高接ぎ作業Ⅰ

【高接ぎ作業Ⅰ】
　去年・今年とグループ内の農家仲間からチャンドラポメロを頂きました。
うちの嫁さんが「美味しい、美味しい・・・うちにも作って」との要望で、仲間のチャンドラポメロの木からホギを譲ってもらい・・・ハッサクの木に高接ぎを行いました。
　投稿写真がその高接ぎ作業をした様子です。
　元来、みかんの品種はたくさんありますが・・・全ての品種はカラタチ（シーカッシャ・キコク）の台木に芽接ぎ・切り接ぎそして腹接ぎと言った手法を用いていろんな品種の木を作っています。
　数年前に横須賀市立明浜小学校を訪れた際に・・・子供達から「このみかんの種を植えたら・・・また、美味しいみかんが食べられますかぁ～」との質問を受けた記憶があります。
　数日前の新聞記事にも同じような内容のものがあり・・・笑ってしまいました。
　『浜のみかん屋』では、10月から極早生みかん、早生温州、上野、あいさん、年末商材として南柑20号、川田温州、愛果28号を栽培し、年を越してポンカン、伊予柑、デコポン、甘平、甘夏、南津見等の柑橘を作っていますが、みかんの木自体はなく・・・果実の種を植えて同じ果実が出来ると言うものではありません。
　ましてや、最近の柑橘は消費者が嫌う種がないように品種改良をほどこされています。
　この後、成長していく様子を・・・時々、投稿してみますねぇ
　三年後には美味しいチャンドラホメロが食べられると思います。