れんげの画像日記

移り変わる季節の庭の花々、お散歩途中で見つけた野の花、
里山での風景などを、日記風に綴って行けたらいいと思っています。

カラタネオガタマ(唐種招霊)コウゾ(楮)ヤマツツジ(山躑躅)ボタン(牡丹)ツマキチョウ?♀

2022-04-30 08:08:40 | 木の花と昆虫


カラタネオガタマ(唐種招霊)
<モクレン科オガタマノキ属>
タイサンボクの花を極小さくしたような花で、
咲き始めの頃は、バナナのいい匂いがします♪
江戸時代中期に渡来し、神社や庭に植えられる。
この頃は、緑地帯の垣根によく見られる。


常緑小高木。
葉は長さ4~8センチの楕円形または長楕円形で縁がやや波打つものもある。
表面は濃緑色で光沢がある。


直径3センチで黄白色で縁が紅色を帯び内側に紫紅色のぼかしがある。



コウゾ(楮)またはヒメコウゾ(姫楮)
<クワ科コウゾ属>
人家に近い山地に自生し、和紙ができる。
樹皮は強い。
葉は互生し卵形または卵円形で先が尖り、基部は丸く浅い心形。


雄花序は本年度の基部に腋生し、多数の雄花が集まる。
雌花序は球形で上部の葉脈につき、長い糸状の花柱が周りに伸び出ている。
6月頃、赤く熟し甘い。


コウゾの繊維は製紙原料の中でも最も長く、強靭でよく絡みあうので、
強い紙を作ることが出来る。

ヤマツツジ(山躑躅)
<ツツジ科ツツジ属>
山野に生え半落葉低木。

葉は互生し、楕円形または卵状楕円形で長さ3~5センチ、
両面に粗い毛がある。


枝先に朱赤色の花を2~3個咲かす。
花冠は直径4~5センチの漏斗状で5中裂する。

雄しべは5個。
蒴果は円錐形で毛がある。

                休憩

ボタン(牡丹)の花
<ボタン科ボタン属>
ボタンは、ボタン属1属で、中国北西部原産と考えられている。

★昆虫コーナーはボケたけれど・多分ツマキチョウの♀かなと思う。




ツマキチョウは画像に撮ったことが無いので、
我が家のショカッサイに来た時、撮ってみましたが
ちっともじっと止まってくれませんでした。


ナミアゲハはよく飛んできてくれます。

         俳句季語牡丹(ぼたん)
   牡丹(ぼうたん)白牡丹・緋牡丹・夕牡丹・野牡丹などと使う。
      
        老ゆることを牡丹のゆるしくるるなり 細見 綾子

 

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キツネアザミ(狐薊)オオジシバリ(大地縛)ニガナ(苦菜)クモ(蜘蛛)とアメンボウ

2022-04-29 06:02:07 | 野の花と昆虫

キツネアザミ(狐薊)
<キク科キツネアザミ属>
古い時代に大陸から入った。
花は薊に似るが異なる事から、キツネに騙されると言う名前がついた。
葉は羽状に切り込み、裏面には白い綿毛が密生する。


上部で枝を分け多数の紅紫色の頭花をつける。
外側の総苞片にはトサカ状の突起が目立つ。


さて!手前の花にテントウムシに似た虫が映り込んでいました♪
探してみてね(#^.^#)
ヒメカメノコテントウかな🐞



オオジシバリ(大地縛)
<キク科ニガナ属>
ジシバリより花も葉も大きい。
花はよく似るが、ジシバリの葉は丸いのに対して、
オオジシバリは葉は細長いへら形で切れ込みが大きく入るので、
区別できる。


田の畔や、草刈りの行き届いた土手、農道の縁などに
生える丈の低い多年草。



下はジシバリ

ジシバリ(地縛)
<キク科ニガナ属>
大きく写すとオオジシバリと花は似ているが、
花の大きさは小さく、葉が丸いのがジシバリの特徴です。



ニガナ(苦菜)
<キク科ニガナ属>
山地や野原に生える多年草。
細長い根生葉は様々に切れ込む。
茎葉はやや短く、基部は耳状になって茎を抱く。



茎の先端で枝分かれし、黄色の花を咲かす。
頭花は1,5センチぐらいで、普通5個の小花からなる。
葉や茎に苦みのある白い乳液を含む。

               休憩

  筍(タケノコ)

