れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ホテイアオイ(布袋葵)・マヤラン(摩耶蘭)・ナナフシモドキ・イチモンジチョウ・セアカツノカメムシ他・俳句鑑賞

2024-07-30 08:50:52 | 野の花日記と昆虫と俳句鑑賞


ホテイアオイ(布袋葵)
 <ミズアオイ科ホテイアオイ属>
葉柄の部分が大きく膨れて、水に浮く。
これを布袋様のお腹に例えた名前。
熱帯アメリカ原産で、世界に広く帰化している。



池の溝や水田に増えて、やっかいものになつている。
花は5センチほどで青紫色が涼し気な一日花。


似たものに、里山の田んぼなどに生える
▲ミズアオイ(水葵)がある。



マヤラン(摩耶蘭)
 <マヤ科シュンラン属>
神戸の摩耶山で発見されたのでこの名がある。
葉が無いので光合成はしない。


栄養分は地下茎の菌類から得ている。
夏と秋2回、花を咲かせます。


※昆虫コーナー

この頃、昆虫コーナーの方に力が入ってるかも。

※ナナフシモドキ



※セアカツノカメムシ


※ナツアカネ


※ニイニイゼミの抜け殻
泥をわざわざ、毛にくっつけて出てくるらしいです。

※マメコガネ
ミソハギに沢山いました。

※イチモンジチョウ
羽根は少し傷んでいます。




※フクラスズメ
隠れても駄目♪私は見つけて遊んでくる♪
悪戯すると威嚇して茎をブンブン揺すります。


※ナガコガネグモかなぁ??


※ヨコバイ


    《俳句鑑賞は秋の季語狐の剃刀(きつねのかみそり)

 
    キツネノカミソリ(狐剃刀)の花が咲き出しました。

     娶るべしキツネノカミソリ科のおんな    豊口 陽子

    きつねのかみそり一人前と思ふなよ     飯島 晴子


コメント (4)
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ウバユリ(姥百合)・アキノタムラソウ(秋田村草)・ヨツモンカメノコハムシ・アオバハゴロモとアミガサハゴロモ・ニイニイゼミの抜け殻・アブラゼミ?・俳句鑑賞

2024-07-28 05:15:17 | 野の花日記と昆虫と俳句鑑賞


ウバユリ(姥百合)
 <ユリ科ウバユリ属>
花が咲く夏に葉が枯れて、葉が無い場合が多いので「葉が無い」が、「歯が無い」に
なり、老婆は歯がないので姥(老婆の事)でこの名がついた。
そうは言っても、盛夏でも青い葉がついてることも多いです。(#^.^#)
茎の上部に横向きに花をつける。


花の内側に紫褐色の斑点があるものがある。
高尾山にて。


山野の林内や草地に生える。
花の先は少ししか開かない。


オオウバユリは、たくさんの花をつける。
(姫川源流湿原にて)


アキノタムラソウ(秋田村草)
 <シソ科アキギリ属>
茎はシソ科らしく四角に角ばる。
枝先に筒形で先端が上下に分かれ青紫の花を数個ずつ輪生する。


雄性先熟で、初めは雄しべを上に突き出すが、花粉を出し終わると下向きに
曲がり、次に雌しべが開いて受粉に備える。
花の中の雄しべは花の上段に沿って大きくカーブしている。
咲いてから、暫くすると雄しべがだんだん下を向く。

※昆虫コーナー

※ヨツモンカメノコハムシ
こういうのを見つけると、嬉しい💘


※左からアオバハゴロモと、アミガサハゴロモ


笑えるけど、水に映ってお尻の先で解るウチワトンボ♪
携帯で撮ってるから、いかに動くものは難しいか~


ニイニイゼミの抜け殻

白っぽかったけれどアブラゼミかな
「絵ときのこと虫たちブログ」のゆみこさんより、
ニイニイゼミ
と教えて頂きました。( ..)φメモメモ


ルリハムシ

悔しかったのは・・ムラサキシジミに出会ったのに、
写真に撮れなかった事です。
近くを何度も飛ぶのにちっともじっとして止まっていてくれませんでした。

数年前に石神井公園にて撮ったもの。
ムラサキシジミ
(ムラサキツバメは、尾状突起がある)

