かれこれ5年以上、夫と結婚しているのですが、結婚以来さまざまな困ってしまうリアクションがありました。実は本人はあまり「国際」結婚などという意識はないし、どうもこの「国際結婚」という言葉自体にしっくりこないものを感じるのですが・・・。今日はともかくも、これまでのリアクションをご紹介してみたいと思います。
(夫が外国人と聞いて)
「すごーい!」
「いいわねぇ。」
3割くらいの人が返してくる言葉なのですが、一体どういう意味があるのか、いつも疑問に思ってしまいます。この言葉の裏には単一民族&島国というものがあるのでしょうか? 褒めているのかな? そんなに外国人がいいと思っているのかな? いつもまず困ってしまう言葉です。
(デンマーク人と聞いて)
「・・・・」
どうも日本人にとってデンマークはイメージしにくい国のようです。それでどうリアクションしてよいのかわからず、無言になってしまう人がいます。「そうなんだ~」と単に返してくれればいいのですけれどね。もしほかの国だったらどうなんでしょうか。
(私に対して)
「英語話せるんでしょう?」
外国人=英語、という図式があるのかもしれませんね。確かに夫は英語を話しますが、我が家は日本語が共通言語、私の英語はひどいものなのです。だって日本の英語教育を受けてますものね。
「お金持ちでしょう?」
これは言われる率はかなり低いのだけど(さすがにあからさま過ぎるコメント)、たまに言われることがあります。日本に住む外国人には2通りあって、エクスパートとローカルでは全く違うのです。エクスパートは広尾に住んで、子どもはインターナショナルスクールで、という生活様式かもしれませんが、ローカルは完全に日本人と同じです。我が家も住宅ローンでぎりぎりなんです、というのが実情です。
「いつも何を食べているの?」
我が家は普通ですってば~、と言いたくなるようなコメントなのですが、外国人のいる家庭は洋食、お肉の塊を焼いたものを食べているようなイメージのようです。フルコースディナーとかを想像しているのかな? マクドナルドに行かないと思った、オーガニックじゃないものは食べないと思った、カレーライスなんて食べないと思った・・・などというコメントをいただいたこともありました。カレーライス、夫は大好きです。
「どこで出会ったんですか?」
もちろんある程度親しくなれば、カップルの馴れ初めについて尋ねるということもあるかと思います。が、私の場合、初対面でこう聞かれることがけっこう多くあります。この質問は日本人がなかなか外国人と触れ合う機会がない、ということを表わしているのかと私は分析しているのですけど・・・。何かのきっかけで外国人と友達になったり、一緒に時間を過ごしたりする人も多いのでしょうが、全く接点がないという人もいまだに多いようですね。
この質問の答えは・・・相手によって変えています(笑)。こちらもこういう質問を受けるとだんだん煙に巻きたい気分になってきています。でもあるとき、真剣に大学生の女の子からどこで出会えるか、どうやったら外国人とつきあえるか、と聞かれたことがありました。「それは外国に行くのが一番じゃない?そうしたら外国人だらけよ」と答えてしまいました。
「ご主人って優しいんでしょう?」
さあ、どうでしょうか。でもこれも外国人=妻に優しいという間違った観念だと思います。日本人の夫も妻や家族を充分に思いやっている人もたくさんいるので、これは日本男児に対するちょっと差別かもしれません。だいたい、優しいというのは個人が感じる度合いにもよるし、優しい夫が欲しいのであれば、そういう人を選べばいいだけの話なのですが・・・。この質問をする人のご主人は優しくないのかなあ? なんかあいまいな質問でなんと答えていいのか、やっぱり毎回困ります。
まだあるのですが、主だったものを挙げてみました。
【番外編】
私の名前はデンマーク人の姓になっているのですが、「何人ですか?」と聞かれたときには面食らってしまいました。日本人に見えなかったのかしら?私の日本語の発音がまさか変だったというわけでしょうか? 今度はデンマーク人と日本人のハーフです、と答えてみようかなと思いますが、どう見てもハーフには見えない私の顔です。
(夫が外国人と聞いて)
「すごーい!」
「いいわねぇ。」
3割くらいの人が返してくる言葉なのですが、一体どういう意味があるのか、いつも疑問に思ってしまいます。この言葉の裏には単一民族&島国というものがあるのでしょうか? 褒めているのかな? そんなに外国人がいいと思っているのかな? いつもまず困ってしまう言葉です。
(デンマーク人と聞いて)
「・・・・」
どうも日本人にとってデンマークはイメージしにくい国のようです。それでどうリアクションしてよいのかわからず、無言になってしまう人がいます。「そうなんだ~」と単に返してくれればいいのですけれどね。もしほかの国だったらどうなんでしょうか。
(私に対して)
「英語話せるんでしょう?」
外国人=英語、という図式があるのかもしれませんね。確かに夫は英語を話しますが、我が家は日本語が共通言語、私の英語はひどいものなのです。だって日本の英語教育を受けてますものね。
「お金持ちでしょう?」
これは言われる率はかなり低いのだけど(さすがにあからさま過ぎるコメント)、たまに言われることがあります。日本に住む外国人には2通りあって、エクスパートとローカルでは全く違うのです。エクスパートは広尾に住んで、子どもはインターナショナルスクールで、という生活様式かもしれませんが、ローカルは完全に日本人と同じです。我が家も住宅ローンでぎりぎりなんです、というのが実情です。
「いつも何を食べているの?」
我が家は普通ですってば~、と言いたくなるようなコメントなのですが、外国人のいる家庭は洋食、お肉の塊を焼いたものを食べているようなイメージのようです。フルコースディナーとかを想像しているのかな? マクドナルドに行かないと思った、オーガニックじゃないものは食べないと思った、カレーライスなんて食べないと思った・・・などというコメントをいただいたこともありました。カレーライス、夫は大好きです。