   ご近所にも分けて差し上げました。
   米ぬかが無かったのでお米と唐辛子で茹でました。
   茹でて差し上げた方が喜ばれました。
   採れたてだったので、たけのこご飯も美味しくできました。
   煮物も天ぷらも美味しかったです。

   昆虫コーナーは、名前が解らない蜘蛛
   
         himesijimiさんに、トガリアシナガグモと、教えて戴きました。

   

   アメンボウ
  

   ヒメカメノコテントウ
          <テントウムシ科>
   実はたまたま映り込んでいたもので、体長3~5ミリで、
   かっこよかった!

          俳句季語薊(あざみ)

      花薊(はなあざみ)・野薊(のあざみ)とも使う。

       降り出でて淡路は近し薊咲く  角川 源義

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ヘラオオバコ(箆大葉子)ハルジオン(春紫苑)カサスゲ(笠菅)

2022-04-28 08:16:09 | 野の花日記

ヘラオオバコ(箆大葉子)
<オオバコ科オオバコ属>
道端や荒れ地、河原などに生えるヨーロッパ原産の帰化植物。


花茎は高さ20~70センチ。
長さ5~10センチ程度の花序から
1センチ程度の雄しべが飛び出すのが目立つ。


葉がへらの様な形なのが名前の由来。




ハルジオン(春紫苑)
<キク科ヒメムカシヨモギ属>
淡紅~白色の花が咲く、都会や里山ではおなじみの帰化植物。
春咲く紫苑の意味でハルジオンになった。



大正時代に園芸植物として渡来した。
地面に放射状に広がるロゼツト葉で冬を越し、
春に茎が伸びる。

★蕾の時は首を垂れている。
★茎は全体に毛があり中空で、葉は基部で茎を抱く。
以上が、ヒメジョオンとの違いの見分け方です。



カサスゲ(笠菅)
<カヤツリグサ科スゲ属>
単子葉植物で、多年草。
池畔や湿地に生える。
基部の鞘は赤紫色を帯び、糸網を生じる。


葉は幅4~8ミリ。
有花茎は高さ40~100センチ。
頂小穂は雄性、側小穂は雌性、苞は葉身が長い。



              

               休憩

アメリカスミレサイシン
<スミレ科スミレ属>
葉はとがつた心形でつやがあり、花は濃い紫色。

★今日は昆虫コーナーと言っても・
ノラボウナに飛んできたモンシロチョウのボケ映像

たくさん、モンシロが飛んでいたのに‥採れた画像は此れだけで、
モンシロチョウも結構、用心深いのだと思った。
この場所の畑の方が、昨日は飛んでなかったのに・
今日はたくさん飛んでますと、仰っていました。

       俳句は季語菜の花

    息せるや菜の花明かり片頬に  西東 三鬼

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セッコク(石斛)エビネ(海老根)キエビネ(黄海老根)タンポポ(蒲公英)綿毛ゲジゲジ🐛

2022-04-27 07:04:00 | 野の花と昆虫

セッコク(石斛)
<ラン科セッコク属>
森林の岩上や老木に着生する常緑の多年草。
茎は根元から多数束生する。


葉は2~3年生で互生し披針形。

葉が落ちた茎の上部の節に、白色または淡紅色を帯びた花を1~2個開く。


和名は石斛(石斛)で漢名の音読み。


エビネ(海老根)

<ラン科エビネ属>
山地の林内や竹林などに生える多年草。
葉は2~3枚付き、披針浄長楕円形で、この葉は冬にも残る。


葉の間から花茎をだし、8~15個の花をつける。
萼片は紫褐色、側花弁と唇弁は白色または、淡紫色。


キエビネ(黄海老根)

<ラン科エビネ属>
エビネに似ているが、全体が大形になり、

名の通り花の色が黄色で目立つ。
エビネは唇弁の中裂片が2裂するが、キエビネは2裂しない。


                休憩

蒲公英(タンポポ)の綿毛

★今回の昆虫シリーズは嫌いな方がいるかも知れませんので要注意!

