以前見たことがあったのですが、今回のデンマーク滞在時、改めて夫や子ども達とこのヴィゴのスクラップブックを見ました。これはかなりたくさんのローリングをやっていた夫の父、ヴィゴの記事が入っています。以前、ヴィゴのことはブログに書きましたが、彼はヨーロッパ1のローリングの選手で、メダルを本当にたくさん取っていたのですが、ちょうど第二次世界大戦が始まり、出場するはずのオリンピックがなくなってしまったという不運がありました。
それでもヴィゴは我が家の誇りで、ショウミーにはおじいさんがどんなにすばらしい人だったか、どんなにかっこよかったのか、という話を私たちはしています。実際、ヴィゴはパン屋さんをやる傍ら、本当にいろいろな大会で他を寄せつけない、圧倒的に強いローリングの選手だったのでした。「最初はゆっくり、後のほうからついていくんだ。そして後半、ぐっと追い上げる!そうすると相手に心理的なプレッシャーも与えて、勝てちゃうんだよ」と息子である夫に話してくれたそうです。
子ども達もこの会うことのなかった祖父を、いつか誇りに思ってくれたらいいなと思います。同時に、ヴィゴのような華々しい記録はないけれど、がんばって同時期の戦後を生き抜いてきた私の祖母などの話も伝えたいものですね。
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