミ・俳句鑑賞

2024-07-17 12:21:41 | 野の花日記・昆虫・俳句鑑賞


カワラナデシコ(河原撫子)
 <ナデシコ科ナデシコ属>
実は我が家の庭で咲いているナデシコです。
私が幼い頃には、田舎の河原に、自然に咲いていましたが、今はなかなか、

自然に咲いているのには出会えません。
山野の日当たりのよい草原や河原に生える多年草。
葉は対生し、線形または披針形で、長さ3~10センチ。


花弁は5個、先は深く裂け基部に髭状の毛がある。

秋の七草の覚え方
山上憶良の歌

 「秋野の野に咲きたる花を指折りかき数ふれば七草の花」
「萩の花 尾花・葛花・撫子の花・女郎花また藤袴 朝顔の花」
(ここでの
朝顔の花は桔梗の花のことです。)


他に「ハスキーなお袋」の覚え方 
   は=萩・す=薄・き=桔梗・な=撫子・お=女郎花・ふ=藤袴・く=葛
お好きな服は?」
 お、おみなえし(女郎花) す、すすき(薄)・き、ききょう(桔梗)
な、なでしこ(撫子)・ふ、(ふじばかま)藤袴・く、くず(葛)・は、はぎ(萩)
   で、覚えやすいです。



オミナエシ(女郎花)
 <オミナエシ科
秋の七草のひとつ。
高原などでは夏の終わりに見られる。


葉は対生し、羽状に深裂する。
黄色い小さな花をたくさんつける。


ハス(蓮)
 <スイレン科ハス属>
古い時代に中国から渡来。
池沼や水田に栽培される。
根茎は蓮根となる。葉は扁平。長い花柄水上に抜き出て、
紅色、紅紫色、白色などの大きく美しい花をつける。
果実は和名は蜂巣(はちす)。


右端の果実の入つた花床が蜂巣(はちす)


トモエソウ(巴草)
 <オトギリソウ科オトギリソウ属>
葉は対生し茎を抱く。
径5センチの黄色い5弁のねじれた花を咲かす。

※昆虫コーナー

ヤマトシジミ2匹♪


葛の葉に、スグリゾウムシ


カラスウリの花にウリハムシ


元気なクマバチ



     《俳句鑑賞は夏の季語烏瓜(からすうり)》
        烏瓜の花とも使う。

     ウリハムシがいるカラスウリの花

カラスウリの実

    たましひの枕してゐる烏瓜   柿本  多恵
       幻想的な、花の方なのか?実の事を歌ったのか?
            真っ赤な実のような気がします。

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ニガクサ(苦草)・ハグロソウ(葉黒草)・カンナ(美人蕉)・クサギカメムシ・クサキリ・オオスカシバ蛹に・俳句鑑賞

2024-07-15 08:40:26 | 野の花日記・昆虫・俳句鑑賞


ニガクサ(蔓苦草)
 <シソ科ニガクサ属>
この種の同定がとても難しい・・
ツルニガクサもあり、表面的にはニガクサとの違いが、私にはよく解りません。
地中に走出枝があるので、蔓(つる)が一見しても解らないのです。
葉の質は薄い。


ニガクサと言うので、食べてみた事があるがそんなに苦くは無いので、
ますます、解らなくなります。
湿ったところに生える多年草。


ハグロソウ(葉黒草)
 <キツネノマゴ科ハグロソウ属>
葉が黒っぽいのでつけられたとあるが、黒と言うほどではなく
深緑の葉です。

上下2枚に分かれた花弁に斑があります。
黒い緑色の葉は卵状長楕円形で、対生する。





▲カンナ(美人蕉)
 <カンナ科カンナ属>
多年草で大形の花を花を咲かせる。
花弁は3枚だが雄しべが変化して花びらのように見える。
品種改良されているものが多い。


里の畑などによく植えられている。

※昆虫コーナー


※クサキリ


まゆみのまだ青い実に、クサギカメムシ


何か解らないけれど?虫で、蜘蛛の類???


