ヒトリシズカ(一人静)
<センリョウ科センリョウ属>
山地の林下や草地に生える多年草。
まだ咲いたばかり。
はじめは紫色の茎の先の4枚の葉に
守られている。
この咲き始めが一番可愛い。
茎の先に4枚の葉が輪生状に対生し、
白色の穂状花序を1個立てる。
この頃の穂状の白い花が大好きだ。
ヒトリシズカ(一人静)
<センリョウ科センリョウ属>
山地の林下や草地に生える多年草。
まだ咲いたばかり。
はじめは紫色の茎の先の4枚の葉に
守られている。
この咲き始めが一番可愛い。
茎の先に4枚の葉が輪生状に対生し、
白色の穂状花序を1個立てる。
この頃の穂状の白い花が大好きだ。
ムラサキケマン(紫華鬘)
<ケシ科キケマン属>
平地や山麓の日蔭のやや湿った
ところに生える越年草。
葉は2~3回羽状に細かく裂け、
裂片はさらに深く切れ込む。
花は紅紫色。時に白色。
長さ1,2~1,8センチの筒状で
先は唇形となり、茎の上にたくさん花をつける。
「華鬘」とは仏殿の欄間などの装飾品で
それに似ることからこの名がある。
東京の空き地の日蔭などに
咲いているのを見ることがある。
マメカミツレ(豆加密列)
<キク科タカサゴトキンソウ属>
オーストリア原産の一年草。
頭上花は5~10センチの長い柄の上につき、
緑黄色。
筒状花は黄白色
都市部でもよく見られる。
葉は互生、
羽状に深裂、軟毛がある。
アブラチャン(油瀝青)
<クスノキ科シロモジ属>
各地の山野に生える落葉低木。
葉に先だって淡黄色の小さな花を
散形につける。
雌雄異株。
早春の山などでは、
渓流の近くにこのアブラチャンをよく見かける。
アブラチャンのチャンは瀝青(れきせい)の
ことで、果実や樹皮の油を灯油にしたことに寄る。
牧野庭園にて。
セリバヒエンソウ(芹葉飛燕草)
<キンポウゲ科オオヒエンソウ属>
この頃、よく見られる帰化植物。
長さ1~2センチの青紫色の花を、
まばらに咲かせる。
花には長さ1センチほどの距があり、
この中の蜜腺から蜜を出す。
葉は卵形で、
羽状に切れ込み、先端がとがる。
これから、たくさん、咲きだしそう。
カキドウシ(垣通)
<シソ科カキドウシ属>
つる性の多年草。
茎は始め直立するが、花が終わる頃は
倒れて地表を這う。
まだ野では咲き始めたばかりだ。
花は淡紫色の唇形花で、
柄があり葉のわきに1~3個づつつく。
上唇は浅くへこみ、
下唇はより長くて内側に淡紫色の斑点がある。
カキドオシの名は垣通しの意味からきている。
ヤマルリソウ(山瑠璃草)
<ムラサキ科ルリソウ属>
茎にはたくさんの毛が生えている。
山でこの花を見つけた時は感動する。
庭のワスレナグサに似ている。
根もとの葉はロゼッタ状に地面に広がる。
咲き始めは薄紅色で後に淡い青紫色に
変化する事もある。
白花もある。
花の中心部は白い。