たかじんのそこまで言って委員会 ―革命―

この番組をみていると、たまにとても意外なゲストが出てきて驚かされる。
元自衛官で前幕僚長の田母神さんがゲストで出てきた時も、よく話題の人物を出演させたと思ったものだ。
「論文」の内容は見ていないからわからないけど、話を聞いているとユーモアのセンスがある面白い人だった。

今回は番組の内容が「革命」ということもあり、ゲストが重信○○さんで人物紹介をされて、凄く驚いてしまった。
なぜなら彼女のお母さんは元日本赤軍リーダーの重信房子さんだったから。
彼女は重信房子さんとパレスチナ人との間に生まれてきた人。
母親と父親の経歴からみると、彼女が過酷な人生を生きてきたことが想像できる。
でも彼女の話を聞いていると、とても知的で常識的な考え方を持っているのではないかと感じてしまった。

番組中　三宅先生が彼女に向って、責めるような発言をしたけど、この人は当時生まれていないし、
日本赤軍の活動をしたわけではないので、この人に怒りをぶつけるのはおかしいと思う。

日本赤軍が起こした「あさま山荘事件」は佐々氏の「突入せよ！あさま山荘事件」の映画で見て、少し知っているぐらい。
映画の中では警察側の立場からしか描かれていないので、犯人側が山荘の中で何を思い、どういった行動をしていたのかまでは解らなかった。
テロリストは自分達が正義で、自分達の行動が正しいと思って活動しているのかもしれないが、何の罪もない人を殺してまで活動するのが私には理解できない。

重信○○さんは本を出していて、メディアにも出演したけど、色々な人達から中傷されないように願う。
韓国のネット社会みたいに人を中傷して、自殺にまで追いやるのはおかしいと思っているので。