「どこで出会ったんですか?」
もちろんある程度親しくなれば、カップルの馴れ初めについて尋ねるということもあるかと思います。が、私の場合、初対面でこう聞かれることがけっこう多くあります。この質問は日本人がなかなか外国人と触れ合う機会がない、ということを表わしているのかと私は分析しているのですけど・・・。何かのきっかけで外国人と友達になったり、一緒に時間を過ごしたりする人も多いのでしょうが、全く接点がないという人もいまだに多いようですね。
この質問の答えは・・・相手によって変えています(笑)。こちらもこういう質問を受けるとだんだん煙に巻きたい気分になってきています。でもあるとき、真剣に大学生の女の子からどこで出会えるか、どうやったら外国人とつきあえるか、と聞かれたことがありました。「それは外国に行くのが一番じゃない?そうしたら外国人だらけよ」と答えてしまいました。
「ご主人って優しいんでしょう?」
さあ、どうでしょうか。でもこれも外国人=妻に優しいという間違った観念だと思います。日本人の夫も妻や家族を充分に思いやっている人もたくさんいるので、これは日本男児に対するちょっと差別かもしれません。だいたい、優しいというのは個人が感じる度合いにもよるし、優しい夫が欲しいのであれば、そういう人を選べばいいだけの話なのですが・・・。この質問をする人のご主人は優しくないのかなあ? なんかあいまいな質問でなんと答えていいのか、やっぱり毎回困ります。
まだあるのですが、主だったものを挙げてみました。
【番外編】
私の名前はデンマーク人の姓になっているのですが、「何人ですか?」と聞かれたときには面食らってしまいました。日本人に見えなかったのかしら?私の日本語の発音がまさか変だったというわけでしょうか? 今度はデンマーク人と日本人のハーフです、と答えてみようかなと思いますが、どう見てもハーフには見えない私の顔です。
わたしは、一度も、「すごーい」とか言われたことないですね。デンマークに住んでいるのだから、さもありなん、というところなのでしょう。
一年くらい前に、DR1で、4日間くらいかけて日本の特集をやっていたのですが、レポーターの人が、「東京は、世界的にも大きな都市であるにもかかわらず、これほど外国人が少ないのは珍しい。」と言っていたのが印象的でした。
こないだ彼と日本に行ったときも、外国人に会ったのは皇居と秋葉原くらい。滞在していた八王子のホテルの近くにあったコンビニではしっかり覚えられていましたしね。意識したことがなかったけれど、意外と遭遇率は低いなぁと思いましたよ。
外国人と交流する機会が少ないからこそ、「国際」ということばに異常なまでに反応したり、英語を話せることの憧れが大きくなるのかもしれませんね。
ちなみに、わたしの母親の第一声は、「外国人なんて、暴力ふるわれるんじゃないの?」でした。(笑)数少ない噂でもって、外国人=DVという図式が母にはあったようです。絶対数が少ないから、勝手な思い込みやイメージができてしまうんでしょうね。
彼にしたって、元奥さんとの別れで、「もうタイ人女性とはつきあわない。」と決めたそうですから。
まぁ、わたし自身、偏見をもってなかったつもりでも、実際に外国人と生活をともにして改めて認識させられることは多々ありますけどね。。。
その中で面白かったのが、外国人のパートナーと歩いている時の周りの人の反応とか(外国ですれ違う外国人も、日本人を連れているのをみてどういう思いがよぎるのかなど)。
友達もタイにダンナさんと旅行に行ったとき、白人に買われた娼婦だと間違われて散々な目に遭ったり(石まで投げられたらしいですよ)、そういうことを今まで気にしたことなかったのでびっくりでした。
私自身も、今までは外国人のパートナーがいる人をみて、「すごーい」と思ってたクチですよ~。まさか自分がそうなるとは思ってもみなかったけど。
文化も言語もまるで違う人と一緒にいるわけだから、それはそれで大変なのですごいと言われるに値するものもあるのかもしれないけど、今は九州男児をパートナーに持つ女性の方を「すごーい!!」と断然尊敬しますね!
そう、やっぱり日本は開国からまだ150年くらいしかたっていない国なので、「国際」という言葉がついてしまうのでしょうね。そこに行くとヨーロッパなどは国際結婚はそんなに珍しいことではないのでしょうね。
お母様の外国人=DVというのはさすがにかなり飛躍しているように思いましたが、ご主人のタイ人とはつきあわないという気持ちはちょっとわかるような気がしました。
その国の文化というのは確かにあって、自分に合う合わないというのはあるのかなと思います。私は以前南米の人とつきあったことがあるのですが、文化にはやっぱりついていけませんでした・・・。もちろんいろいろな人がいるのはわかりますが、何もかも家族重視、親戚重視、そして金銭的な家族間での助け合い方は私はなかなか納得できなかったものでしたよ。
Kanaheiさん、
ミクシイの「ダーリンは欧州人」をちらっと見てみましたが、多すぎて読みきれませんでした。
私の友人がアメリカ人とつきあっていたときにドイツに住んでいたのですが、ネオナチの人にアメリカ人の彼が「なんでお前はアジア人とつきあうんだ」と詰め寄られてこわかった、と言っていました。
日本ではこういうのはないけれど、いろいろと回りに言われるのはやっぱりちょっと面倒くさいです。
私自身は日本人とは結婚したことがないので、外国人と結婚したからといって日本人との違いはよくわからないし、だいたい夫が外国人なんてことはすっかり忘れているんですけれどね。
でも確かに外国人との結婚のメリットというのもあると思います。そのへんのことは次のブログに書いてみようと思ってたことです。