映画時々お酒

心と体に栄養を♪

フリーダ

2004-10-12 01:14:00 | 映画
メキシコの実在の女流画家、フリーダ・カーロの生涯を描く。彼女の映画が作りたいと暖め続けていたサルマ・ハエックが、製作にも参加し、渾身の演技でアカデミー主演女優賞にノミネート。

学生の頃の事故が原因で、体に後遺症が残るフリーダだが、その奔放な性格と力強さで、絵の才能を開花させていく。彼女の絵は、そのまま彼女の厳しい人生を表していた・・

サルマ=フリーダの力強さ、衣装や背景の鮮やかな色彩、強烈な個性を持つ登場人物、素晴らしい彼女の絵の数々(そのときの状況がそのまま絵になっているというのがわかる演出)も見られ、本当は悲しい人生かもしれないのを、力強さを全面的に出しています。
夫役のアルフレッド・モリーナ(「スパイダーマン2」のドクター・オクトパス)は、外見ともどもなりきり。助演男優賞あげても良かったと思います。