3月初旬の千葉ジェッツと広島の戦い。
守護霊は、その人を成長させるために、試練を与えるけれど・・・
負傷した寺嶋選手が、リハビリをしていて「大きくなって帰ってくる」みたいな記事を読んだけれど、やっぱりこの人には、悔しい顔よりも笑顔が似合う。
そして、試合に出れないからこそ、他の色々な面にも目を向けて欲しいと、勝手に思ってしまう。
寺嶋選手がケガをして立ち直っていく姿をみて、同じようにケガをしたり病気の人が励まされたり。客寄せパンダと言われようが、病院に慰問したら喜んでくれる人は沢山いる。
また、寺嶋選手が観客席に座ってバスケットの試合を見ることで、ファンが何を望んでいるのか、何をしたらファンが増えるのか、そういったことを考えてみるのも、今後の広島ドラゴンフライズにとって、価値あるものになると思う。
そして千葉ジェッツの富樫選手。
最初思ったのは、これから先 パリ五輪もあるし強豪と試合をしていかないといけないので、メンタル面でもっと強くなるようにと、守護霊から試練を与えられたような気がしたけれど・・・
二上 耀選手、ディー・ジェイ・ステフェンズ選手・クリストファー・スミス選手と、負傷者が続いている千葉ジェッツ。
ジョン・ムーニー選手は腕の負傷で、軸が狂わないだろうか・・・
けが人がいる中で、活躍し始めている若手選手達。
アルパルク東京戦での、テーブス海選手に対する内尾選手のディフェンス。
ユニフォームみたいに肌にくっついて離れない。
ポイントガードの動きを封じて、相手のペースにのせない姿をみていると、テーブス海選手との相性がいいことを感じてしまう。
ベテランの選手が怪我をしても、若手が少しづつ育ってきていることを実感する。
だけど宇都宮との戦いで感じた違和感。
宇都宮は超スピードで、攻撃を仕掛けてくる。
早い攻撃で、千葉ジェッツの選手達がついていくのは疲れるだろうなと、見ている私も感じる。
スピードにスピードで対抗しても疲れるだけだし、攻撃パターンを読まれているようで
点差がひらいていく。
ポイントガードの動きを抑えないとと思いつつ、3クォーターでは宇都宮の超スピード攻撃をかわして、流れを変えていったけれど、暫く経つとまた点差が開き始めて、負けを確信したのか4クォーターで、若手選手を投入してきた千葉ジェッツ。
どんな状況でも経験の為に、若手選手を投入したのかもしれないけれど。
最後の数秒、ビーリーグのルールなのか知らないが、残りの数秒で無駄に怪我をさせない為なのか、
ベンチを2回みた小川選手。
数秒を残して、試合するのをやめてしまった小川選手。
結果、23点差で宇都宮の勝利。
・・・
ちゃんと見てなかったけれど、宇都宮の佐々 宜央コーチが
「バスケットの神様・・・」と発言していたような気がする。
バスケの神様は、最後まで諦めない人に、勝利の微笑みを向けると、私は思っている。
「絶対に勝つ」という気持ちを持ち続けたのは、今回宇都宮だった。
気持ちの上で負けていたのは、千葉ジェッツだった。