映画時々お酒

心と体に栄養を♪

ゴシカ

2004-10-26 11:22:00 | 映画
俳優でもあるマシュー(マチュー)・カソビッツ監督のアメリカ作品。主演はハル・ベリー(「チョコレート」)、共演にペネロペ・クルス(「バニラ・スカイ」)、ロバート・ダウニーJr.(「追跡者」)。

精神科医ミランダは、雨降りの仕事帰りの道で、傷だらけの女の子に出会った後記憶がなくなり、目が覚めると自分が務める刑務所の精神科病棟にいた。そこで彼女は自分が夫を殺したことを聞かされ、大いに混乱していく。夫を愛していた私がするはずはない、それに道で会ったあの女の子はどこに?記憶がなかなか戻らない上に、不可思議な現象が・・

雨降りの夜、古城のような刑務所の病棟、森の中の邸宅と言ってよいミランダの大きな家と舞台はそろってます。暗くて不気味。
目が覚めたらとんでもない状況で、しかも自分が一方的に責められるなら、誰でもパニックになるし、それにさらに超常現象のおまけ付けで、怖くないわけがない。

で、これはプロデューサー(「マトリックス」のジョエル・シルバーと「フォレスト・ガンプ」のロバート・ゼメキスが顔を揃えている)のせいかもしれませんが(監督はフランス人)、実は事件の原因は、私としては結構ありきたりと思いますし、ペネロペの役目が中途半端になってしまってるんですよ。話しがまとまっていない・・本当はもっともっと怖く出来たと思います。

ハルとペネロペは素顔でも美人♪なお監督は「アメリ」でアメリに恋される男の子をやってました。