日帰り温泉の天井にいた大きなゲジゲジです。🐛

     

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チョウジソウ(丁子草)オオアマナ(大甘菜)ウマノアシガタ(馬足形)ヤブジラミ(藪虱)アジアイトトンボ

2022-04-26 06:52:24 | 野の花と昆虫

チョウジソウ(丁子草)
<キョウチクトウ科チョウジソウ属>
湿った草地に生える多年草。
葉は互生し、披針形で先は尖る。


茎の先端に多数の花をつける。
花冠は青紫色ので株は筒となる。


オオアマナ(大甘菜)
<キジカクシ科オオアマナ属>
帰化植物でアマナより大きいのが名前の由来。
公園では蔓延りすぎるので嫌われぬかれているが
私も以前はそんなに好む花では無かったのだが、

別名「ベツレヘムの星」とも呼ばれることからなんだか好きになった。
(植物の名前も人を惹きつける要因の大事な一つだと思ったことです。)


花弁状の花被片は6枚。
雄しべの根元は扁平で、6個合わせると王冠のような形になる。
花茎は地面に水平に伸びる。種子はできないことが多い。



ウマノアシガタ(馬脚形)
<キンポウゲ科キンポウゲ属>
根生葉の形を馬の蹄(蹄)に見立てた名前。
別名キンポウゲ「金鳳花」は八重咲の品種につけられた。


日当たりの良い山野に生え、5枚の花弁は光沢があり、

花弁の基部には蜜腺がある。
キンポウゲ科の英名の総称はバターカツプ。



              休憩

ヤブジラミ(藪虱)
<セリ科ヤブジラミ属>
果実が鉤状になっていて服にくっつく。

昆虫コーナーアジアイトトンボ

アジアイトトンボ
<イトトンボ科アオモンイトトンボ属>
平地の池では春一番に現れるトンボ(雌)です。


ナナホシテントウも♪

        俳句季語筍(たけのこ)

      筍が爆発しそう夜の厨  松井 国央

         国央先生の句集「流寓」より

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キンラン(金蘭)ギンラン(ギンラン)ササバギンラン(笹葉銀蘭)キリ(桐)の花・クロバネシロヒゲナガ

2022-04-25 06:33:41 | 野の花と昆虫

   

キンラン(金蘭)
<ラン科キンラン属>
春の雑木林の林床に、黄色に目立つ蘭の花で、豊かな里山に生える。
朝は曇っていたので、花が閉じていたが帰り道では、
黄色い花が半開きに開いてくれて笑っているように見えた。

       
    直立した茎の先に鮮やかな黄色い花を3~10個つける。
   花は半開きの状態で咲き、花色を金に見立てて名前が付けられた。


いつも半開きの花は、唇弁や側花弁からなる複雑な形状をしている。
唇弁の中には黄色い筋がある。


ギンラン(銀蘭)
<ラン科キンラン属>
キンランの金に対しての白い花の銀で、ギンラン(銀蘭)。
何と言っても、小さい丈の低い白い花で、花は殆ど開かない。


茎の先端に長さ1センチほどの白い半開き、
または殆ど開かない花を数個つける。


雑木林の中に生え、キンランやササバギンランより小さい。

 


ササバギンラン(笹葉銀蘭)
<ラン科キンラン属>
実は殆どササバギンランかギンランなのかよく解らない・・。
ただ、本能的に感じるのだ。(#^.^#)
葉がギンランよりも細長く、笹の葉に似ている・・と言われても・。
たぶん・・花は銀蘭より詰んで咲くような感じがするし、
花の周りに細い葉がつき、葉の中に花が咲く気がした。


下部の苞葉が花のつく部分より長く上に出ること、茎や葉の裏などに多少毛があり、
全体に大形であることでギンランと区別をつける・・とある。

                 休憩
    

キリ(桐)の花
<ノウゼンカツラ科キリ属>

 

   ★昆虫コーナーは、クロバネシロヒゲナガ(#^.^#)
  う~~~ん♪超、かっこいい!!!