※ウリハムシだけは、薔薇の新芽の養分を吸うので除いています。


わが家のオオスカシバ、初めは緑色だったのが、茶色になり、
蛹っぽくなってきました。


      《俳句鑑賞は夏の季語日傘(ひがさ)》
       パラソル・白日傘・絵日傘などと使う。
   

 
      昇天寸前はや老婆の白日傘  森 澄夫

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オニユリ(鬼百合)・ミソハギ(禊萩)・トチノミ(栃の実)・ミツボシツマキリアツバ・ヤナギカワウンカ・ルリハムシ・オオスカシバ・俳句鑑賞

2024-07-13 09:16:22 | 野の花日記と昆虫


オニユリ(鬼百合)
 <ユリ科ユリ属>
葉のわきに黒紫色の珠芽(ムカゴ)がつく。
茎の先端に径10センチほどの濃い黄赤色の花をつける。
花被片は6個で内側に黒紫色の斑点がある。




ミソハギ(禊萩)
 <ミソハギ科ミソハギ属>
この花で供物に水をかけ清める風習があるので、禊萩(ミソハギ)の名がある。
盂蘭盆の供物にする。
湿地や水辺に生え紅紫色の花が3~5個集まってつき、次々に咲く。


花弁は4~6枚でしわが寄っている。
自家受粉を防ぐため、雄しべが長い株と雌しべががある。

葉は対生する。


▲トチノキの実(栃の木の実)

 <トチノキ科トチノキ属>
山地に生える落葉高木。
葉は大形の掌状複葉で対生する。

小葉は5~7個あり、長さ15~40センチ倒卵状長楕円形で、ふちに鈍い重鋸歯がある。


裏面は赤褐色の軟毛がある。
蒴果は直径4センチほどで、赤褐色で、すりつぶしてトチ餅を作る。



▲ハナイカダ(花筏)の実
 <ミズキ科ハナイカダ属>
落葉低木。
葉の表面の主脈の中央に淡緑色で4弁の小さな花をつける。

雌雄異株。

5~6月頃、葉の上に花をつける。


石神井公園のゴイサギの幼鳥ホシゴイ

こちらが、成鳥のゴイサギ

※昆虫コーナー

ミツボシツマキリアツバ


※ヤナギカワウンカ


※ヤナギルリハムシ

(嫌いな方は要注意)

※セスジスズメ


※?イモムシ


※オオスカシバの幼虫

※わが家で羽化したオオスカシバ

まだ、羽の粉が取れていない羽化したばかり

(新聞紙とティッシュの破ったもので部屋を作り、
今回は17日間かかって、蛹から羽化致しました。)




まだ、蛹から脱皮したばかりです。


カーテンに飛んだ時は、もうすっかり”大透かし翅”になっていました。
暫く翅を乾かしてから、元気に曇天の空に飛び立っていきました。


    《俳句鑑賞は夏の季語蓮(はす)》
はちす・蓮の花・蓮華・散蓮華・蓮見・蓮見舟などと使う。
 
   伝通院の蓮です。

    蓮咲きて風の異なる沼ふたつ   木村 風師

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シロネ(白根)・シラヤマギク(白山菊)・フシグロセンノウ(節黒仙翁)イチモンジカメノコハムシ・オニグモ・俳句鑑賞

2024-07-11 08:43:42 | 野の花日記と昆虫


シロネ(白根)
 <シソ科シロネ属>
地下茎が太くて白いのでこの名がある。
葉は対生し広披針形で長い。
葉のわきに白色で小形の唇形花をつける。




シラヤマギク(白山菊)
 <キク科シオン属>
触ると、茎や葉がざらつく毛が生えている。
花は径2センチほどで白い。
春の若菜は、ヨメナに対してムコナと呼び、食用になる。



下部の葉はひれのある長い柄を持つ心形で大きい。


フシグロセンノウ(節黒仙翁)
 <ナデシコ科センノウ属>
山地の林下に生えていると朱赤色の花は、鮮やかで目立つ。
今や絶滅危惧種になっている所もあると言う。
葉は対生し、卵形または楕円状披針形。



花弁は5個で平開する。

久しぶりの?石神井公園だったが、ミソハギが元気なくらいで、花は少なく、
虫たちがこの暑い中で、ひつそりと?また大胆に、生息していたのに出会った。


※昆虫コーナー

最初はゴミかと思ったが、そうそうhimesijimiさんの教えで、(ゆみこさんにも
よく言われます)ゴミだと思っても、もう一度、よく見るを実践したので出会えた♪
イチモンジカメノコハムシの蛹


今回も出会ったアミガサハゴロモの幼虫
もう、天使みたいだ。

アミガサハゴロモ(成虫)


