れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

ニワフジ(庭藤)

2015-05-31 04:37:41 | 野の花日記

ニワフジ(庭藤)
<マメ科インディゴフェラ属>
垣根の下から地を這うように咲いていた。

別名イワフジで山地の谷川の縁に咲く。
よく庭に植えられているのでニワフジと言う。

マメ科の落葉樹で、山地や岩場にも生える。


羽状複葉の葉で小葉が互生してつき、
小葉は長楕円形で、
小葉の裏は白っぽく毛がある。


茎は堅くて細い。
フジのような花序は長さ10~20センチになり

長さ約1,5センチの蝶のような形の花を多数咲かす。



白色もある。

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オオヤマブスマ(大山衾)

2015-05-30 06:04:39 | 野の花日記

オオヤマブスマ(大山衾)
<ナデシコ科オオヤマフスマ属>

小さな白い花が印象的だ。
山地や草原にはえる小形の多年草。


茎は細く小枝をわけ、
高さ10~20センチになる。

葉は対生し、
楕円形または長楕円形で長さ1~2,5センチ、
両面に細毛がある。

少数の花が集まった集散花序をだし、
細長い花柄の先に小さな白い花を咲かせる。


花弁は5個、
萼片は卵形で5個ある。

果は広卵形。
種子は卵形で光沢があり黒色。

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ハタザオ(旗竿)

2015-05-29 08:20:25 | 野の花日記

ハタザオ(旗竿)
<アブラナ科ハタザオ属>
山地の草原などにはえる越年草。

茎は1本で直立し、
柄のある花が花茎につき、白い小さな4弁花をつける。


根生葉はロゼット状で毛がある。


茎葉は披針形で互生し、
基部は矢じり形となり茎を抱く。



小さな十字状の花で、角果は線形で
直立し主軸に接してつく。



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ヤブジラミ(藪虱)

2015-05-25 05:56:21 | 野の花日記

ヤブジラミ(藪虱)
<セリ科ヤブジラミ属>

まだ、小さいうちは、
セントウソウなのかな?と思っていた。
茎を伸ばして花が咲いてヤブジラミだと解った。


果実が服などにつくことやその形から、
この名がついた。


草丈は30~70センチで
全体に毛がありざらざらする。
果実は長さ2,5~3,5ミリで
鉤状にまがった刺毛が密生して
他のものにくっつく。


葉は2~3回羽状複葉で、
小葉は細かく切れ込む。


白くて小さな花を多数つける。
白い小さな花は5弁花で花序の外側の花が
大きい。

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コバノズイナ(小葉髄菜)

2015-05-24 04:53:12 | 野の花日記

コバノズイナ(小葉髄菜
<ユキノシタ科ズイナ属>
落葉低木。
コバノズイナはアメリカズイナともよばれ、
北米原産で葉が小形で先は短くとがり、
花弁は早く落ちる。


枝先に総状花序をだし、
長さ3ミリの小さな白い花を多数開く。



葉は互生し、
卵状長楕円形で、先は尖る。


花弁は5個、雄蕊も5個、雌蕊は1個。

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ヤグルマソウ(矢車草)

2015-05-23 06:22:50 | 野の花日記

ヤグルマソウ(矢車草)
<ユキノシタ科ヤグルマソウ属>
湿り気のある山野にはえる多年草。

5枚の小葉からなる掌状複葉で長い葉柄がある。


花茎は直立して、
数枚の茎葉を互生し、先端に円錐状の
花序をつける。


花は径6~8センチあり、
はじめは緑白色でのちに白色になる。


和名は矢車草で、
葉の形が端午の節句の鯉のぼりに添える
矢車に似ている事に寄る。

 

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センダン(栴檀)

2015-05-22 05:59:21 | 野の花日記

センダン(栴檀)
<センダン科センダン属>
別名オオチ
街路樹や公園などに植えられている落葉高木。

淡紫色の小さな花を多数開く。

葉は大形の奇数2~3回羽状複葉で互生する。
小葉は長さ3~6センチの卵形または卵状楕円形で
先は尖る。


花弁は5個で、長さ8~9ミリの倒披針形。
雄蕊は10個あり、
紫色の花糸が合着して筒状になり、
その上に黄色い葯がつく。

樹皮は紫黒褐色で縦に裂ける。
枝は四方に広がる。

下は10月頃の、
果実の核果。


 

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オオキンケイギク(大金鶏菊)

2015-05-21 06:53:03 | 野の花日記

オオキンケイギク(大金鶏菊)
<キク科キンケイギク属>
里の河原にはえていたものを、
1本いただいて庭に植えたら毎年、
黄色い鮮やかな花を咲かせて楽しませてくれている。


明治の中ごろに、観賞用として栽培された。
河川敷などで群落を作ったりする。

花の直径は、
5~7センチで、頭状花と舌状花ともに鮮やかな黄色。


草丈は30~70センチに伸び、
茎の葉は長楕円形~線針形。
葉はつけね付近に集まり、
長い葉柄がある。


グリーンベルトなどにも
よく植えられている。

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ヤマブキショウマ( 山吹升麻)

2015-05-20 05:00:03 | 野の花日記

ヤマブキショウマ( 山吹升麻)
<バラ科ヤマブキショウマ属>
山地にはえる雌雄異株の多年草。



茎は高さ30~80センチになる。


葉は2回3出複葉で、9枚の小葉からなる。


茎の上部に円錐状に総状花序をつくり、
黄白色の小さな5弁の花をつける。


雄花の雄蕊は花弁より長い。
雌花の雄蕊は花粉をつけず、
子房は3個で、熟すと袋花となる。

和名は葉が山吹に似ていることによる。


 

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ヤマボウシ(山法師)

2015-05-19 05:54:10 | 野の花日記

ヤマボウシ(山法師)
<ミズキ科ミズキ属>

各地の山野にはえる落葉小高木。

白い花弁のように見えるのは4個の総苞片で、
長さ3~6センチ。



葉は対生し卵状楕円形。


葉の上に咲くので、
下からだと見えにくい。

下は果実。
10月頃に赤く熟して食べられる。


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