クロハネシロヒゲナガ
<チョウ目ヒゲナガガ科>
翅は黒色で光沢があり、白く長い触覚を持つヒゲナガガの仲間。
草の間をゆったりこの長い白いひげを持ちながらひらひらと、
飛んでいました。
とても!チャーミングな蛾です!
出会えて嬉しかった!(#^.^#)




          俳句は季語桐の花

      なつかしき遠さに雨の桐の花   角川 源義

 










 
               

   

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アカカタバミ(赤酢漿草)カタバミ(酢漿草)オッタチカタバミ(おっ立酢漿草)ムラサキカタバミ(紫漿草)イモカタバミ(芋酢漿草)クロウリハムシ

2022-04-24 05:10:05 | 野の花と昆虫

かた

アカカタバミ(赤酢漿草)
<カタバミ科カタバミ属>
この頃、コンクリートの片隅にカタバミの花をよく見る。
黄色が鮮やかで愛らしい。
葉が暗紅紫色で、花の内側中心部に濃い橙色の模様がある。
荒れ地やコンクリートの割れ目など明るい環境を好む。




カタバミ

カタバミ(酢漿草)
<カタバミ科カタバミ属>
道端や庭に生える身近な植物。
夕方になると葉を閉じる。曇りの日も閉じる。
閉じている状態の葉を半分葉が無い状態に見立てて「片(傍)方を食む」
から片傍(かたばみ)と名付けられた。




オッタチカタバミ(おっ立傍食)

オッタチカタバミ(おっ立傍食・酢漿草)
<カタバミ科カタバミ属>
茎が長くて立ちあがるのが、この名の由来。
全体的に白い毛が多く、托葉が目立たない。

イモカタバミ

イモカタバミ(芋傍食)
<カタバミ科カタバミ属>
根の上に、直径1センチほどのイモ状のを多数つけるので、
イモカタバミの名前がある。


花は紅紫色で、中心部ほど濃く、濃紅色になる。
花には濃紅色の線が目立つ。

ムラサキカタバミ

ムラサキカタバミ(紫傍食・紫酢漿草)
<カタバミ科カタバミ属>
花は紅紫色で直径1,5センチほど。
花の中心部は、白く雄しべの先端の葯も白い。
花を咲かせても花粉が無いので結実せず、球根で増える。


            休憩

ムシトリナデシコ(虫取撫子)


★昆虫コーナー  

クロウリハムシ
ハムシ科の甲虫で、ウリハムシに似て前翅が黒い。




   

 

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ハナイバナ(葉内花)キュウリグサ(胡瓜草)コバンソウ(小判草)ヘビイチゴ(蛇苺)コカマキリの卵嚢?

2022-04-23 10:17:49 | 野の花日記

ハナイバナ(葉内花)
<ムラサキ科ハナイバナ属>
無い花では無いのだが、いざ探そうとしてもなかなか見つからない。
もう、出会いでしかない。
キュウリグサに似て小さな花で、小さな忘れな草のようで愛らしい。

畑などにキュウリグサと一緒に生えていたりする。
葉は長楕円形または楕円形で、長さ2~3センチ、幅1~2センチで、
表面にしわがある。


茎の上部の葉のわきに淡青紫色の小さな花をつける。
花冠は径2~3ミリで5裂する。
花の名の由来は、花が茎の上部の葉と葉の間に咲くからと言う事です。


キュウリグサ(胡瓜草)
<ムラサキ科キュウリグサ属>
根元の葉は卵円形で葉柄がある。葉の上部の葉は長楕円形で細毛がある。
葉を揉むと胡瓜の青臭い匂いがするので、この名がある。


10~30センチの花茎をだし、長さ3~9ミリの柄を持つ、
径約2ミリの淡青紫色の花をつける。
花後は花序が伸びる。


コバンソウ(小判草)
<イネ科コバンソウ属>
ヨーロッパ原産の1年草。
花序は茎の先に円錐状につき、糸状の細い柄に1~3個の小穂が垂れ下がる。

小穂は長さ1~2センチ、幅1センチほどあり、
10数個の膨らんだ小花が左右に並び、熟すと黄褐色になる。

休憩

ヘビイチゴ(蛇苺)

<バラ科ヘビイチゴ属>
田の畔や湿った草地に生える多年草。


★昆虫コーナー

コカマキリ?の卵嚢?
※ハラビロカマキリのようでした!

