リドリー・スコット監督(『エイリアン』『ブレードランナー』)も御年74歳。しかしその創作意欲は衰えることなし。監督自身初の3D映画を作り上げました。現在公開中。
もともと『エイリアン』(‘79)の前章として作り始めたものが、お話が拡大したため、急遽独立した作品としたもの。『エイリアン』の人物(ヒロインとアンドロイド)に話の展開、クライマックスシーン(ヒロインと怪物の戦い)と、しっかり『エイリアン』をトレース。そして『エイリアン』で謎だったシーンも解き明かされ・・
『エイリアン』観た人も観ていない人も、ぜひ観て比べてみてください、
圧巻なのはやはりそのビジュアル。宇宙とか惑星はやはり一番3Dに向いてますね。IMAX3Dだったので、通常3Dとはまた迫力が違います。
サバイバルする強いヒロインを最初に作り上げた監督。今回もヒロインは有り得ない状況(自身の体の変化も含めて)を生き残り、別の星へと・・
これってラスト相当怖いです・・
ヒロインは『ドラゴン・タトゥーの女』のノオミ・ラパス。怪しげな上司にシャーリーズ・セロン(存在感あり)、謎のアンドロイドにマイケル・ファスベンダー(整いすぎた顔と、表情と体の動きがまさにアンドロイド!)。
確かに人類の起源とか考えないほうがいいみたい。
ちなみにプロメテウスはギリシア神話に出てくる人物で、無断で人間に火を与えたため、ゼウスの怒りを買ってしまい、ひどい罰を受けるのです。この名前にもちろん意味あり。