     《俳句鑑賞は秋の季語鳳仙花(ほうせんか)》
        つまくれない・つまべになどとも使う。
   
      乙女らにひとたび爆ぜる鳳仙花    豊口 陽子

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キツネノカミソリ(狐剃刀)・オオキツネノカミソリ(大狐剃刀)・ヒオウギ(檜扇)・エノキ(榎)の実・ベッコウハゴロモ・ショウジョウトンボ・チョウトンボ・俳句鑑賞

2024-07-25 10:45:48 | 野の花日記と昆虫と俳句鑑賞


キツネノカミソリ(狐剃刀)
 <ヒガンバナ科ヒガンバナ属>
本来なら、秋に咲くのが似合うのだが、
今年はもう咲いています。
丘陵や山野に生える。
葉の形を剃刀に例えて名づけられた。
彼岸花と同じで、夏には葉は枯れている。


花茎の上に黄赤色の花をつける。



オオキツネノカミソリ(大狐剃刀)
 <ヒガンバナ科ヒガンバナ属>
雄しべが花から大きく飛び出すので、見分けがつく。
(私的には、特に分けることも無いと思うのだが、一応付け加えておく。)



ヒオウギ(檜扇)
 <アヤメ科アヤメ属>
剣状の葉の根元の並びが、並び方が檜扇の根元の様子に似ていることからこの名がある。
6枚の花弁は淡い橙色で、濃い橙色の小点がある。




秋に果実が熟すと直径5ミリほどの漆黒の種子ができて、
黒の枕詞である「ヌバタマ」「ウバタマ」などと呼ばれる。


▲エノキ(榎)の実
 <ニレ科エノキ属>
この実が黒く乾燥したころが甘くて美味しいです。


三宝寺池でまた出会ったホシゴイ(ゴイサギの幼鳥)
は、なんだかとても元気が無いような気がした。


カラスは元気です!

※昆虫コーナー
とても蒸し暑かったのに、虫には結構出会った。
名前が解らないものも多数あったが、残りはまた次回に。


※ベッコウハゴロモ


※チョウトンボ

紺色が出なくて残念です。(携帯で)


※ショウジョウトンボ


※クサギカメムシ


キマダラカメムシ


どなた?



※髭(触覚)が長いので、名前もわかるかと思ったが、
不明です。


ゴミムシダマシ科と出たけれど???ハムシ?かしら???


       《俳句鑑賞は夏の季語真夏(まなつ)》
       盛夏(せいか)・夏旺ん(なつさかん)などと使う。
     
     イラストは関係ない花火ですが・・。

   真夏日の鳥は骨まで見せて飛ぶ  柿本 多映


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キキョウ(桔梗)・ナデシコ(撫子)・オミナエシ(女郎花)・ハエドクソウ(蠅毒草)・小さいけれど虫・ナミアゲハ羽化・俳句鑑賞

2024-07-24 07:04:12 | 野の花・昆虫・俳句鑑賞


キキョウ(桔梗)
 <キキョウ科キキョウ>
日当たりのよい山地や野原に、私が幼い頃には、土手に咲いていたものでした。
今は。殆ど園芸品なのでしょうか?
それでも、咲いていれば嬉しい、花です。
安曇野公園では、一段高い所で咲いていました。
真ん中の雌しべが5つに裂けて、受粉可能な状態。


まだ咲いたばかりで、雌しべも雄しべも成熟していない。
雄しべが先に成熟して受粉可能になる。
雌しべが成熟して受粉可能になつた時には、雄しべには花粉が無い。
自家受粉を避けています。


ナデシコ(撫子)
 <ナデシコ科ナデシコ属>
日当たりのよい草原や川などに生える。


たぶん・こちらはタカネナデシコかもしれません。


オミナエシ(女郎花)
 <オミナエシ科オミナエシ属>
秋の七草の一部が植えてありました。
ワレモコウは、まだ背も低くて花はこれからのようでした。


たぶんクロモジの実かと・・


キブシ(木五倍子)の実
<キブシ科キブシ属>
山地によく生える落葉高木。
春に淡黄色の花を鈴なりにつけた花序がぶら下がり、
早春の山ではよく目立つ。
今は、果実になり、広楕円形の初めは緑で熟すと黄色を帯びる実になっている。


