れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

アキノタムラソウ(秋の田村草)

2014-07-31 04:24:09 | 野の花日記

アキノタムラソウ(秋の田村草)
<シソ科アキギリ属>
林の中にたくさん生えていたのは、
すでに花が終わっているものが多かった。

不思議な事に、
日当たりのいい草原では、見頃だった。



茎は四角で、葉は対生し長い柄があり
3出葉または1~2回羽状複葉となる。

茎は上部で枝分かれし、
先端に青紫色の蝶形花を数段に輪生する。

草はらはよく管理されていて、
野の花を保護しているようだった。

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ダイコンソウ(大根草)

2014-07-30 06:52:50 | 野の花日記

ダイコンソウ(大根草)
<バラ科ダイコンソウ属>
山地や丘陵、林のふちなどに生える多年草。

根生葉は羽状複葉で、
大根の葉に似ている事からこの名がついた。

普通3裂し、
ふちに鋸歯がある。
側小葉は小形。
茎葉は上部ほど切れ込みが少ない。
茎と葉にあらい毛がある。
徑1~2センチの黄色い花をつける。

川沿いの林の中は、涼しい。
緑の中に黄色いダイコンソウが目立つて咲いていた。

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アメリカホドイモ

2014-07-29 06:03:07 | 野の花日記

アメリカホドイモ
<マメ科ホドイモ属>

毎年、この花を見に出かけていた場所が
掘削されていた。
今年はもう見られないかと思っていたら、
個人の家の庭に見る事ができた。
いつまであるかな?


北アメリカ原産のつる性の多年生草本。
茎は他のものに絡みつく。
葉は5~7小葉からなる奇数複葉で
小葉は狭卵形~卵形で先がとがる。

夏から秋にかけて、
外側が淡紅色で内側が暗赤紫色の蝶形の花をつける。


根茎は食用となる。

 

 

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アゼナ(畦奈)

2014-07-28 04:41:42 | 野の花日記

アゼナ(畦奈)
<ゴマノハグサ科アゼナ属>

ワンコとお散歩中、
小さな花を見つけた。
見た事はあるけれど花の名前が解らなかった。
あ^^これがアゼナ(畦菜)と知って愛おしく思った。
路傍の草の名を知る事は愉しい。

一年草。
茎は下部で枝分かれして直立する。
卵円形の葉のわきに淡紅紫色の小さな花をつける。





近縁種にアメリカアゼナがあり
葉の縁にぎざぎざの鋸歯があるそうだ。

 

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キクイモモドキ(菊芋擬)

2014-07-27 05:20:32 | 野の花日記

キクイモモドキ(菊芋擬)
<キク科キクイモモドキ属>
北アメリカ原産の多年草。

この頃は、滅多にキクイモが見られなくなった。
以前、生えていた場所は宅地化されてしまった。
やっとキクイモではないがキクイモモドキに逢えた。

葉は先のとがった卵形で
ふちに鋸歯がある。
表面は濃緑色。
茎の先端に直径7センチほどの頭上花をつける。
舌状花は黄色で15枚前後。
筒状花も黄色で中心が盛り上がる。

 

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ツユクサ(露草)

2014-07-26 04:18:36 | 野の花日記

ツユクサ(露草)
<ツユクサ科ツユクサ属>

道端に生える一年草。


子供の頃は、花を絞って綺麗な青色の水を
作って遊んだものだ。

葉は卵状披針形で互生する。
二枚の緑色の苞葉にはさまれるようにして
青色の花を開く。

名前は”露を帯びた草”からくる。
 朝露を受けて咲き始める。
 午後になるとしぼんでくる。

少し青色がかった白花のツユクサ

<俳句歳時記>秋
露草(つゆくさ)
[蛍草(ほたるぐさ)]

露草や飯噴くまでの門歩き    杉田 久女

つゆくさは空の青さのひとしずく  河村 詳子

露草の誰のものにもさらぬ青    泉谷めぐみ

露草や空のかけらの湿りおり    田中 耕平

 

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フユサンゴ(冬珊瑚)

2014-07-25 05:29:33 | 木の花

フユサンゴ(冬珊瑚)
<ナス科ナス属>

暑い夏に、赤橙色の実がなって、
フユサンゴ(冬珊瑚)なんて名が似合わないけれど、
冬場までこの実をつけているからこの名がある。
ただし、だいたいは冬場までには
鳥に食べられてしまっているのが多いと思う。
実には毒があるそうだから、
鳥は上手に消化するのかもしれない。


まだ緑色の実やら黄色やら橙色やら
よく目立つ。


ナスの花を小さくしたような白い花だ。
花も実もある。

半耐寒性常緑低木で南アメリカ原産。
花冠は釣鐘状で5裂する。
まん中に橙色の雄蕊がある。
葉は互生して細長い楕円形。

図鑑では10月ごろから冬場にかけて
液果が楽しめるとあるが、
たぶん・6月以前から赤い実がついていたのよね。


 

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ツリガネニンジン(釣鐘人参)

2014-07-24 05:11:11 | 野の花日記

ツリガネニンジン(釣鐘人参)
<キキョウ科ツリガネニンジン属>
この頃、滅多にみられない。
幼い頃は夏休みに田舎に行くと
土手に咲いていたものだったが・。




茎は長く伸びて全体に毛がある。
葉は輪生し卵状楕円形でふちに鋸歯がある。
夏から秋にかけて
枝先に円錐花序で鐘形で先が5裂した青紫色の花を
下向きにつける。
萼片は細長く少し反り返る。



赤塚植物園にて

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キツネノカミソリ(狐の剃刀)

2014-07-23 05:00:24 | 野の花日記

キツネノカミソリ(狐の剃刀)
<ヒガンバナ科ヒガンバナ属>

まだ早いかと思っていたが、
林の下に咲いていた。
もう暫く前から咲いていたような感じだった。

山野に生える多年草。
葉は夏には枯れ、そのあとで花茎を出し、
橙色の花を3~5個、
散形状に開く。

他に咲いていないかと
近くを
探したが、赤塚植物園内では咲いていたが
まだ他の場所では見つからなかった。


植物園内は環境よく育てられているからかしら・
とか思ったものだ。

<俳句歳時記>秋
狐の剃刀(きつねのかみそり)

でそろうてきつねのかみそりらしくなる   荻原都美子

旧道にきつねのかみそり廃屋も       永瀬清子


 

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ウバユリ(姥百合)

2014-07-22 06:45:47 | 野の花日記

ウバユリ(姥百合
<ユリ科ユリ属>
先日、赤塚植物園の近くの林の中に
ウバユリの群生を見つけていた。
ちょっと早いかな・と思ったけれど
花好きのKさんと出かける。
林の下にたくさんの蕾をつけて、数本の花が開いていた。



茎の先端に数個つく花は水平にでて、
緑白色の花を咲かす。


花盛りの頃に根元の葉が枯れて無くなることから
葉の無い(歯が無い)姥(うば)にかけて
この名があるが、
葉があるものも多い。



百合の葉にしては丸いハート型の輪生状の葉を
つける。



 

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