シキミの枝にありました。写真がボケててすいません。
    今日はここまで。(#^.^#)

   

 

 

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マツバウンラン(松葉海蘭)スズラン(鈴蘭)ホウチャクソウ(宝鐸草)オダマキ(苧環)俳句鑑賞

2022-04-22 06:32:15 | 野の花日記

 

 

  マツバウンラン(松葉海蘭)
  <ゴマノハグサ科マツバウンラン属>
 和名は松葉状の葉を持ち、ウンランに似ていることからこの名がある。
 1~2年草。

   北米原産の帰化植物。
   空き地や草地、芝生などに生える。

  
  紫色の唇形の花を穂状に咲かせる。
  草丈は50センチほどで、葉は針状で細長い。


スズラン(鈴蘭)
<ユリ科スズラン属>
山地や高原の草地に多い多年草。
花の様子と香が好まれている。葉は卵状楕円形で長さ10~18センチ、
幅3~7センチあり、普通2枚が両方とも鞘状になつている。



花序はややまばらに10個内外の芳香のある白い花を開く。

   花は鐘形で、花被片は反り返る。


ホウチャクソウ(宝鐸草)

<ユリ科チゴユリ属>

山地や丘陵の林内に普通に生える多年草。
上部で枝分かれする。
葉は長楕円形で花は、枝の先に1~3個ついて垂れ下がる。

花被片は筒状に集まつて平開せず、白色で先端が少し緑色を帯びる。


                     休憩
オダマキ(苧環)
<キンポウゲ科オダマキ属>
花の形が機織りに使う、麻や苧を巻いた糸巻きに似ていることから
この名がある。

        俳句季語苧環(おだまき)の花

      をだまきの花のほそみちけもの来ず 佐藤 鬼房

      

 

 

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コゴメウツギ(小米空木)アオダモ(青梻)クヌギ(櫟・椚)イロハモミジ(伊呂葉紅葉)クワ(桑)テントウムシ(天道虫)

2022-04-21 06:30:13 | 木の花・昆虫

コゴメウツギ(小米空木)
<バラ科コゴメウツギ属>
落葉低木。

葉は互生し卵形で先は尖る。
縁は羽状に浅~中裂する。


本年度の枝、または葉のわきから短い総状花序をだし、
直径4ミリほどの白い花を開く。
花弁は五弁でへら形。

アオダモ


アオダモ(青梻)
<モクセイ科トネリコ属>
山地に生える落葉高木。
葉は奇数羽状複葉。

本年度の先や葉脈から円錐花序をだし、小さな白い花を多数つける。


和名は枝を切って水に漬けると水が青くなる事による。

クヌギ

クヌギ(櫟・椚・橡)の花
<ブナ科コナラ属>
山地に生える落葉高木。
4~5月、黄褐色で長さ7~8センチの雄花序を垂らし、
上部の葉脈に雌花序をつける。



イロハモミジ

イロハモミジ(伊呂葉紅葉)の花
<カエデ科カエデ属>
本年枝の先に直径4~6ミリの暗赤色の花が垂れ下がってつく。
雄花と両性花がある。


花弁と萼片は5個。雄蕊は8個で、両性花では短い。
すでに・左側下に小さな翼果が出来ています。

                  休憩

たっぷりついた桑(くわ)の蕾

★昆虫コーナーは、テントウムシ(天道虫)

ラナンキュラスの蕾の上で♪

仲良しさん♪
貴方はもしかしてテントウムシダマシさん?
キボシテントウダマシさんかしら?
himesijimiさんから、ナミテントウと教えて戴きました(#^.^#)

    

          俳句季語天道虫
       天道虫(てんとむし)とも使う    

    壮年の万年床のてんと虫  金子 兜太

 

 

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