浜のみかん屋

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『浜のみかん屋』解体へ・・・Ⅰ

2023年06月01日 | 旬の情報
【『浜のみかん屋』新築に向けて解体へ】
 文化的景観の構成要素に登録の要請があった毛利家ですが、
農家の後継者として成長した長男が・・・二世帯住宅を建てると言うことで建て替え構想が進んでいます。
 数年前から建て替え業者の選定にモデル住宅の見学会に参加したり、数件のハウスメーカーや近隣の工務店に見積依頼して検討を重ねてきました。
 やっとこのことで建築依頼先も決まり、間取り等もほぼ決まった状態になりました。
 ところが、敷地内にある「井戸」を文化的景観構成要素に同意していたため、
ハウスメーカーから「文化的景観構成要素の「井戸」を傷つけたらいけませんので、基礎工事を考えなければいけませんねぇ~」との問い合わせがあり、急いで西予市の教育委員会に問い合わせをしました。
 市の教育委員会からの回答では「多少の変更は可能です」との返答があり、狩浜の文化的景観選定に御尽力くださった宮本春樹先生(高校の同級生)が文化庁へ「文化財の変更届」を提出する段取りになりました。
 当『浜のみかん屋』の家屋も保存すべき物件に選定されそうになりましたが、将来は家屋の建て替えを計画していたため選定から外して頂いた物件なので、
 解体される前に毛利家を記録に残しておこうと、香川大学の釜床研究室ならび高知工業専門学校の北山先生が来園され、家の測量が始まり後生に残す図面の作成となった次第です。
 投稿写真はその時に手伝いに訪れた吉田高校の建築科の先生と生徒、そして釜床先生と研究室のスタッフです。
 もう直ぐ・・・無くなってしまう家をバックに記念の集合写真です。
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