映画時々お酒

心と体に栄養を♪

スパイダー

2003-11-08 16:59:00 | 映画
「コレクター」のアレックス・クロス刑事を再びモーガン・フリーマンが演じる。

議員の一人娘が学校から誘拐される。犯人は教師。その男から、クロス刑事へ直接連絡が入る。自分の期待を裏切らないで欲しいという挑戦的な犯人。犯人の本当の目的が見えないまま、事件は意外な方向へ。

最初思ったのは、こんなに頭脳的な犯罪者がいたんじゃ、刑事さんも大変だと。でもこのお互いの知能を測るような、追う者と追われる者の話は、見ててとても面白く、ぐいぐい引き込まれてしまいました。
意外な方向へ、は見てのお楽しみ。(ネタばれになるから^^;)
人質の女の子が、とても頭が良いのも○。このお話では、人質も頭が良くなくてはいけない。

犯人が言う「マフェット嬢ちゃん」の言葉に、ピン!と来た人は偉い。でも犯人探しとかにはあまり関係なく、タイトルのスパイダー(原題は「Along came a spider」)は、それにちなんだもの。クモの糸のように絡んだ、と言う意味がこめられているらしい。

サイドウォーク オブ ニューヨーク

2003-11-08 13:17:00 | 映画
俳優のエドワード・バーンズの監督&主演作。脚本も。(以前「彼女は最高」も作ってる)へザー・グラハム、ブリタニ-・マーフィ共演。

現代のニューヨークを舞台に、様々なカップルの恋の行方を、本人達の気持ちを街角インタビュー風に折りこみながら、話が進んでいきます。
純粋な愛を信じる歯科医の妻、不倫する歯科医、不倫相手の若いウェイトレス、恋人に追い出されたTVプロデュ-サー、別れた夫となかなか縁が切れない小学校教師、未練がましいホテルマンの夫・・
彼らが、街角ですれ違い、絡み合い、また離れていくさまを、おしゃれに描く。

不倫する歯科医の身勝手なコメントは、とてもリアルで、女性よ、目を覚ませ!と言う感じです。現実に面と向かってこう言われると、きっと女性って、すぐ信じてだまされるんだろうなー、などと考えました。

それにしても、「キリング・ミー・ソフトリー」で、街角で出会った男と、いくらビビッと来たからって、恋人がいるにもかかわらず、即激しく愛し合ったへザーが、この作品では「会って食事してその数時間後にはベッドインなんて信じられない」、なーんて言うピュアな若妻を演じていて、思わず笑っちゃいました。現実では恋多き彼女、ほんとに似合わない台詞。

ベッカムに恋して

2003-11-08 00:35:00 | 映画
内容はまったくこのタイトルに反していないのだけど。日本のベッカムファンは別の期待をしてしまうかもしれない。原題は「Bend it like Beckham(ベッカムのように曲げろー多分、ベッカムの華麗なるコーナーキックにちなんだものと思われる)」。

イギリスに住むインド人の少女は、ベッカムのファンであるだけでなく、サッカーをするのが大好きで、その上上手い。インド人の家庭では、女は年頃になったら、料理を覚えて、良い人を見つけて早く結婚するか、最近では大学に進学して弁護士になる、と言うのも流行りらしい。
しかしどうしてもサッカーを諦めきれない少女は、親の目を盗んで練習に出て試合にも参加する・・

ま、あとの筋は読めますよね。イギリスにこんなにインド人がインド風に暮らしているのに驚き、イギリスに女性サッカーチームがあるのに驚き、そしてアメリカにはプロの女性サッカーリーグまであるとわかりました。
少女のさわやか青春物語、インド風スパイス味。
友人で恋のライバルに、「パイレーツ・オブ・カリビアン」でブレイクした、キ-ラ・ナイトレー。長い手足をむき出しにして走り回ります。あこがれのコーチには、美青年ジョナサン・リース・マイヤーズ(「ベルベット・ゴールドマイン」)。今回も美しいけど、最初誰だかわかりませんでした^^;(普通の役なんで)