れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

トキリマメ(吐切豆)・ヤブコウジ(藪柑子)の実・ジャノヒゲ(蛇髭)の実・フユイチゴ(冬苺)・コウヤボウキ(高野箒)・俳句鑑賞

2023-12-30 08:02:13 | 草の実と俳句鑑賞


トキリマメ(吐切豆)
 <マメ科タンキリマメ属>
つる状の多年草
他のものに絡みつく。

葉は互生し、長い葉柄を持つた3出複葉。
小葉は卵形で質は薄い。


飯能の天覧山に登っている最中に出会った。


今年はトキリマメの黄色い花には会ったが、
豆に出会ったのはこれがはじめてだったので、
嬉しかった!


▲ヤブコウジ(藪柑子)
 <ヤブコウジ科ヤブコウジ属>
常緑小低木。

飯能の天覧山までの道には、真っ赤な小さなヤブコウジの実がなって、
長い階段状の道を息を切らせながら歩き、
その赤い実に元気づけられながら登った。


緑の草の中で赤い小さな実は葉裏にあるのにもかかわらず、
よく見えた。


▲フユイチゴ(冬苺)
 <バラ科キイチゴ属>
登り口付近で出会ったフユイチゴの実


▲ジャノヒゲ(蛇髭)の実
 <キジカクシ科ジャノヒゲ属>
山で(・と言うほどの山ではないけれど)疲れた時、
斜面にジャノヒゲの実を見つけるのは楽しい。
日当たりがいい場所だと、葉ばかり伸びて、実を見つけるのが難しかったりするが、
山の日陰の斜面では、この青い実がそのまま見られる。






▲コウヤボウキ(高野箒)

 <キク科コウヤボウキ属>
もう、とっくに花は終わっているのだけれど、
たまに、薄ピンク色の綿毛に出会うのも楽しい。




<日記>
飯能まで特急だと1時間もかからないで行ける。
天覧山も多峯主山もきっと小学校の遠足で行っていたかもしれないと思ったが、
すっかり忘れている。
近場で楽しめる。暖かくなったらまた来てみよう。
その時は必ず鰻を食べて帰ろうと思っている。
まだまだ、古い家並みが残っていて、ここら辺なら住んでもいいかなと思うのだが、
もうそんな余力もなくなってきたのが残念だ。





途中の羅漢様


蔵造りの家も残っている。


大好きな破れ蓮【やれはす】・蓮の骨(はすのほね)などと言うが、
今は季語辞典にも蓮の骨はでていない。



        《俳句鑑賞は冬の季語煤払い(すすはらい)》
    
 煤掃(すすはき)・煤籠(すすごもり)煤逃(すすにげ)
          などと使うが、今はもう使う事も少なくなっている。
        
           なかなか見られないテイカカズラの実の綿毛姿

              あらぬ方見る振りの鶏煤払  山田 諒子

 

 

 

 

 

 


    
       










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ベニバナボロギク(紅花襤褸菊)・アオツヅラフジ(青葛藤)サンシュユ(山茱萸)の実・ハエ・俳句鑑賞

2023-12-29 16:59:55 | 野の花日記と昆虫と俳句鑑賞

ベニバナボロギク(紅花襤褸菊)
 <キク科ベニバナボロギク属>
こんな時期に、下向きにつけた薄紅色の花を見せてくれた。
一年草だが、道端や山林の伐採跡地などに生える。


葉は柔らかく、春菊のような強い香りがある。
枝の先の頭花は俯いて(うなだれて)下を向いて咲く。


頭状花で花弁の上部は紅赤色から橙赤色に変化し、下部は白いまま。
茎は上部でよく枝分かれし、草丈は50~70センチ。
花後は綿毛をつけて風に飛ばされていく。


アオツヅラフジ(青葛藤)
 <ツヅラフジ科アオツヅラフジ属>
今年は、よく葉や花は見たのに実がなっていなかったものが多かった。
やっと、ほんの少しなっているものに出会ったが、
もうすでに実が乾いていたので、以前に出会ったものを掲載します。
蔓は長く伸びる。
葉は広卵形。