何かの虫かと思ったら、糸を出して下に落ちたので
蜘蛛だと解った。オニグモ


シオカラトンボ


チョウトンボが、石神井公園の池でよく見られます。
残念ながら、ここまでしか、写真に撮れませんでした。


なかなか止まってくれない
コシアキトンボ


モノサシトンボ


    《俳句鑑賞は秋の季語蜻蛉(かげろう)》
    草蜻蛉(くさかげろう)・薄羽蜻蛉(うすばかげろう)とは、
   異なります。


   蜻蛉(かげろう)

ふりむきざま青かげろうを吐く母よ  豊口 陽子
青蜻蛉なので、草蜻蛉の事を表現しているのかもしれません。





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コウリンタンポポ(紅輪蒲公英)・ヤマオダマキ(山苧環)・シロソーメンタケ・アオイトトンボ・アミガサハゴロモ・俳句鑑賞

2024-07-08 08:29:41 | 昆虫


コウリンタンポポ(黄花紅輪蒲公英)
 <キク科ミヤマコウゾリナ属>
多年草。
ヨーロツパ原産の帰化植物。

花茎は直立し、葉は根元でロゼッタ状で、
花は橙赤色で、先が5つに裂けた舌状花からなる。
長毛が密生する。


私は、ずっとコウリンタンポポは、園芸品だと思っていたので、
取り扱わなかった。
今回、野草図鑑に、見つけて、初めて取り上げました。
(「日光観光」での野原や道端でよく見ました。)


ヤマオダマキ(山苧環)
 <キンポウゲ科オダマキ属>
花の色には変化があり、これは萼片が茶褐色で、日光の道端では、

この色が多く見られました。


普通、ヤマオダマキと言うと、薄黄色が多いです。


   ここからは、「絵ときのこと虫たち」ブログのゆみこさんと、
     光が丘へシロソーメンタケに会いに行った記事です。

シロソーメンタケ
 <シロソーメンタケ科シロソーメン属>
「絵ときのこと虫たち」ブログのゆみこさんに誘われて、
「光が丘」にシロソーメンタケを見に行った。
「イボタノキの近くにはえるのよ」と、ためらうことなく、
駅を降りて、まっすぐシロソーメンタケの生える場所に連れて行ってくれた。

全体が白く、多数束状に叢生する。
古くなると、黄色味を帯びる。


まだ、出たて!
私は初めて見る。でも、もうこれで、忘れない。


テングタケダマシ?


センボンクヌギタケ?

何たって!アミガサハゴロモに出会った事は素敵な事でした!
初め、私は「え~ごみじゃない?」などと、不覚にも言っていたのを、
さすがゆみこさんは、himesijimiさんの教えどうりに、
「ゴミと見えても立ち止まってもう一度見て見る!」
を実践!
そして出会いがあったのでした!


風が吹いて、白い毛から身体が見えたのです!
確かに!アミガサハゴロモの幼虫でした!


アミガサハゴロモの幼虫
白い翅はバレリーナのチュチュみたいです。


アミガサハゴロモ


アオイトトンボ


アオイトトンボ
ゆみこさんが見つけてくれました!とても美しかったです!


シロテンハナムグリ


ハサミコガネ


ニイニイゼミの抜け殻


カレハチビマルハキバガ


カナブン


オオワラジカイガラムシ?


オオカマキリの子

短時間なのに、二人の目で探すとこんなに沢山の虫たちに出会えました!


イイギリ(飯桐)の実
 <ヤナギ科イイギリ属>
光ヶ丘のイイギリはまだ青い実でした。

ゆみこさんからのお土産!きっとそうだと思っていた♪
蚕のお菓子💛

私は、クワコを育てた事があります。
愛らしい蛾になって飛んで行きました。

ゆみこさんは、クワコの絵はがきを書いてくれました。
これは、私が育てたクワコです。
(今年は冬眠から覚ますのが上手くいかず、失敗でした。)



フードコートで食事をして💛
私は夏カレー、ゆみこさんはキーマカレー


食後のジェラート(ゆみこさんのおごりでした!)

     愉しい時を有難う💛
       また、誘ってくださいね!

