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昨年公開されたフランス映画。
既にDVD&ブルーレイも発売されています。
ボリショイ交響楽団からユダヤ人を追い出すことに反対した天才指揮者は、その職を追われ、現在は劇場の清掃員。
コンサートを中断させられた激しい怒りは30年間消えることがない。
そんな彼が何と正式の楽団のフリをして、パリの劇場からの招待を受けて実行してしまう。
さすがフランス映画~こんなの有り得ません^^;
けど面白いので許します。
アメリカ映画だったら、もっとシリアスでサスペンス映画みたいになったでしょうが。
そこはフランス映画。主役をはじめ、主役に絡む人々やオーケストラの団員の性格やおかれた状況を、エピソードを上手に入れて描き出し、本来悲しくてつらいお話を、ほのぼのとした暖かいものに仕上げています。
自分を追放したKGBの幹部をマネージャーにしたり。そのマネージャーが敏腕ながら超時代錯誤だったり。
以前の団員が店員だったり引越し業者だったり、ポルノ映画のアテレコをやってたり。(30年前の団員だから相当お年になってます)
偽造パスポートを空港で!作ったり。寄せ集め楽団なのに、コンサートのリハーサルもせずぶっつけ本番やったり。
本当に有り得ないような、面白すぎるエピソードが満載。全部あげたいけど多すぎて書ききれません~
(できれば次回全部書きます^^)
しかしこんなに大勢の素朴な人間達がばたばたしながら、一人の人間の思いに共感して大仕事を成し遂げてハッピーエンド・・って、なんか童話みたい。
登場人物が童話の中の挿絵の、森の動物たちーきつねやたぬきにクマetc.に見えてしまうのは私だけでしょうか?
どんなにつらいことがあって挫折しても、成し遂げたいと言う思いが強ければ、人の気持ちを動かし行動を起こさせ、仲間が出来る。
仲間と一緒に頑張れる人生って最高じゃない?
重要な役で『イングロリアス・バスターズ』のメラニー・ロランが出演。パリの劇場の支配人に『トランスポーター』のベテラン刑事さんが出てました。
ハッピーなお話で見ているほうも幸せ^^