れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

イワカガミ(岩鏡)

2019-08-04 05:59:03 | 野の花日記

イワカガミ(岩鏡)
<イワウメ科イワカガミ属>
高山や深山の草地、岩場などに群生する常緑多年草。

葉は長い葉柄があり、根元から群がって出る。

葉身は円形で長さ幅とも3~6センチ、
革質で表面に光沢がある。
先端は丸いか、わずかにへこみ、基部は浅い心形でふちに鋸歯がある。

春から初夏にかけて、長さ10センチほどの直立する花茎を伸ばし、
先端に総状花序をつけ、淡紅色の美しい花を3~10個開く。

萼は5裂。
花冠は径1~1,5センチの漏斗形で5裂し、裂片の先端はこまかく裂ける。
5個の雄しべと5個の仮雄しべとがある。

蒴果は球形で径3~4ミリ。
種子は長楕円形で、両端に突起状の翼がある。

和名は岩鏡で、
岩場に多くはえ、葉に艶のあることから鏡に見立てた名前です。

栂池自然園にて。

 

 

 

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