雌雄異株。
果実は直径6~7ミリの球形で、藍黒色に熟し、
白粉をかぶる。






サンシュユ(山茱萸)の実
 <ミズキ科ミズキ属>
落葉小高木。
果実は長さ1,5センチの楕円形で赤く熟し食べられる。



<日記>
大掃除が思ったより早く終わったので、思い切って
池袋から特急ラビィに乗って飯能まで、天覧山と多峯主山まで
行ってみた。花は無いけれど、赤い藪柑子(やぶこうじ)の実が、元気をくれる。
時々、もう色は褪せたけれどコウヤボウキの薄ピンクになったのや
枯れて褐色の綿毛になったのに出会う。
駅前で買った、パンとお弁当を食べて、飯能川原まで歩く。
帰りは鰻を食べようと思っていたのだが、時間が早すぎてやっていない・・
まりの事もあるので、早めに帰ることになった。
駅中のラーメン餃子で我慢して帰宅。
今度はまりをシッターさんに頼んでゆっくりしたいと思う。

※昆虫と言ってもハエしか見つからなかった・・







     《俳句鑑賞は冬の季語冬の山(ふゆのやま)》
   
            画像は関係ないけれどヤブミョウガ
      
        冬の山畳を踏んで箪笥鳴る   豊口 陽子

         どんな意味なんだろう・・・

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アオキ(青木)の実・ヤツデ(八手)・コウヤボウキ(高野箒)・今日の冬眠中?のアカボシゴマダラ?・テントウムシ・俳句鑑賞

2023-12-28 07:40:48 | 木の実・草の実・俳句鑑賞

アオキ(青木)の実
 <アオキ科アオキ属>
山地の林下に生える常緑低木。
葉は対生し長楕円形。質は厚く、押し葉にすると黒くなる。
葉の汁は解熱効果がある。
雌雄異株。


果実は長さ1,5~2センチの楕円形で秋に赤く熟し、翌年の4月頃まで残る。


ヤツデ(八手)の花
 <ウコギ科ヤツデ属>
ヤツデは実は性転換します。
咲き始めは雄しべが成熟して雄花になります。
この頃は、蜂や前がたくさんやってきます。



第二弾の雌花が満開です。


果実は球形で翌年の4~5月に黒く熟す。


コウヤボウキ(高野箒)
 <キク科コウヤボウキ属>
乾いた林下に生える落葉小低木。


もうだいぶ、花も枯れてきました。

<日記>
今年の大掃除は主人が台所を、頑張ってくれました。感謝。
私は窓ふきとカーテン洗い、トイレ掃除で
今年の大掃除は以下略します。
年をとったと言うのが実感です。



キリ(桐)の実
 <ノウゼンカズラ科キリ属>



※昆虫コーナー

※ジョロウグモ



オキクムシ
ジャコウアゲハの幼虫、ちょっと小さくなった感じです・・


テントウムシの蛹からテントウムシに育ちました!
上は蛹の殻です♪






今日も昆虫籠の片隅で冬眠中のアカボシさん


擬態は得意!アカボシさんナンバー2


ボケてしまいました。すいません

枯れの進んだ綿毛のアザミ

      《俳句鑑賞は冬の季語青木(あおき)の実》
   
      実はこの画像はイイギリの実なので間違えないように♪

            肉声のぎりぎり届く青木の実  豊口 陽子

 

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ナギナタコウジュ(薙刀香薷)・イヌコウジュ(犬香薷)・ワビスケ(侘助)シモバシラ(霜柱)・アオサギ・冬眠のアカボシ?ゴマダラは動く!・俳句鑑賞

2023-12-26 00:02:57 | 野の花・木の花・俳句鑑賞

ナギナタコウジュ(薙刀香薷)
 <シソ科ナギナタコウジュ属>
全体に芳香(好みかも)があり、枯れてもまだ匂いが残る。
今年は一度も出会わずに終わってしまったと思ったら、
枯れたイヌコウジュのそばにまだ青々した葉に
薄紅色の片側だけに咲く花が残っていたので、
嬉しかった。


もうこんなに、枯れ葉が散っているのが、かえって廻りを暖かくしてくれて
花がいつまでもついていたのかもしれない。


葉は対生し長卵形。


イヌコウジュ(犬香薷)
 <シソ科イヌコウジュ属>
そばにイヌコウジュの枯れた実があったが、綺麗に撮れなかったので、
掲載しておく。




ワビスケ(侘助)
 <ツバキ科ツバキ属>
ツバキと茶の木の雑種と言われる。
花は一重で小さく、雄しべの筒は小さく裂ける。



実はできない。


サザンカ(山茶花)
 <ツバキ科ツバキ属>
実の名は寒椿(かんつばき)でややこしい山茶花。


ちょっと遠いが・霜柱にシモバシラ


風のない寒い日の朝にできる。

《写真日記》
観察会では鳥の事を学んだが、
私は鳥が苦手だし、私のカメラでは撮れないのでパスしている。

アオサギ


ハッカン


遠くてボケたけれどカワウ


此れもボケたけれど、セグロセキレイ


ヤマトシジミ


遠かったけれど、カワセミ


何かの卵


冬眠中、完全擬態してる


さてどこでしょうか?


