デンマーク・ハーフキッズ

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スケーエン滞在 その⑦ <砂に埋もれた教会>

2008-11-08 07:37:34 | デンマークのあちこち

 次に訪れたのが、砂に埋もれた教会、Den Tilsandede Kirke デンティルサンデーズキアケです。この教会は1400年頃に2つの町の人々が行けるようにと、両方の町の間に作られたゴシックスタイルの教会でした。正式にはSct.Laurentii Kirkeという名前でしたが、今では観光名所となって、砂に埋もれた教会と呼ばれています。

 けれども砂の侵食によって、1795年には教会は閉鎖されてしまいました。そして今ではランドマークとして、塔の部分だけが残されています。

          
          塔の入り口、前面部分。

          

 こちらが後ろから見た塔です。この教会は典型的なゴシックスタイルで、上から見ると十字型の建物でした。前部分が塔、左右に側廊を持ち、そして後方に身廊が広がって、奥部分に祭壇という構成です。その側廊と身廊だった部分を、木の杭で示してあります。その杭を見ると、だいぶ大きな教会だったことがわかりました。

 と同時に、こんな教会を飲み込んでしまった砂というもののすごさを思いました。真っ白い塔の美しい風景ですが、スケーエンでの砂と人々の関わりが「闘い」でもあったのでしょう。

           
          砂で木が枯れてしまうので、絶えず植林しています。

          
          その日の観光を終えて、やっとアイスにありつけたジジ。
          「これでやっと海に行ける~!」

          

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