『ブレードランナー』と同じく、フィリップ・K・ディックの小説の映画化。現在上映中です。
主演は『ボーン・シリーズ』ですっかりメジャーになった、マット・デイモン。
恋人役は『プラダを着た悪魔』で、いじわるな先輩役だったエミリー・ブラントです。
スラム育ちながら、上院選に出馬し絶大な人気を誇る主人公は、ある日トイレで出会った女性に一目ぼれ。
しかしいきなり謎の男達に拉致され、彼女とは出会う予定ではなかったので、それを調整していくと言われる。
納得できない彼は必死に彼らを出し抜こうとするが・・
ディックの小説って、どこかいつもレトロな香りがします。黒服の男達の登場と言い、今回もお話は古典的。
そもそも事件の発端が、調整局(タイトルのTHE ADJUSTMENT BUREAU )の人間がうっかり居眠りしたためなのだから、結構ご都合と言うか、安易と言うか。
性格まっすぐな主人公は、惚れ込んだら命がけ。自分の思いを遂げようと必死で、調整局の人間を蹴散らして走る走る(笑)。
で、結果は・・見てのお楽しみ。
「運命は自分で切り開け!」ですね。
わかりやすいテーマでした。
あ、ネタばれかも・・