今日はこんなとこにいました。
う~~ん。
ゴマダラチョウと思ったが・・アカボシちゃんなのかも~。

 

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フユエダシャクに会いに!チャバネフユエダシャク!カメムシ他♪ハンノキ(藩木)の実・ハゼ(櫨)の実・の実

2023-12-22 10:26:23 | 木の実・昆虫・俳句鑑賞


今日は珍しく昆虫(フユシャク)から行きます。
嫌いな方は、飛ばして後半のハンノキとハゼの実をご覧いただければ幸いです。
実は曜日を間違って、大泉学園迄行ってしまったので、
電車賃と時間ももったいないと思い、石神井公園まで一駅歩いた。
暖かいし、お散歩にはちょうどいいし、うまくいけばフユシャクに会えるかもと♪


※フユシャク界のホルスタインと呼ばれるチャバネフユエダシャク♀


ちょうど観察会のT氏に出会ったのが幸い💛
ここら辺にいるから探してみてって教えられて、2匹出会えた!
普通のフユシャクより大きいので目立つ!
・・って言っても、探す気が無い人には、絶対見つからない!


二か所に見つけた。





ウスバフユシャクかなぁ?♀


※クサギカメムシ?ミヤマツノカメムシ?


ミナミアオカメムシ?


※ジャコウアゲハの蛹
の別名オキクムシとも呼ばれる。
画像は、ボケてしまったけれど‥今年初めて出会った。


▲ハンノキ(榛木)の実
 <カバノキ科ハンノキ属>
湿ったところに生える落葉高木。
葉は互生し、長楕円状卵形で、基部は広い楔形(くさびがた)。
ふちには浅い鋸歯があり、裏面の主脈の基部に赤褐色の毛がある。


花序は尾状に垂れ下がり、成熟すると長さ1,5~2センチの果穂となり、
翌年の春まで残る。



ハゼ(櫨)の実
 <ウルシ科ウルシ属>
紅葉も美しい落葉高木。

山地に生え、奇数羽状複葉で互生する。
今はすっかり紅葉した葉も散ってしまった後でした。


昔はこれで、蝋燭の蝋をとったものだ。
なんと今は恵まれているのだろう‥それで幸せに過ごせているだろうか・・
AIと語り、AIに色々とやってもらい、
人との触れ合いも無くやっていける世の中を、私は望まない・・

     《俳句鑑賞は冬の季語寒椿(かんつばき)》
    冬椿(冬椿)とも使う。

     
      
     ひと日出でひと日籠りぬ寒椿  石田 あき子







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ユリノキ(百合木)の実・ヤブタバコ(藪煙草)・フユノハナワラビ(冬花蕨)・テントウムシ探し・日記・俳句鑑賞

2023-12-20 17:01:37 | 木の実・草の実・昆虫・俳句鑑賞

ユリノキ(百合木)の実
 <モクレン科ユリノキ属>
落葉高木。葉は半纏や奴凧に似ているので、
今の子には解らないだろうが・・)
ハンテンボク・ヤッコダコノキなどとも呼ばれた。


果実は蒴果が集まったもので、今はほとんどが地に1枚づつ落ちていることが多い。


5~6月に咲く花はチューリップを小さくしたような大きめの花です。


ヤブタバコ(藪煙草)
<キク科ヤブタバコ属>
林の中などに生える。太い茎は、数本の長いよ小枝をだす。
根生葉が大きい。
煙草の葉に似ているのでこの名がある。


花のない時期にうつむいて地味な花を咲かす。


フユノハナワラビ(冬花蕨)
 <ハナヤスリ科ハナワラビ属>
シダの仲間ですが、ワラビと名前がついてもワラビの仲間でもありません。
栄養葉の柄は長く基部近くで胞子葉を分岐する。