果実を五倍子(フシ)の代用として、黒色の染料にするので、
この名がある。


ハエドクソウ(蠅毒草)
 <ハエドクソウ属ハエドクソウ科>
草に、殺虫成分があるので、この名がついた。
1属1草。
花は筒状で、花冠は唇形で上下に分かれ、
上部は反り返る。


花の下の果実は先端がかぎ状に曲がって、衣服につく。


ナヨクサフジ(弱草藤)
 <マメ科ソラマメ属>
ヨーロッパ原産の越年草。
緑肥として用いられたものが野生化した。



天蚕センターのヤママユ


天蚕センターのヤママユ羊♪




ゴマダラチョウ?アカボシゴマダラの幼虫バッジ



※昆虫コーナー

※小さかったけれど!動いたんです!



※看板に止まっていたカマキリ


わが家のナミアゲハが2匹、羽化した。
蛹が小さかったので心配したが、2匹とも、元気に飛んで行った。


※カナブンとテントウムシ


?カメムシ



セミの抜け殻


右上・どなた?


※ルリハムシ


※どなたですか?

     《俳句鑑賞は夏の季語茄子(なす)》
      茄子(なすび)・鴫焼(しぎやき)初茄子(はつなすび)
         焼茄子(やきなす)・茄子漬(なすづけ)などと使う。

       いのちなりけり水弾く茄子の色  二宮 一雄
      


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ツリガネニンジン(釣鐘人参)・クララ(眩草・苦参)・コマツナギ(駒繋)・キツリフネ(黄釣舟)・コムラサキ・クサカゲロウの幼虫・蜘蛛・俳句鑑賞

2024-07-22 04:59:39 | 野の花・昆虫・俳句鑑賞

年に1度、観察会での遠足があり、今回は安曇野アルプス公園まで出かけました。
実は、クララの花にオオルリシジミが飛ぶのが見られるかと思っていたら、
オオルリシジミは今は、蛹で土の下なんだそうで、ちょっとがっかり。
クララの花も終わりでしたが、烏川渓谷の遊歩道散歩や、皆さんとご一緒に貸し切りで、
お昼のお蕎麦を戴いたり、何度も行っているけれど愉しい天蚕センターや、田渕行雄記念館、
ワサビ農園でお土産を買ったりして、楽しい時を過ごし、帰りは、特急あずさで帰宅致しました。


ツリガネニンジン(釣鐘人参)
 <キキョウ科ツリガネニンジン属>
花の形を釣り鐘に、太くて白い根を朝鮮人参に例えたのがこの名の由来。

野山や高原に見られる。
茎の上部多数の枝が輪生し、先端に青紫色の釣り鐘型の花を咲かせる。


花は長さ1,5~2センチで、先が浅く5つに分かれる。


クララ(苦参)
 <マメ科クララ属>
日当たりのよい山麓や草地、河原などに生える。
(ここでは、もうすでに花が終わり、虫のコーナーに出てくるが、

葉が沢山のメイガに食われていた。)
葉は奇数羽状複葉で小葉は小さい。
淡黄色の蝶形花を多数開く。

和名は眩草(くらいくさ)が略されたもので、根を噛むと、
目が眩むほど苦い事による。


コマツナギ(駒繋)
 <マメ科コマツナギ属>
野原や土手など乾いた所に生える。
草のように見える小低木で、葉は4~5対の小葉を持つ羽状複葉で互生する。


紅紫色の蝶形の花を多数つける。
名前は駒(馬)が繋げるほど茎が丈夫なことによる。


キツリフネ(黄釣舟)
 <ツリフネソウ科ツリフネソウ属>
山地の渓流沿いや湿地に生える。
花の形が帆掛け船のように見える黄色い花なので、
キツリフネと呼ばれる。


花は3~4センチで花柄にぶら下がつて咲く。


涼し気な烏川


山葵田の横を流れる川


※昆虫コーナー

※え?誰??


