日本ではアメリカと違って街中にリングなどそうは見かけない・・・
バスケがしたい高校生にとってはもし学校でできなければやりたくてもやれないのが現状だ
部活禁止処分を受けた福田は飢えていた
バスケットへの飢え
ネットを通る音への飢え
床のコートへの飢え
試合への飢え
スラムダンク 井上雄彦
近所の公園で見つけたバスケットゴール。
夕方は子供たちが遊んでいるのでいつも使えない。
病院に行った帰り、誰もいなかったのでシュートの練習。
最初はエアボール。
何回も練習していると初めて入った。
でも喜びも束の間、そこは魔のバスケットゴールだった。
バスケット初心者の私には、そこがジュニア用だとは頭になかった。
私の持っているボールサイズが大きかったのか、ネットに引っ掛かって落ちなくなってしまった。
ジャンプするとボールには手が届くけれど、リングから出すことが出来ない。
運動不足の私にはジャンプ力が足りない。
周りには棒のようなものもない。
ボールは一つだけ。
2.3分考えて、持っている水筒を手にもってジャンプしてみる。
見事ボール救出に成功。
今度は横にある大人用のバスケットゴールで練習再開。
慣れてきたらバックボードやリングにあたるようになってきた。
でもシュートが入らない。
10分の1以下の確率でしかシュートが入らない。
全身からあふれ出てくる汗は気にせず、今という瞬間に集中する。
今度いつこの時間がくるかわからないから。
緊急事態宣言の為に、体育館のトレーニングルームも体育館も使えない。
学生や社会人、スポーツをやりたい人はかなり飢えているかもしれない。
試合もやりたいだろうし。
私は運動不足解消の為だから、体育館や公園のリングが使えないなら、田んぼの中にあるアスファルトの道路の上でドリブル練習しても構わない。
ボールの跳ね上がる力が弱いので、逆に手首や腕を動かすことになって筋肉がつきそう。
来年はみんなが規制されることなく、スポーツができる環境になっている。