小羽片は広卵形で、胞子葉は上部につく。
胞子雹穂は2~3回羽状に分岐し、円錐状に丸い胞子嚢をつけ、
秋に熟した後に枯れる。


▲ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸)
 <ナス科ナス属>

何もないこの時期に赤い実が美しい。

<日記>
Yさんと光が丘で待ち合わせて、二人でこの時期にテントウムシの冬眠と、
できれば、カマキリの卵の産卵を見たいと出かけた。
お話したいことも山ほどあったけれど、Yさんは頑張って
結構足を延ばして、テントウムシの冬眠を私に見せてくれるつもりだったのだが(笑)
暖かい日差しに、枯れ葉の中からぞろぞろてんとうむしがでてきて、
セメントが暖められている柱に沢山這い出していた。
それはそれで楽しかった♪し、カマキリの卵嚢を探すのもこの頃は難しいのに、
卵を産んでるところなんて無理だった。

フードコートでサフラン色のライスとタンドリーチキン、濃厚なクラムチャウダーが美味しかった
を二人で食べて、おしゃべりが止まらない~気が付いたら6時前だった。
有難うYさん。楽しかったし美味しかったです。

昆虫コーナーは、テントウムシシリーズ

ウリハムシ


赤と橙色の星マークがおしゃれ💛





仲良し?💛


カメノコテントウ?


暖かいのでぞろぞろ出てきて温まったコンクリートの塀に💛


チャバネアオカメムシにも出会いました💛

今日は忙しいので、俳句はまた明日に続きます!(^^)!

スダジイの実はそのまま食べても美味しいです💛

<日記>
追加した日記があったけれど、消えていました。
東京駅まで用事で言った事など。
以下略します。


 

本当は追加したはずだったけど、私の手落ちで反映していませんでした。

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シナマンサク(支那満作)の冬姿・アマチャヅル(甘茶蔓)の実・ジョロウグモ・ワカバグモ・冬眠中のゴマダラチョウ・日記・俳句鑑賞

2023-12-19 12:42:41 | 木の実・草の実・昆虫・俳句鑑賞


シナマンサク(支那満作)の冬姿
 <マンサク科マンサク属>
マンサクかとも思ったが、実の付き方がちょっとちがうような気がするので
シナマンサクだと思ったが、あまり確かではないので、
誤同定の際にはお知らせ下さればありがたいと思っております。
落葉小高木。
若枝は綿毛が多い。
葉は大きく、長さ8~16センチのやや歪んだ倒卵形で,縁には波状の歯牙がある。


表面と葉柄に軟毛があり、裏面は灰色の綿毛があつて灰白色。
葉は花期になつても褐色のまま残るものがある。


蒴果は鉄色の綿毛があり、2裂する。


たぶん、シナマンサクの花



アマチャヅル(甘茶蔓)
 <ウリ科アマチャヅル属>
葉に甘みがあるのでこの名がある。
野や林の下や縁に生える多年生のつる草で、巻きひげで絡む。


葉は狭卵楕円形か狭卵形で、両面にまばらに白毛がはえる。
雌雄異株。
果実は8ミリほどで黒く熟す。


葉はぱっと見にはヤブガラシをもっと優しく柔らかめにしたような葉(?)
(ヤブガラシと間違えて探していたことがある。)

※昆虫コーナー

ジョロウグモ


色抜けしているので、死んでいるのかと触れたら逃げ出した
ワカバグモ?


殆ど枯れ葉に同化して見つからないように冬眠している
ゴマダラチョウだが、

たまに葉っぱを移動していることがある。
ゴマダラチョウ


アカボシゴマダラは愛嬌があってとても愛らしかった。
元に戻しておけばよかったかもしれないのだが・・
幼虫が元気すぎて、暖冬もあり蛹になってしまった。
どうしようか・・どうなるだろうかと迷ったが、
結局、寄生されていたらしく・・
蛹が綺麗に割られていて、中は、黒褐色の濃い液体だった。
「ごめんなさい」と、アネモネのプランターに埋めてやる。
本来はアカボシゴマダラは人為的に放蝶されたもので、
日本古来のゴマダラチョウを危機に陥らせている事実もある。
私は可愛いくて、たぶん5齢で美しい蛹になってしまったアカボシゴマダラを、
どうしたらいいのか迷っていた。本来、幼虫で越冬するのに、
蛹になってしまったアカボシゴマダラ・・
でも最後はこんな哀しい姿で終わらせてしまい申し訳ない気持ちでいっぱいだ。