※はい!コムラサキでした!
残念ながら♀でしたが、出会えて嬉しかったです♪


※クサカゲロウの幼虫かな?
ごみじゃありません!

(嫌いな方は、要注意かも)

※クララの葉に沢山ついていた、ヨスジノメイガ?


※蜘蛛



※キオビトビノメイガ


アカタテハの幼虫?
カラムシの葉に



ハイ♪いました!
フクラスズメ 躍らせてから行きます。
カラムシの茎をブンブン振ります♪

《俳句鑑賞は秋の季語鶏頭(けいとう)》
   鶏頭花などと使う。

     

  鶏頭の重さ地軸かしぐかるさ    豊口 陽子

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メハジキ(目弾)・ニワフジ(庭藤)・ヒツジグサ(未草)・キバラヘリカメムシ・アメリカピンクメイガ・ヘリグロテントウハムシ・俳句鑑賞

2024-07-19 08:19:04 | 野の花日記と昆虫と俳句鑑賞


メハジキ(目弾)
 <シソ科メハジキ属>
この花を掲載するたびに、メハジキ(目弾)がよく理解できない。
子供がこの茎をまぶたに貼って目を開かせて遊んだことから、
目弾(メハジキ)と呼ぶ。のだが、そんな危ない~痛そうな名前。
花は愛らしいのに・・。
高さは1メートル前後、花は茎のわきにつき、紅色の花を咲かす。


別名ヤクモソウ(益母草)

全草が産前産後、婦人病、眼病などの薬草に使用された。



ニワフジ(庭藤)
 <マメ科コマツナギ属>
落葉小低木。
小葉は、3~5対あり、長さ2,5~4センチの長楕円形で裏面は有毛。


紅色、時に白色の長さ約1,5センチの蝶形花を咲かす。


ヒツジグサ(未草)
 <スイレン科スイレン属>
本来は、スイレン(睡蓮)と呼ばれているが、
図鑑ではヒツジグサで出てくる。
スイレン(睡蓮)が別名になるが一般的には睡蓮の方が知られている。


※昆虫コーナー

※キバラヘリカメムシ
まゆみの実に、仲良しさんを、下から撮りました。


※スズメ蛾の幼虫?


※奇麗なコガネムシ



※アオスジアゲハ
アベリアの花でスズメガを待っていたのだけれど。


アメリカピンクノメイガ
この頃、小さいけれどよく見かけます。


※ヘリグロテントウハムシ


   《俳句鑑賞は夏の季語百合(ゆり)》
    山百合・白百合・鬼百合・鉄砲百合など使う。


        偽りのなき香りを放ち山の百合   飯田 龍太

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カワラナデシコ(河原撫子)・オミナエシ(女郎花)・ハス(蓮)・スグリゾウムシ・二匹の夏のヤマトシジミ・俳句鑑賞

2024-07-17 12:21:41 | 野の花日記・昆虫・俳句鑑賞


カワラナデシコ(河原撫子)
 <ナデシコ科ナデシコ属>
実は我が家の庭で咲いているナデシコです。
私が幼い頃には、田舎の河原に、自然に咲いていましたが、今はなかなか、

自然に咲いているのには出会えません。
山野の日当たりのよい草原や河原に生える多年草。
葉は対生し、線形または披針形で、長さ3~10センチ。


花弁は5個、先は深く裂け基部に髭状の毛がある。

秋の七草の覚え方
山上憶良の歌

 「秋野の野に咲きたる花を指折りかき数ふれば七草の花」
「萩の花 尾花・葛花・撫子の花・女郎花また藤袴 朝顔の花」
(ここでの
朝顔の花は桔梗の花のことです。)


他に「ハスキーなお袋」の覚え方 
   は=萩・す=薄・き=桔梗・な=撫子・お=女郎花・ふ=藤袴・く=葛
お好きな服は?」
 お、おみなえし(女郎花) す、すすき(薄)・き、ききょう(桔梗)
な、なでしこ(撫子)・ふ、(ふじばかま)藤袴・く、くず(葛)・は、はぎ(萩)
   で、覚えやすいです。