   《俳句は夏の季語海(うみ)》
     本来は海と言う季語は無く、
    海開きとか海の家・海霧・海の日とかを使う。
       

   海暮れている平均台ののあとさき    豊口 陽子




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ミヤママタタビ(深山木天蓼)・アサガラ(麻穀)・カラマツソウ(唐松草)・ミヤマハコベ(深山繁縷)・ヨツバムグラ(四葉葎)・クリンソウ(九輪草)・ムシヒキアブ・きれいなクモ・トンビ・俳句鑑賞

2024-07-06 09:14:41 | 木の花・野の花・昆虫・俳句鑑賞


ミヤママタタビ(深山木天蓼)
 <マタタビ科マタタビ属>
若枝は紫褐色で、細かい毛がある。
葉は互生し卵円形。


枝の上部の葉は初め白く、のちに紅色を帯びる。


果実はまだ小さかったが、たくさんついていた。


▲アサガラ(麻穀)
 <エゴノキ科アサガラ属>
花が終わりに近くて残念だが、私は初めて出会って、
とても気になっていたので、出会えて嬉しかった。
枝は灰褐色で折れやすい。
葉は互生し、広楕円形。
枝先に、白い花を多数つけ下垂する。




ミヤマカラマツ(深山唐松)
 <キンポウゲ科カラマツソウ属>
多年草。根生葉は一株から1枚出て、長い柄があり2~3回3出複葉で
花の頃にも残っている。


茎葉は2~3枚付き、上部のものは単葉となる。
白色の花を多数つける。


ミヤマハコベ(深山繁縷)
 <ナデシコ科ハコベ属>
葉は対生し、卵円形か卵形。
基部と葉柄に長い軟毛がある。
葉のわきから花柄をだし、径1,5ミリぐらいの白い花を開く。


花弁は5個で萼片より長く、2深裂する。



ヨツバムグラ(四葉葎)
 <アカネ科ヤエムグラ属>
田の畔や、山すそなどに生える20~50センチの小さな多年草。
楕円形の葉を4枚輪生し、縁と裏側には白い毛がある。
花は1ミリほどで葉のわきに数個つく。


果実にはかぎ形の突起がある。


クリンソウ(九輪草)
 <サクラソウ科サクラソウ属>
山地、山麓の湿地に生える多年草。
葉は大形で倒卵状長楕円形。
長い花茎をだし、紅紫色で2,5センチぐらいの花を数層に輪生する。




クリンソウの実


▲トビ(鳶)


▲ツバメ(燕)


※昆虫コーナー

※ムシヒキアブ



※ハバチ?


これは何でしょう???
「絵ときのこと虫たちブログ」
のゆみこさんから、テントウムシの蛹と、
教えて頂きました。(#^.^#)
💛ありがとう♪




※集団イモムシ


きれいなクモは、アズチグモ



※キマダラカメムシ?


※蝶が隠れています。

      《俳句鑑賞は秋の季語葛(くず)》
  葛の花・花葛(はなくず)・葛の葉・真葛原(まくずはら)などと使う。
 

  有線へまぎれこむ葛の増殖音   豊口 陽子


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ギンリョウソウ(銀竜草)・オオヤマブスマ(大山襖)・ミゾホウズキ(溝鬼灯)・オトギリソウ(弟切草)・ウスバキトンボ・アオクサカメムシ・俳句鑑賞

2024-07-04 13:57:48 | 野の花・日記・俳句鑑賞

<日記>
年配者には、面倒な携帯での急行電車と、ペンションの予約をして、

やっと、初めてのわんこまりをシッターさんに頼んで、
1泊2日のお泊りでの日光観光を楽しみにしていた。
フリーパスのバス券も買って、万全にしたはずだったのだ。
月曜日は、日光植物園がお休みなので、田母沢御用邸の中と庭を散歩。
静かな苔の上に白いギンリョウソウが楚々と咲いて、迎えてくれた。
庭園でお茶を戴き、バスでイロハ坂を登って、華厳の滝を見る。
中禅寺湖に降りて、お散歩した。
ペンションの近くだったので、夕暮れも楽しんだりした。
携帯が鳴って、シッターさんからわんこまりが、血尿がでたと、
食事も食べないとの事だった。
私達は、ペンションでの食事前だったが、明日の朝、一番で帰宅すると連絡を入れた。
そんなこんなで、やっぱり、まりは一人(1匹)での留守番が難しい子だった。
シッターさんがいい方なので、次の日の朝、病院に薬を貰いに行ってくれた。
動画をいつも撮って送ってくれるのだが、最後はもうすっかり安心したふうで、
ぐっすり寝ている画像だった。
そんなこんなで、楽しみにしていた日光植物園は行けず仕舞いでした。
近日中に、動物病院に予約をしてまりも14歳なので、エコーをとって調べてもらうつもりでいる。