※ミノムシ





  
            《俳句鑑賞は新年の季語年賀(ねんが)》
       年始・年礼・角礼・廻礼・年始回り・御慶(ぎょけい)・礼者(れいじゃ)
      賀客(がきゃく)・年賀人(ねんがびと)・年始帖(ねんしちょう)・年祝ぐなどと使う。
        
          
    
            折しもの雪を睫毛に年賀のぶ    山田 諒子

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ヤブラン(藪蘭)の実・イソギク(磯菊)の花・昆虫・日記・俳句鑑賞

2023-12-16 08:44:03 | 木の実・草・昆虫・俳句鑑賞

ヤブラン(藪蘭)
 <ユリ科ヤブラン属>
山地の木陰に生える多年草。
葉は線形で長さ30~50センチ、幅8~12ミリほど。



果実は種子が露出し、径6~7ミリあり紫黒色に熟す。


ヤブランの花


▲イソギク(磯菊)
 <キク科キク属>
葉は密に互生し、倒披針形で厚く、長さ4~8センチ、
上半部は羽状に浅く裂けるか、切れ込みが無い。
裏面に銀白色の毛が密生する。


頭花は黄色で多数散房状につく。
筒状花だけでできている。
栽培種との交配もある。

<日記>
わんこまりにやっとハーネスが買えた。
結構、ちょうど合うのを探すのがパソコンのカタログでは難しい。
車のある時は、出かけて行って着させてもらったり、
当てさせてもらったりしたが、

それができないのが、すごく不便だ。
ちょうどいいのが買えたのでよかったと思っている。


実は長い間、句会に参加している。
先日亡くなった先生から「君はホームランか三振かのどちらかだね」
と言われていた。

私は自然詠も好きだ。
でもその自然詠の先生も後を追うように亡くなった。
句会の役員は、意地悪のつもりでやってるわけでもないのだろうが・・
最初から、茶碗洗いをしていると兼題が聞けなかった。
後から、聞いていたからいいけれど。
あまり、心配りのある人ではなかった。
だから、お寺での句会になってホッとしたものだ。
この頃は、全く点が入らないことが多い。
やっぱり点が入らないのはつまらないし、なんか・・仲間同士だけで
フオローし合ってるのは気持ちのいいものではない。
そんなことにめげていたら生きていかれないと思って踏ん張ってきたが、
もう、そろそろ我慢しなくてもいいかな?・・と思うようになった。
明日は今年最後の句会で、その結果で進退は決めようかなと思ってもいる。
長い坂を行くのもきつくなったことだし・・。
弱虫と思われるのもしゃくだけれど、立板に水の饒舌化に睨まれたら
結構、傷つくことも多くなるだろう。
そんなにしてまで、二人も指導者が亡くなった会に楽しい気持ちで参加できるだろうか?
よくしてくれる人もいるので
気にせず、明るく参加して続けよう
と思っていた気持ちがここにきて揺らいでいる。


▲皇帝ダリア

※昆虫コーナー

八つ手の葉裏にクロスジホソサジヨコバイ


八つ手の葉裏にツマグロオオヨコバイ

         《俳句鑑賞は春の季語雪解川(ゆきげがわ)》
             
                画像は関係ないけれど・・
          針落ちた音ではじまる雪解川    土屋 秀夫
   

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ノササゲ(野大角豆)の実・オケラの花後・何かな?シャクトリムシ・日記・俳句鑑賞

2023-12-14 08:58:56 | 草の実・花後・俳句鑑賞

ノササゲ(野大角豆)
 <マメ科ササゲ属>
つる性の多年草。
何が見たいかって!この紫色の鞘から藍色の豆が出てるところが大好きだ!
野川でも、高尾山でも、石神井公園でも・・
今年は出会えなくて心残りだったので、
去年の画像を使いました。


葉は3出複葉で互生する。


花には何度も出会っていたけれど・・。


ボケてても、遠くて写真に上手く撮れなくても、
それでも会いたかったノササゲの実でした。


オケラ(朮)の花後
 <キク科オケラ属>
日当たりのよい乾いた草地に生える。
花を囲む苞葉が、魚の骨を並べたようだ・と図鑑にあるが・
そんな風に見えたことは無いわたし。