オミナエシ(女郎花)
 <オミナエシ科
秋の七草のひとつ。
高原などでは夏の終わりに見られる。


葉は対生し、羽状に深裂する。
黄色い小さな花をたくさんつける。


ハス(蓮)
 <スイレン科ハス属>
古い時代に中国から渡来。
池沼や水田に栽培される。
根茎は蓮根となる。葉は扁平。長い花柄水上に抜き出て、
紅色、紅紫色、白色などの大きく美しい花をつける。
果実は和名は蜂巣(はちす)。


右端の果実の入つた花床が蜂巣(はちす)


トモエソウ(巴草)
 <オトギリソウ科オトギリソウ属>
葉は対生し茎を抱く。
径5センチの黄色い5弁のねじれた花を咲かす。

※昆虫コーナー

ヤマトシジミ2匹♪


葛の葉に、スグリゾウムシ


カラスウリの花にウリハムシ


元気なクマバチ



     《俳句鑑賞は夏の季語烏瓜(からすうり)》
        烏瓜の花とも使う。

     ウリハムシがいるカラスウリの花

カラスウリの実

    たましひの枕してゐる烏瓜   柿本  多恵
       幻想的な、花の方なのか?実の事を歌ったのか?
            真っ赤な実のような気がします。

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ニガクサ(苦草)・ハグロソウ(葉黒草)・カンナ(美人蕉)・クサギカメムシ・クサキリ・オオスカシバ蛹に・俳句鑑賞

2024-07-15 08:40:26 | 野の花日記・昆虫・俳句鑑賞


ニガクサ(蔓苦草)
 <シソ科ニガクサ属>
この種の同定がとても難しい・・
ツルニガクサもあり、表面的にはニガクサとの違いが、私にはよく解りません。
地中に走出枝があるので、蔓(つる)が一見しても解らないのです。
葉の質は薄い。


ニガクサと言うので、食べてみた事があるがそんなに苦くは無いので、
ますます、解らなくなります。
湿ったところに生える多年草。


ハグロソウ(葉黒草)
 <キツネノマゴ科ハグロソウ属>
葉が黒っぽいのでつけられたとあるが、黒と言うほどではなく
深緑の葉です。

上下2枚に分かれた花弁に斑があります。
黒い緑色の葉は卵状長楕円形で、対生する。





▲カンナ(美人蕉)
 <カンナ科カンナ属>
多年草で大形の花を花を咲かせる。
花弁は3枚だが雄しべが変化して花びらのように見える。
品種改良されているものが多い。


里の畑などによく植えられている。

※昆虫コーナー


※クサキリ


まゆみのまだ青い実に、クサギカメムシ


何か解らないけれど?虫で、蜘蛛の類???


※ウリハムシだけは、薔薇の新芽の養分を吸うので除いています。


わが家のオオスカシバ、初めは緑色だったのが、茶色になり、
蛹っぽくなってきました。


      《俳句鑑賞は夏の季語日傘(ひがさ)》
       パラソル・白日傘・絵日傘などと使う。
   

 
      昇天寸前はや老婆の白日傘  森 澄夫

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オニユリ(鬼百合)・ミソハギ(禊萩)・トチノミ(栃の実)・ミツボシツマキリアツバ・ヤナギカワウンカ・ルリハムシ・オオスカシバ・俳句鑑賞

2024-07-13 09:16:22 | 野の花日記と昆虫


オニユリ(鬼百合)
 <ユリ科ユリ属>
葉のわきに黒紫色の珠芽(ムカゴ)がつく。
茎の先端に径10センチほどの濃い黄赤色の花をつける。
花被片は6個で内側に黒紫色の斑点がある。




ミソハギ(禊萩)
 <ミソハギ科ミソハギ属>
この花で供物に水をかけ清める風習があるので、禊萩(ミソハギ)の名がある。
盂蘭盆の供物にする。
湿地や水辺に生え紅紫色の花が3~5個集まってつき、次々に咲く。