▲ギンリョウソウ(銀竜草)
 <ヤクシソウ科ギンリョウソウ属>
湿り気のある腐葉土の上に生える腐生植物。
リン片葉に包まれた姿を竜に見立てた名前である。






オオヤマブスマ(大山襖)
 <ナデシコ科オオヤマフスマ属>
山地や草原に生える小形の多年草。
茎は細く、葉は対生し楕円形または長楕円形。


細長い花柄の先に小形の小さな愛らしい花を咲かす。
花弁は5個で長倒卵形。




ミゾホウズキ(溝鬼灯)
 <ゴマノハグサ科ミゾホウズキ属>
葉は柔らかく、枝分かれして広がる。
上部の葉のわきに黄色で長さ1~2センチの花をつける。


和名は溝にはえ、果実がホオズキに似ていることからこの名がある。





オトギリソウ(弟切草)
 <オトギリソウ科オトギリソウ属>
和名の弟切草は、秘薬の事を人にもらした弟を、
兄が怒って切ったと言う平安時代の伝説から伝えられた。


東武バス通りでは、道路にもよくこの黄色い花が咲いていたのが、
印象的でした。



ウスタケ




お茶


庭園





華厳の滝


男体山


夕暮れの中禅寺湖

※昆虫コーナー

※ウスバキトンボ
どこを歩いても、このトンボばかりでした。
柵に何匹も止まっているので、指を出すと載ってきます。
あまり、警戒心の無いトンボです♪


ウバユリの蕾のてっぺんに止まっています。


※イボタノキにシロスジベッコウバチ



※名前が解りませんでしたが、カメムシでしょうか?


※ウスアオエダシャクかな?


※アオクサカメムシ


※カメムシですね。


※ハナアブとマーガレット


※ニワオニグモ


※モリアオガエルの卵塊

    《俳句鑑賞は夏の季語夏野(なつの)》
     
青野(あおの)・大夏野(おおなつの)・夏野原(なつのはら)
       などと使う。

            
   
       夏野来る一人称の帽かむり   豊口 陽子

   

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ヤブカンゾウ(藪甘草)・友人の音楽会・まりを置いて出かけます。

2024-07-01 03:57:38 | 野の花日記


ヤブカンゾウ(藪甘草)
 <ユリ科ワスレグサ属>
もう、何年我が家のプランターで咲き続けている事でしょう。
今年も、たくさんの蕾をつけて一日花を咲かせてくれています。
夕方には、もう萎んで次の蕾に託されます。
野原や堤などに生える多年草。
広線形の葉の間から80~100センチの茎を伸ばして、

径約8センチの橙色の八重咲の花を開く。


雨の中でも、元気に咲いています。
八重咲です。



<日記>
一昨日は、友人の20周年の音楽会でした。

花束を作って、いつものように持参いたしました。
変わらなく愛らしい友人はピンクのドレスが似合います。
歌が変わるとまた着替えて白い長そでのドレスで歌いました。
最後に皆さんで合唱、楽しいひと時でした。



一寸、携帯でパチリ。


途中の道からよく見えるスカイツリー


帰りの乗り換えの飯田橋です。

<日記>
今日から、1泊2日で、わんこまりを置いて主人と二人で日光まで出かけます。

まりを一人にして外泊するのは、初めての事です。
自動車免許を返納したので、まりは連れていけません。
シッターさんにお散歩と食事は頼んであります。
朝から夜までのお留守番の時は、シッターさんにお散歩と食事をお願いして
体験済みですが、私たちが夜いないのは、初めての経験です。
シッターさんが優しい方なので、心配はしていませんが、
とにかく、一晩中不在という体験はこれが初めてなので、
ちょっと心配です。
そういう意味では、ずいぶん可愛がり過ぎの育て方をしてしまったと、
思います。子供のいない私たちにとって、愛情を一身に受けて、
育ててしまったので、少しデリケートすぎるところがあります。
いい子で待っていてくれることを望んでいます。

  
 



       《俳句鑑賞は夏の季語百日紅(さるすべり)》
    百日紅(ひゃくにちこう)とも使う。


   さるすべりしろばなちらす夢違ひ   豊口 陽子
  

            いい子で待っててくれますように。
                 行ってまいります。

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