初恋は突然始まりそして突然終わる。胸に決して消えない刻印を残して・・
主演のケイト・ウィンスレットがアカデミー主演女優賞受賞。監督はスティーブン・ダルドリー(『めぐりあう時間たち』)。製作者のアンソニー・ミンゲラとシドニー・ポラックが相次いで亡くなってしまったのも記憶に新しい。
そうそうたるメンバーが作り出す名作。
少年の成長後はレイフ・ファインズだけど、準主役は少年役のデビッド・クロスくん。ケイトに負けず頑張ってます。
<あらすじ>
具合が悪くなった少年を助けてくれた女性に心惹かれ、少年は彼女の家に通うようになる。彼はそこで女性にせがまれ、毎回本を読んで聞かせる。しかしある日突然彼女は姿を消し、二人が再会したのはナチを裁く裁判でだった。少年は彼女の秘密を知るが彼女には会わず、それを公表しなかったために、彼女は終身刑に。彼は刑務所の中の彼女に朗読したテープを送り続け、彼女の出所後の世話をすることになって初めて彼女と相対する。
原作を読んでいないのですが、ほぼ忠実に映画化されているのでは。どこをどうとっても正当派の文学作品です。
ケイトは頭でなく体ごと役になりきるタイプで今回も熱演。
公式HP→http://www.aiyomu.com/