若芽の頃は、食用にされる。根は胃の薬とするほか、
昔はいぶして湿気やカビを防いだ。
万葉集に「悲しけば袖も振らむを武蔵野のうけらが花の色に出(づ)なゆめ」
とある。

<日記>
時間があったので、パソコンの解らないところをテクニカルサポートに聞いていた。
携帯で話していると左耳が遠くて聞こえないのが解った・・
右耳に持ち直すとよく聞こえた。
姉にちょっと電話してみてと頼んで、そのことを話したら、
携帯は置いて、音量を大きくして聞いたらいいのよと言われた。
結局、聞こえずらいのはパソコン操作しながら、メモしながら
携帯を耳に当てているからのようだった。
その日、時間があったので耳鼻科にもう一度行こうと思ってたけれど、
そういう事もあるかもと・主人に携帯のテストをしてもらったら、
左耳でもよく聞こえた。
久しぶりに夜遅くまで起きていてスマホの「ラジル~」で、
「又吉・児玉の~」を聞いて寝たら耳鳴りは忘れていて、
今朝は、珍しく耳鳴りが無い・・。
このまま、行って欲しいなぁ~。
追伸
まりにメル〇でハーネスを買う。
なかなか、ちょうどいい形には当たらなくて、少し大きいかも。
まりの体形はどちらかと言うと、中型犬なのだけれど、
ずいぶんスマートなのだ。
これで慣れてくれるとシッターさんの散歩ももっと楽になるかもしれないと思いました。


※昆虫コーナーは少しお休みしないといけないかも。


シャクトリムシ


イセリアカイガラムシ

       《俳句鑑賞は冬の季語冬薔薇(ふゆそうび)》
     冬薔薇(ふゆばら)・冬の薔薇・寒薔薇(かんそうび)などと使う。

         
     冬ばらの影まで剪りしとは知らず   長谷川 秋子


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やれはす(破蓮-敗蓮)・センリョウ(千両)&キミノセンリョウ(黄実千両)・マンリョウ(万両)

2023-12-13 07:13:47 | 木の実・草の実・俳句鑑賞


▲やれはす(敗蓮・破蓮)
 <スイレン科ハス属>
夏には大きな葉で水面を覆っていた蓮も、
冬には茶色に変色して、茎は折れ、葉は破れて寂しい姿になる。
「荷」は、蓮の葉を表す。
「破れ敗れた蓮の葉」が季語のやれはす(敗蓮・破蓮)になった。
この頃はほとんど使われないが蓮の骨(はすのほね)とも言う。
私はこの姿が大好きです。しかし、季語は秋なので注意してね。


古い時代に中国から渡来。
根茎は所謂、蓮根(れんこん)になる。
葉は扁円形で、長い花柄が水上に抜き出て、
紅色・紅紫色・白色など大きくて美しい花を咲かす。


里山に行くとよく田んぼなどで、出会えたものだが、
ここ後楽園でやっと出会えた。


センリョウ(千両)
 <センリョウ科センリョウ属>
常緑低木。
葉は互生し長楕円形で先は尖り、縁にはあらい鋸歯がある。
果実は直径5~6ミリの球形で赤い。


キミノセンリョウ(黄実千両)
 <センリョウ科センリョウ属>
果実が黄色いものをキミノセンリョウと言う。


マンリョウ(万両)
 <ヤブコウジ科ヤブコウジ属>
年末になったら一両~億両までの実を掲載しようと思っています。


後楽園の円月橋



鴨?


雪つり


ドウダンツツジの赤


紅葉


サイカチの木に実

日記>
久しぶりに、ゆっくりした時間を持った。
午後から、Aちゃんと喫茶店で喋る。
携帯がよく解らないので、耳鳴りのためにも「ラジルラジル」
を入れてもらったり、まりの ハーネスを買うのを見てもらったりする。
子供がいるとAちゃんぐらいになるのか。
いい子に育ったし、いい子を育てている。
育てた事が無いから、虫を育てるのも楽しいのかもしれないのかな?

榎(えのき)の実

          《俳句鑑賞は冬の季語霜(しも)》
      強霜(つよしも)霜晴(しもばれ)・霜日和(しもびより)
         霜の声(しものこえ)などと使う。
         
   
         二足歩行こんなにぜいたく霜の朝  藤山 玄粋

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