花弁は4~6枚でしわが寄っている。
自家受粉を防ぐため、雄しべが長い株と雌しべががある。

葉は対生する。


▲トチノキの実(栃の木の実)

 <トチノキ科トチノキ属>
山地に生える落葉高木。
葉は大形の掌状複葉で対生する。

小葉は5~7個あり、長さ15~40センチ倒卵状長楕円形で、ふちに鈍い重鋸歯がある。


裏面は赤褐色の軟毛がある。
蒴果は直径4センチほどで、赤褐色で、すりつぶしてトチ餅を作る。



▲ハナイカダ(花筏)の実
 <ミズキ科ハナイカダ属>
落葉低木。
葉の表面の主脈の中央に淡緑色で4弁の小さな花をつける。

雌雄異株。

5~6月頃、葉の上に花をつける。


石神井公園のゴイサギの幼鳥ホシゴイ

こちらが、成鳥のゴイサギ

※昆虫コーナー

ミツボシツマキリアツバ


※ヤナギカワウンカ


※ヤナギルリハムシ

(嫌いな方は要注意)

※セスジスズメ


※?イモムシ


※オオスカシバの幼虫

※わが家で羽化したオオスカシバ

まだ、羽の粉が取れていない羽化したばかり

(新聞紙とティッシュの破ったもので部屋を作り、
今回は17日間かかって、蛹から羽化致しました。)




まだ、蛹から脱皮したばかりです。


カーテンに飛んだ時は、もうすっかり”大透かし翅”になっていました。
暫く翅を乾かしてから、元気に曇天の空に飛び立っていきました。


    《俳句鑑賞は夏の季語蓮(はす)》
はちす・蓮の花・蓮華・散蓮華・蓮見・蓮見舟などと使う。
 
   伝通院の蓮です。

    蓮咲きて風の異なる沼ふたつ   木村 風師

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シロネ(白根)・シラヤマギク(白山菊)・フシグロセンノウ(節黒仙翁)イチモンジカメノコハムシ・オニグモ・俳句鑑賞

2024-07-11 08:43:42 | 野の花日記と昆虫


シロネ(白根)
 <シソ科シロネ属>
地下茎が太くて白いのでこの名がある。
葉は対生し広披針形で長い。
葉のわきに白色で小形の唇形花をつける。




シラヤマギク(白山菊)
 <キク科シオン属>
触ると、茎や葉がざらつく毛が生えている。
花は径2センチほどで白い。
春の若菜は、ヨメナに対してムコナと呼び、食用になる。



下部の葉はひれのある長い柄を持つ心形で大きい。


フシグロセンノウ(節黒仙翁)
 <ナデシコ科センノウ属>
山地の林下に生えていると朱赤色の花は、鮮やかで目立つ。
今や絶滅危惧種になっている所もあると言う。
葉は対生し、卵形または楕円状披針形。



花弁は5個で平開する。

久しぶりの?石神井公園だったが、ミソハギが元気なくらいで、花は少なく、
虫たちがこの暑い中で、ひつそりと?また大胆に、生息していたのに出会った。


※昆虫コーナー

最初はゴミかと思ったが、そうそうhimesijimiさんの教えで、(ゆみこさんにも
よく言われます)ゴミだと思っても、もう一度、よく見るを実践したので出会えた♪
イチモンジカメノコハムシの蛹


今回も出会ったアミガサハゴロモの幼虫
もう、天使みたいだ。

アミガサハゴロモ(成虫)


何かの虫かと思ったら、糸を出して下に落ちたので
蜘蛛だと解った。オニグモ


シオカラトンボ


チョウトンボが、石神井公園の池でよく見られます。
残念ながら、ここまでしか、写真に撮れませんでした。


なかなか止まってくれない
コシアキトンボ


モノサシトンボ


    《俳句鑑賞は秋の季語蜻蛉(かげろう)》
    草蜻蛉(くさかげろう)・薄羽蜻蛉(うすばかげろう)とは、
   異なります。


   蜻蛉(かげろう)

ふりむきざま青かげろうを吐く母よ  豊口 陽子
青蜻蛉なので、草蜻蛉の事を表現しているのかもしれません。





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