れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

マメアサガオ(豆朝顔)

2018-09-30 08:37:35 | 野の花日記

マメアサガオ(豆朝顔)
<ヒルガオ科サツマイモ属>
北アメリカ原産の一年生草本。
茎はつるになり、よく分岐して他のものに巻き付き、
長さ数メートルとなる。



葉は先の尖った長卵形から心臓形で、
全縁または3裂し、
長い葉柄があり互生する。



夏から秋にかけて葉脈に1~2個の花茎を出し、
径1,5センチほどの淡紫色から白色のロート形の花を
1~2個付ける。

花柄にはいぼ状の突起が密生し、稜がある。

1955年に東京近郊での帰化が報告され、
現在では東北地方以南で道端などに普通に見られる。

 








 

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コシロノセンダングサ(小白栴檀草)

2018-09-29 05:57:54 | 野の花日記

コシロノセンダングサ(小白栴檀草)
<キク科センダングサ属>


コセンダングサは、筒状花だけだが、
まれに白い花弁状の舌状花が咲いているものがあり、
これをコシロノセンダングサと言う。



葉は羽状複葉で3~5の小葉がつく。
花は黄色の筒状花と周囲の白い舌状花。



高さは60~100センチで、
荒地や路傍、河川などに生える。
熱帯アメリカ原産の帰化植物。

 

オオバナノセンダングサは舌状花が白く大きく、
頭花が径3センチほどになる。

 

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ノブドウ(野葡萄)

2018-09-28 08:15:03 | 野の花日記

ノブドウ(野葡萄)
<ブドウ科ノブドウ属>
山地や丘陵、野原に普通にはえる。
茎の基部は木質になり、
太いものは直径4センチぐらいになる。



つるは長く伸びてジグザグに曲がり、
節はしばしば肥厚する。

葉と対生し2またに分かれた巻き髭がある。
葉は互生し、直径4~13センチのほぼ円形で、
普通3~5裂する。
基部は心形で、ふちには鋸歯がある。

7~8月、
葉に対生して集散花序をだし、
淡緑色で径3ミリほどの小さな花を多数開く。
花弁は5個で卵状三角形。


果実は径6~8ミリの球形の液果で、
淡緑色から紫色を帯び、碧色になるが、
ブドウタマバエやブドウトガリバエなどの幼虫が寄生して
虫えいになり、異常に膨らんでいるものが多い。
食べられないです。

 

 

 


 

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アレチウリ(荒地瓜)

2018-09-27 06:56:42 | 野の花日記

アレチウリ(荒地瓜)
<ウリ科アレチウリ属>
北アメリカ原産のつる性帰化植物。
輸入大豆に混入して広がって、
今ではあちこちの河原の土手や荒地に大群落をつくる。



特定外来種に指定されているほど。
分岐した巻き髭で絡みつく。
雌雄同株で雌花は短い枝先に多数集まって咲く。

果実は細長い卵形で、中に1個の種子があり、
星形に数個集まった果実序を形成する。

鋭いがやわらかい?棘と毛がびっしり生えていて
金平糖のような形。

果実は全体に棘に覆われている。
繁殖力は強く、ひとたび増えると草木を覆いつくす。

下は冬場のアレチウリの実。


 

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アメリカセンダングサ(亜米利加栴檀草)

2018-09-26 07:33:04 | 野の花日記

アメリカセンダングサ(亜米利加栴檀草)
<キク科センダングサ属>
北アメリカ原産の帰化植物。


頭状花は長く延びる葉状の6~12個の総苞片に囲まれる。
舌状花は小さく見えない。


果実の先端のとげは二又に分かれて伸びる。
茎は暗紫色。
草丈50~150センチ。


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ハシカグサ(麻疹草)

2018-09-25 05:02:35 | 野の花日記

ハシカグサ(麻疹草)
<アカネ科フタバムグラ属>
山野の薄暗い林の下を這う1年草。
以前に見つけた場所を探したが、
今年は出会えなかった。

S公園の自然観察会で、
いつも行ってる場所より遠くに生えているのを教えてもらった。
今度はもっと元気なときに、そこまで行ってみようと思う。



葉は2~6センチで対生し、
夏が終わるころ、葉のわきに3~4ミリの4弁花をつける。



花が落ちていると、見過ごしてしまう。



ハシカグサの名は、
葉が乾くと赤褐色に変わる様子が、
ハシカの発疹が乾くにつれて赤から褐色に
変わる症状に似ていることによるそうだ。


 



 


 

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ヒメジソ(姫紫蘇)

2018-09-24 07:16:57 | 野の花日記

ヒメジソ(姫紫蘇)
<シソ科イヌコウジュ属>
日本全土の山野の林の縁や道端に生える。
高さ20~60センチ。

茎は四角形で、葉は対生し、長さ2~4センチ、
幅1~2,5センチの卵形~広卵形でやや薄い。
ふちには鋸歯がある。



枝先に長さ5~7センチの花穂をだし、
淡紅紫色または白色の小さな唇形花をややまばらにつける。



花冠は長さ4ミリで、筒部は短く、上唇は3裂、
下唇は先端が凹む。






 

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サクラタデ(桜蓼)

2018-09-23 06:49:58 | 野の花日記

サクラタデ(桜蓼)
<タデ科タデ属>
水辺に生える多年草。
根茎は地中で長く延び、枝を分けて増える。



葉は直立し、高さ50~100センチになる。
葉は披針形で長さ7~13センチ。
短い葉柄がある。両端は尖り、両面に短い毛がある。
鞘状の托葉は短い楔形で、
ふちに長いかたい毛がある。



花穂は細長く、やや密に花をつけ、上部は垂れ下がる。
萼は深く5裂し、長さ5~6ミリで
淡紅色を帯びる。
花が美しいのでこの名がある。


サクラタデは花の直径が8ミリ程度もあり、
イヌタデの仲間では最も大きく美しい。
花色が白いのはシロバナサクラタデ。


上はシロバナサクラタデ。

 





 


 

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メドハギ(蓍萩)

2018-09-22 07:03:50 | 野の花日記

メドハギ(蓍萩)
<マメ科ハギ属>

日当たりのよい所を好み、
草丈は1メートルにもなり、
長さ1~2センチの3小葉が、茎にびっしりとつく。

花は長さ6~7ミリで、
葉腋に数個ずつ集まってつき、黄白色の花弁で紅紫の模様が入る。



ネコハギ(9月28日に掲載)にそっくりの花で、
茎が上を向かない、地を這うハイメドハギがあるそうだ。



名前の由来は、茎の葉をしごいて落とし、
占いの筮(めどき)に用いたと言うが、
今では筮竹(ぜいちく)の竹を使うことが多い。

茎が立ち上がって咲くが、花は目立たない。

 




 

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ヒロハホウキギク(広葉箒菊)

2018-09-21 06:44:13 | 野の花日記

ヒロハホウキギク(広葉箒菊)
<キク科シオン属>
北アメリカ原産の帰化植物。
ヒメムカシヨモギに似るが頭花の直径が
7~8ミリで、舌状花が目立つ。
草丈は1メートル以上になるものがある。

毎年、石神井公園の池のふちに小さな薄桃色の小さな花を咲かし、
とても可憐で可愛い花なのだが、
この名前に出会うまで苦労した。

名前がヒロハホウキギクなので、
葉が広いのかと思うが、細いのだ。
ややこしい名前は付けないで欲しいと思うのだが・・
植物の名前はややこしい名前が多い。

葉の基部は葉柄となり茎を抱かない。
筒状花の冠毛が花筒より短い。

花色が薄桃色なのが特徴。

 

 


 

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